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新刊案内「創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場」 監修:古江 美保(楠田)先生((株)ニコン)、関野 祐子先生(東京大学) 発行:(株)シーエムシー・リサーチ

PR TIMES / 2018年5月31日 10時1分

Call based technologies for drug discovery:2018 Trends and markets

バイオやライフサイエンスを含む先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、http://cmcre.com/)では、バイオテクノロジーや材料関連書籍を多数発行しております。このたび、古江 美保(楠田)先生と((株)ニコン)、関野 祐子先生(東京大学)にご監修いただき、「創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場」を2018年5月18日に発行いたしました。
書籍の定価は、冊子版が90,000円+消費税、CD付属版が100,000円+消費税となっており、ご購入受付中です。なお、弊社メルマガにご登録いただくと10%引きとなる割引もございます。
書籍目次の詳細や販売については、以下の弊社サイトをご覧ください。
 http://cmcre.com/archives/33932/





当該書籍では、細胞利用技術開発がめざすものとして創薬への利用に注目し、その技術開発と市場の現状をまとめています。書籍の企画を監修の古江先生に最初にご相談した際に、「創薬」の観点に絞るべきであるとのご提案をいただきました。また、アカデミアの開発中の技術ではなく、実際にすぐに利用できるマテリアルや技術を集めて情報提供すべきとのご提案を受けました。当該書籍が、分野内外の読者のみなさまにとって、新規のビジネスや新しい研究を発想し、さらなる細胞培養を用いた産業の発展につながることを祈念しております。
                                    株式会社シーエムシー・リサーチ
◎刊行にあたって
古江美保(楠田)先生の「はじめに」より抜粋
第I編第1章1の通り近年、ますます培養細胞を用いたin vitro試験法の開発や標準化が進められている。第I編第3章2にあるように、様々な無血清培地が市販され、第I編第1章2~7にあるように様々な細胞種が提供され、多くの研究者が利用できるようになってきた。簡単に誰もが培養できるようになった一方で、その取扱や管理が重要な課題となってきている。特に、第I編第1章6~7にあるようにiPS細胞技術により、心筋細胞、血管内皮細胞、骨格筋芽細胞、肝細胞、神経細胞など様々な細胞種に分化した細胞が市販され、また、疾患モデル細胞の作製が可能となり、第I編第2章にあるように新しいデバイスの開発や、新規スクリーニング法、新規評価法が提案されつつある。また、第I編第4章にあるように、コンピューターの機能の発達に伴い画像解析技術が発達し、蛍光画像や位相差画像による細胞評価法が確立されつつある。さらに、基礎研究だけでなく、第II編にあるように薬効評価や毒性評価などに細胞を使用するためには、再現性、確実性、信憑性、応用性を担保する必要がある。

■ 書 名:創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
■ 発 刊:2018年4月12日
■ 定 価:本体(白黒) 90,000円 + 消費税
     本体 + CD(カラー)100,000円 + 消費税
     ★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判 並製 311頁
■ 著 者:古江 美保(楠田);(株)ニコン、関野 祐子;東京大学
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
 ISBN 978-4-904482-47-6

◇ 細胞利用技術開発がめざすものとして創薬への利用に注目!
◇ 各分野の専門家が分かりやすく解説!
◇ 実際にすぐ利用できるマテリアルや技術を広範囲に紹介!
◇ 海外動向、市場動向を詳述!

☆詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓
 http://cmcre.com/archives/33932/

[画像: https://prtimes.jp/i/12580/235/resize/d12580-235-553967-0.jpg ]


