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ノンフィクション作家として初めての「全集」電子化決定! 「電子版・本田靖春全作品集」28冊が一挙に配信開始

PR TIMES / 2013年4月19日 14時58分



『不当逮捕』『誘拐』『疵』『私戦』・・ノンフィクションの名作を数多く残して2004年に亡くなったノンフィクション作家の本田靖春さんの「28作品」が、この度、まとめて電子化されます。

これまで、いくつかの電子版の全集は出ていますが、ノンフィクション作家のものとしては、この「作品集」が初めて。「解説」は、ノンフィクション作家の後藤正治さんにお願いしました。

そのなかで、本田さんについて、「男気――という言葉があるが、この言葉を引き受けるに足る人であった。あるいは『侠気』と書き表すべきか。それを養ったものは、生来の気質であり、記者として作家として縦横に生きた戦後の歳月であろう。人としての器量が、いまも光沢を保つ全著作を生み出した源であったように思えるのである」と、評しています。

本田さんの作品の多くはすでに絶版となっており、電子化によって蘇るという形です。配信は4月19日からで、「作品集」に収められているのは以下の28作品となります。


『現代家系論』『日本ネオ官僚論』『日本ネオ官僚論〈続〉』『私のなかの朝鮮人』『ニューヨークの日本人』『世界点点 裸の国トンガ』『体験的新聞紙学』『サンパウロからアマゾンへ』『オリエント急行の旅』『誘拐』『私戦』『K2に憑かれた男たち』『村が消えた』 『栄光の叛逆者 小西政継の軌跡』『ドキュメント脱出 4600キロ・イランからの決死行』『新・ニューヨークの日本人』『不当逮捕』 『新聞記者の詩』『疵 花形敬とその時代』『ロサンゼルスの日本人』『警察回り』『いまの世の中どうなってるの〈社会時評集〉』 『戦後 美空ひばりとその時代』『私たちのオモニ』『評伝 今西錦司』『時代を視る眼』『我、拗ね者として生涯を閉ず』『戦後の巨星 二十四の物語』(出版順)

本田靖春(ほんだ・やすはる)
1933年、旧朝鮮・京城生まれ。早稲田大学政治経済学部新聞学科を卒業後、55年に読売新聞社入社。社会部記者、ニューヨーク特派員などとして活躍。とくに精力を傾けた「『黄色い血』追放キャンペーン」では、日本の献血制度確立に多大な貢献を果たす。71年に退社し、フリーのノンフィクション作家となる。84年には、先輩記者・立松和博氏が検察内部の権力闘争に巻き込まれて逮捕され、新聞社が弱体化し変質してゆく姿を描いた『不当逮捕』で、講談社ノンフィクション賞を受賞する。主な作品に『誘拐』『私戦』『村が消えた』『疵 花形敬とその時代』『我、拗ね者として生涯を閉ず』など。2004年12月、多臓器不全のため死亡。享年71


*この作品に対する問い合わせは、講談社『学芸図書出版部』吉田仁までお願いします。
                                                               電話03・5395・3522

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