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二度目の緊急事態宣言下を含む2021年1月~3月のサイバー攻撃検知レポートを発表~出社率の高まりとともに減少、一方で攻撃の多様化に引き続き注意~

PR TIMES / 2021年4月12日 17時45分

株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:小池 敏弘、以下「当社」)は、二度目の緊急事態宣言下を含む2021年1月から2021年3月末までを対象としたサイバー攻撃検知レポートを発表いたします。なお、本データは当社が提供する、Webサイトへのサイバー攻撃を可視化・遮断するクラウド型WAFの「攻撃遮断くん」、AWS WAF・Azure WAFの自動運用サービス「WafCharm(ワフチャーム)」で観測した攻撃ログを集約し、分析・算出しています。



■調査概要
・調査対象期間:2021年1月1日~3月31日
・調査対象 :「攻撃遮断くん」、「WafCharm」をご利用中のユーザーアカウント
・調査方法 :「攻撃遮断くん」、「WafCharm」で観測した攻撃ログの分析

■2021年1月から3月にかけてのサイバー攻撃検知状況

[画像1: https://prtimes.jp/i/9107/226/resize/d9107-226-961379-2.png ]

2021年1月の1sid(sid=Security Identifier:ネットワークのユーザアカウントやグループなどを一意に識別するセキュリティ識別子)あたりの攻撃は22,215件/月、同様に2月は16,654件/月、また3月は20,814件/月の攻撃を検知しました。3ヶ月間における平均攻撃検知数は19,894件と、前年同期と比較しておよそ2割程度減少し、2020年から2021年にかけて攻撃が減少傾向にあることがわかりました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/9107/226/resize/d9107-226-758163-4.png ]

中でも2021年1月7日から3月21日にかけて発出された二度目の緊急事態宣言下では、1sidあたり647件/日の攻撃を検知。これは、2020年4月7日から5月25日にかけて発出された一度目の緊急事態宣言時と比較するとおよそ3割程度減少しました。
一度目の緊急事態宣言発出時は2019年の1年間のサイバー攻撃の平均検知数よりも約25%多い攻撃数を検知しており、企業の急な業務体制変化の機を狙ったサイバー攻撃が一時的に急増した可能性があります。一方で二度目の緊急事態宣言下では、一度目と比較して全国の企業における社員の出社率が高まっており※1、オフィスの人員が増加したことや企業の業務体制の盤石化などの要因により、攻撃数は比較的に低い水準に留まったと考えられます。

■サイバーセキュリティクラウド 代表取締役 CTO 渡辺洋司のコメント
2020年のコロナ禍で増加したサイバー攻撃は現在減少傾向にあるものの、昨年からテレワークツールの普及によるVPN経由の侵入リスクの拡大や、EmotetやRagnar Lockerなどのマルウェアを使ったサイバー攻撃による事案が目立つようになり、攻撃方法は年々高度かつ多様化しています。そうした攻撃への対応が急務になる中、今後国内企業のデジタル化が加速することも見込まれサイバーセキュリティ対策は一層重要な経営課題になっています。
その一方、当社が実施した調査では経営層のWebセキュリティへの理解不足も浮き彫りになっています。こうした状況下でニューノーマルな働き方やデジタル化を推進する企業をはじめ、改めて自社のWebセキュリティ体制や自社サーバの脆弱性管理の状況を見直すことも必要です。

【クラウド型WAF「攻撃遮断くん」について】
https://www.shadan-kun.com/
[画像3: https://prtimes.jp/i/9107/226/resize/d9107-226-551344-1.png ]

クラウド型WAF「攻撃遮断くん」は、Webサイト・Webサーバへのサイバー攻撃を可視化・遮断するWebセキュリティサービスです。ディープラーニング(深層学習)を用いた攻撃検知AIエンジン「Cyneural」を活用し、一般的な攻撃の検知はもちろん、未知の攻撃の発見、誤検知の発見を高速に行うとともに、世界有数の脅威インテリジェンスチーム「Cyhorus」により、最新の脅威にもいち早く対応します。導入社数・サイト数で国内1位※2を獲得し、企業規模を問わずご利用いただいています。

【「WafCharm(ワフチャーム)」について】
https://www.wafcharm.com/
[画像4: https://prtimes.jp/i/9107/226/resize/d9107-226-182338-0.png ]

「WafCharm」は導入ユーザ数で国内No.1※3の、パブリッククラウドで提供されている WAFを“AI”と“ビックデータ”によって自動運用することが可能なサービスです。AWSとMicrosoft Azureの2大プラットフォームに提供しております。
機械学習を用いて最適なWAFルールを自動運用するAIエンジン「WRAO(ラオ)※4」(特許番号:特許第6375047号)を搭載しており、累計導入サイト数・導入社数国内No.1※2の実績を持つクラウド型WAF「攻撃遮断くん」で培った累計1.7兆件以上のビックデータを活用し、お客様毎に最適なルールを自動で適用します。サイバー脅威情報監視チーム「Cyhorus」により最新の脅威にもいち早く対応します。また、国内有数のシグネチャカスタマイズのノウハウをもった、開発エンジニアによるサポート※5も合わせて提供しています。

【株式会社サイバーセキュリティクラウドについて】
会社名:株式会社サイバーセキュリティクラウド
所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim3階
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 小池 敏弘
設立 :2010年8月
URL :https://www.cscloud.co.jp/
「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」という理念を掲げ、サイバーセキュリティクラウドでは、世界有数のサイバー脅威インテリジェンスとAI技術を活用した、Webアプリケーションのセキュリティサービスを全世界に向けてサブスクリプションで提供しています。また、クラウド市場世界シェア47.8%※6を持つAWSにおいて、世界で7社目となるAWS WAFマネージドルールセラーにも認定されております。
これからも私たちは、リーディングカンパニーとして、世界中の人々が安心安全に利用できるサイバー空間を創造するためのサービス開発を行い、情報革命の推進に貢献してまいります。

※1 出典:カオナビ「リモートワーク実態調査」
※2 出典:「クラウド型WAFサービス」に関する市場調査(2019年5月~2019年6月 調査)<ESP総研 調べ>
※3 出典:日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2020年7月期_実績調査
※4 AWS WAF classicのみに対応
※5 一部プランのみ対象となります
※6 出典:Gartner(August 2020)・・・Worldwide Iaas Public Cloud Services Market Share, 2018-2019

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