【執筆者一覧(執筆順)】
古江美保(楠田) (株)ニコンヘルスケア事業部 技術統括部 ステムセル事業開発部フェロー
小島肇夫 国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 安全予測評価部第二室室長
中村幸夫 (国研)理化学研究所バイオリソースセンター室長
小原有弘 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所
荒木徹朗 旭化成ファーマ(株) 医薬研究センター安全性・動態研究部
乙黒敬生 住商ファーマインターナショナル(株) 創薬支援部 ATCC事業グループ
上田忠佳 DSファーマバイオメディカル(株) 製品管理部副部長
小塚寛太 (株)ベリタスバイオサイエンス 本部技術グループ
亀井綾子 セルラー・ダイナミクス・インターナショナル・ジャパン(株)
細谷昌樹 セルラー・ダイナミクス・インターナショナル・ジャパン(株)
Zoe Nilsson Axol Bioscience Ltd.
太田 優 コスモ・バイオ(株)創薬・受託サービス部
小林英二 タカラバイオ(株)営業企画部
稲村 充 (株)リプロセルメディカル部マネージャー
本田 誠 (株)リプロセル営業マーケティング部
横山周史 (株)リプロセル代表取締役社長
山野範子 大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻 特任助教
大政健史 大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻 教授
杉浦慎治 産業技術総合研究所 創薬基盤研究部門 上級主任研究員
金森敏幸 産業技術総合研究所 創薬基盤研究部門 研究グループ長
片岡 健 岡山理科大学理学部 教授
清水亮啓 横浜国立大学大学院 工学府機能発現工学専攻 博士課程前期
景山達斗 神奈川県産業技術研究所(KISTEC)常勤研究員/横浜国立大学産官学連携研究員
福田淳二 横浜国立大学大学院工学研究院 機能の創生部門 教授/神奈川県産業技術研究所(KISTEC)研究準備室長
土肥浩太郎 東京大学生産技術研究所 研究実習生
木村啓志 東海大学工学部機械工学科 准教授
南学正臣 東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 教授
藤井輝夫 東京大学生産技術研究所 教授
亀井謙一郎 京都大学高等研究院 物質−細胞統合システム拠点 准教授
本田真也 産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 副研究部門長
一條 宏 (株)細胞科学研究所 開発部技術開発課 研究員
對比地久義 コージンバイオ(株) 組織培養研究部
新井華子 富士フイルム和光純薬(株) 試薬化成品事業部 ライフサイエンス開発本部 ライフサイエンス研究所 主任
上村光宏 富士フイルム和光純薬(株) 試薬化成品事業部 ライフサイエンス開発本部培養試薬開発部主任
藁科雅岐 富士フイルム和光純薬(株) 試薬化成品事業部 ライフサイエンス開発本部ライフサイエンス研究所 主任研究員
河合美都 (株)ベリタスバイオサイエンス 本部技術グループ
栢原孝志 味の素(株) バイオファイン研究所 マテリアル&テクノロジーソリューション研究所 細胞培養培地グループ長
千葉 明 味の素(株) アミノ酸部培地グループ 再生医療用培地チーム長
小野塚新 (株)アイエスジャパン 担当シニアマネージャー
村上裕太 富士フイルム(株) R&D統括本部再生医療研究所 研究員
須賀大史 (株)セルシード事業開発部
吉岡 浩 メビオール(株) 代表取締役副社長
清田泰次郎 (株)ニコンステムセル事業開発部部長
中沢太郎 GEヘルスケア・ジャパン(株) シニアリサーチスペシャリスト
鶴丸優介 サーモフィッシャーサイエンティフィックライフサイエンス ソリューションズライフテクノロジーズジャパン(株) バイオサイエンス事業本部 テクニカルスペシャリスト
塩田 良 (株)パーキンエルマージャパン ディスカバリー・アナリティカル・ソリューション事業部 シニアアプリケーションスペシャリスト
鈴木真帆海 横河電機(株) ライフイノベーション事業本部 アプリケーションスペシャリスト
中西 淳 武田薬品工業(株) 再生医療ユニットリサーチマネジャー
仁木剛史 京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 特定研究員
井上治久 京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 教授/国立研究開発法人理化学研究所バイオリソースセンター iPS創薬基盤開発チーム チームリーダー/国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター iPS細胞連携医学的リスク回避チーム客員主管研究員
関野祐子 東京大学大学院薬学系研究科 ヒト細胞創薬学寄付講座 特任教授
山下 潤 京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 教授
太田 章 京都大学iPS細胞研究所 特命教授
日野恭介 大日本住友製薬(株) 疾患iPS創薬ラボ主任研究員
池谷 真 京都大学iPS細胞研究所 准教授
石田誠一 国立医薬品食品衛生研究所薬理部
鈴木郁郎 東北工業大学大学院工学研究科 准教授
吉永貴志 エーザイ(株) メディスン開発センター グローバルCV評価研究部 部長
岡井佳子 武田薬品工業(株) 薬剤安全性研究所 主任研究員
斎藤幸一 住友化学(株) 先端材料開発研究所 テーマリーダー、上席研究員
仙石慎太郎 東京工業大学環境・社会理工学院 准教授
小野寺玲子 東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科 博士後期課程
諌田泰成 国立医薬品食品衛生研究所薬理部 部長
立花浩司 (株)シーエムシー・リサーチ リサーチャー


【目次概要】
第I編 技術動向(基礎編)
第1章 利用できる細胞の種類、細胞ソース
1. in vitro実験の重要性と培養細胞の選択方法(小島肇夫)

2. 創薬研究のための疾患特異的 i PS細胞(中村幸夫)

3. 創薬研究のための培養細胞株とヒト組織バンク(小原有弘)

4. 創薬研究のためのヒト組織由来細胞の利用(荒木徹朗)

