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「富士山の世界遺産登録に関する全国意識調査」を発表

PR TIMES / 2013年2月21日 15時26分

「世界遺産にふさわしいと思う候補地」は、「富士山」が圧倒的1位!!

“富士山エリアを完全ガイドするウェブサイト”「フジヤマNAVI」〔運営:富士急行株式会社(本社:山梨県富士吉田市、社長:堀内光一郎)〕では、2月23日の富士山の日を前に「富士山の世界遺産登録に関する全国意識調査」を行いました。

富士山については、いよいよ今年の夏(6月頃)にも「世界遺産」に登録されるかどうかが発表される予定です。そのXデーに向け、地元はもちろんのこと、日本全体での盛り上がりを期待したいところですが、その関心度合は地域によってまだ差がありそうです。そこで今回、全国8エリアごとに富士山の世界遺産登録に向けた興味・関心を比較調査。本調査を発表することで、人々が世界遺産登録について、より関心を持つキッカケ作りをしたいと考えています。
本調査の結果、次のようなエリアごとの特徴や、世界遺産登録への意識の差などが明らかになりました。
 ※本調査結果をご掲載いただけます場合は、「フジヤマNAVIの調査である」旨を表記いただければ幸いです。

-調査結果トピックス-
■ 「今年登録されるかも知れない」ことの認知率は関東エリアが最も高く58.5%に達する。
一番低い九州・沖縄エリアはわずか34.0%となり、認知率には20ポイント以上の開き。
■ 「世界遺産登録にふさわしいと思う日本の候補地」は「富士山」が1位で、全国平均54.7%の支持を集める。
■ 富士山の世界遺産登録を「支持する」は、一番高い中部エリアで88%。一番低い東北エリアでも75%。
■ 世界遺産登録されたら「富士山の環境問題を気にしそう」が最も多く全国で34.8%、
登録後の行動は、中国エリアの人が最も活発化!?

調査概要

◆調査名: 「富士山の世界遺産登録に関する全国意識調査」
◆調査期間: 2013年2月8日(金)~2月12日(火)
◆調査対象者: 全国の20代~60代の男女、1,600人
◆割付方法: 北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州沖縄 各200 人
◆調査方法: インターネット調査  ◆調査機関: オリコン・モニターリサーチ
各エリア分類
1.北海道
2.東北(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
3.関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
4.中部(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)
5.近畿(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
6.中国(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
7.四国(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
8.九州・沖縄(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)


■ 今年登録されるかも知れないことの認知率は関東エリアが最も高く58.5%に達する。

一番低い九州・沖縄エリアはわずか34.0%となり、認知率には20ポイント以上の開き。

“富士山の世界遺産登録が今年実現するかも知れない”ことについて知っているか尋ねたところ、関東エリアでの認知率が最も高く「知っていた」19.0%、「なんとなく知っていた」39.5%で、合わせると58.5%でした。次いで高いのは中部エリアで「知っていた」22.0%、「なんとなく知っていた」34.5%で、合計56.5%の認知率になっています。一方、地理的に遠いエリアでは認知率が低い傾向があり、北海道では「知っていた」12.0%、「なんとなく知っていた」25.0%で合わせて37.0%に留まり、九州・沖縄エリアにいたっては、「知っていた」9.5%、「何となく知っていた」24.5%と合計34.0%しか認知していませんでした。


■世界遺産登録にふさわしい日本の候補地は「富士山」が1位で、全国平均54.7%の支持を集める。

現在、「世界遺産暫定リスト」に掲載されている日本国内13件の中で、世界遺産登録にふさわしいと思う候補地を3つ選んでもらったところ、全国エリアで「富士山」を挙げた人が54.7%を占め、1位になりました。特に多かったのがお膝下である中部エリアで64.0%を占めます。次に多かったのが四国エリアで、こちらも59.5%を占めました。最も富士山を選んだ人が少なかったのは北海道、および東北エリアですが、それぞれ48.0%と、他の候補地とは大きな開きがありました。
それぞれ選んだ理由を自由回答で尋ねると、富士山以外の候補地では「地元だから」「身近だから」という回答が多い一方で、富士山に関しては「日本一の山だから」「日本を代表する山だから」という回答が多く挙がりました。居住地域に影響しない“日本の象徴”としてのポジションが高い支持率の背景にあることが伺えます。


■富士山の世界遺産登録を「支持する」は、一番高い中部エリアで88%。一番低い東北エリアでも75%。

富士山の世界遺産登録を支持するかについて聞いてみたところ、中部エリアでは「支持する」が49.5%と積極的に支持する人がほぼ半数を占め、「どちらかというと支持する」の38.5%も合わせると、実に88.0%が支持しているという結果になりました。一方、支持率が最も低かったのは東北エリアですが、それでも「支持する」と積極的な支持を示した人が34.0%に達し、「どちらかというと支持する」の41.0%を合わせると75.0%が支持しています。支持する理由を全国でみると、「世界に誇れるものが増えるから」が44.3%と最も多く、ついで「日本の象徴が登録されていなかったこと自体がおかしい」が38.8%で続きます。一方、世界遺産登録へ向けたムードについては盛り上がりが足りないようです。「あまり盛り上がっていない」45.9%、「まったく盛り上がっていない」37.3%と、合わせて83.2%が盛り上がりに欠けていると認識しており、Q3で明らかになった世界遺産登録の高い支持率が、ムードの盛り上がりに直結していない様子が伺え、今後は更なる機運の高まりが求められそうです。


■世界遺産登録されたら「富士山の環境問題を気にしそう」が最も多く全国で34.8%、
登録後の行動は、中国の人が最も活発化!?

では、富士山の世界遺産登録が実現したときに、人々にはどのような影響があるでしょうか。聞いてみたところ、最も多かったのが「富士山の環境問題を気にしそう」で、34.8%の人が挙げています。続いて、「富士山方面へ旅行に行きたくなりそう」(28.8%)、「富士山について興味・関心が高まりそう」(27.8%)が挙げられました。特に、中国エリアでは上記3項目が他エリアに比べて突出して高く、世界遺産登録が行動に与える影響が大きいエリアであることが分かりました。


今回、報道していただいた情報を見て、より詳しく知りたいと思った一般の方々に向けて、「フジヤマNAVI」内には“富士山世界文化遺産へ向けた活動を解説したページ”や“調査の詳細を掲載したページ”をご用意しております。
http://www.fujiyama-navi.jp/fujisan/ (富士山世界文化遺産紹介ページ)
http://www.fujiyama-navi.jp/report/heritage130221 (調査結果)
※本日2月21日よりご覧いただくことができます。

「フジヤマNAVI」では今後も、“富士山が2013年夏の世界文化遺産登録を目指していること”をより多くの人に知ってもらうことで、登録された時の喜びをより大きなものとし、その喜びで日本を元気することを目指した活動を行ってきます。

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