5. ヒト組織バンクヒト組織由来細胞とその利用方法
(1)世界最大の生物資源バンクATCCと最近のヒト組織由来細胞の動向(乙黒敬生)
(2)ヒト組織由来細胞の需要トレンドと配慮すべき点(上田忠佳)
(3)ヒト細胞の創薬研究への利用について(小塚寛太)

6. ヒトiPS細胞由来製品
(1)CDIの分化細胞製品iCell(R)、MyCell(R)について(亀井綾子、細谷昌樹)
(2)Axol Bioscience社 iPS細胞由来神経細胞(Zoe Nilsson、太田優)
(3)タカラバイオが販売するヒトiPS細胞由来製品について(小林英二)

7. 疾患 iPS細胞樹立サービス(稲村充、本田誠、横山周史)

第2章 細胞利用の基盤技術
1. 創薬分野への応用のためのセルエンジニアリング(山野範子、大政健史)

2. Microphysiological systemsの創薬産業利用に向けた取り組み(杉浦慎治,金森敏幸)

3. 細胞培養基盤技術の基本(片岡健)

4. 創薬研究のための球状組織培養デバイス(清水亮啓、景山逹斗、福田淳二)

5. 蛋白尿治療薬研究におけるpodocyte培養技術の展望と課題(土肥浩太郎、木村啓志、南学正臣、藤井輝夫)

6. 創薬スクリーニングを目指した細胞デバイスの開発(亀井謙一郎)

7. 細胞および細胞生産物の分離精製技術(本田真也)

第3章 創薬研究のための培地と細胞外マトリクス
1. 創薬研究のための細胞培養用培地(総論)(古江美保(楠田))

2. 創薬研究のための細胞培養用培地(各論)
(1)抗体・ワクチン・組換えタンパク質生産用無血清培養液(一條宏)
(2)正常ヒト細胞と培地について(正常ヒト表皮角化細胞と正常ヒト血管内皮細胞を中心に)(對比地久義)
(3)富士フイルム和光純薬株式会社の細胞培養関連製品(新井華子、上村光宏、藁科雅岐)
(4)STEMCELL Technologies社培地と創薬への利用(河合美都)
(5)フィーダー・フリー培養用iPS/ES細胞用培地StemFit(R)の開発(栢原孝志、千葉明)
(6)がん幹細胞用無血清培地(小野塚新)

3. 細胞外マトリクス
(1)iPS細胞の増殖・未分化維持培養のための足場材開発と創薬支援研究への応用(村上裕太)
(2)温度応答性器材と細胞シートの創薬研究への利用(須賀大史)
(3)熱可逆性3次元培養担体「メビオールジェル(R)」(吉岡浩)

第4章 培養細胞の画像解析技術
1. 培養細胞を利用した薬効・毒性評価ライブセルイメージング技術(清田泰次郎)

2. イメージングサイトメトリーとその応用(中沢太郎)

3. 画像解析によるハイコンテントスクリーニング(鶴丸優介)

4. ハイコンテントアナリシスとその展望(塩田良)

5. ハイスループット細胞機能探索システムを用いた生細胞の解析例(鈴木真帆海)

第II編 創薬・新薬への応用

第1章 創薬・新薬への応用(病態解明への応用)
1. 製薬企業における創薬研究での培養細胞の役割と病態モデル(中西淳)

2. ALSモデルの構築と化合物スクリーニング(仁木剛史、井上治久)

3. 培養神経細胞を用いたシナプス機能のイムノサイトケミカルアッセイ(関野祐子)

4. 多能性幹細胞由来心筋細胞の構築と創薬研究(山下潤)

5. iPS細胞を用いた創薬スクリーニングシステムの構築(太田章)

6. 患者特異的iPS細胞由来間葉系細胞を用いた創薬スクリーニング(日野恭介、池谷真)

第2章 薬剤安全性評価への応用
1. 薬剤安全性評価法の開発に向けて(小島肇夫)

2. ヒトiPS細胞由来肝細胞を用いた薬剤毒性評価技術の構築(石田誠一)

3. ヒトiPS細胞由来神経細胞の機能評価と創薬応用(鈴木郁郎)

4. 医薬品安全性評価におけるin silicoアプローチの可能性(吉永貴志)

5. ヒトiPS細胞由来心筋細胞の医薬品の安全性評価への応用可能性(岡井佳子)

6. 発生毒性の評価(斎藤幸一)


第III編 海外動向

第1章 海外の創薬研究ビジネス動向(仙石慎太郎、小野寺玲子)

第2章 ヒトiPS細胞技術を活用した医薬品の安全性評価(諫田泰成)

第IV編 市場動向(立花浩司)

☆詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓
http://cmcre.com/archives/33932/


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