クレディセゾンとナウキャスト、不動産業界向けデータ活用で協業し、商業施設のテナント選定支援サービスを提供開始
PR TIMES / 2022年8月9日 13時45分
~第一弾として、東急プラザのテナント選定を支援~
株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役(兼)社長執行役員 COO:水野克己、 以下「クレディセゾン」)と株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中仁士、 以下「ナウキャスト」)は、不動産業界向けのデータ活用において協業し、商業施設のテナント選定を支援する分析サービスの提供を開始しました。
第一弾として、東急不動産SCマネジメント株式会社(以下「東急不動産SCマネジメント」)が運営する商業施設「東急プラザ」のテナント選定を支援しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/12138/238/resize/d12138-238-07fba408b0c081229b63-0.png ]
■商業施設のテナント選定支援サービスについて
本サービスは、クレディセゾンのクレジットカードデータをもとに商業施設の来訪者の消費行動を分析し、その嗜好に合ったテナントをランキングリストとして提供するサービスです。クレジットカードデータによって、施設を訪れる生活者(以下、来訪者)の施設外での消費行動をより正確にとらえることができ、担当者の勘と経験に頼っていたテナント選定にデータドリブンな意思決定を取り入れ、選定にかかる時間を短縮できます。
なお、分析に用いるクレジットカードデータは、氏名、生年月日、カード番号など個人を特定できる情報は利用していません。カード利用情報などを含めて統計化したうえで、個人情報に復元できないように加工したものを利用しています。
■サービスの提供背景
不動産業界においてもデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが進んでいます。大規模商業施設における最適なテナント構成を検討する上では来訪者や商圏内の生活者の嗜好性を捉えることが非常に重要です。
位置情報データによって来訪者の動きの分析は可能になりましたが、訪れた店舗で実際にどのくらい消費したかを分析するには、クレジットカードデータの活用が重要な役割を果たします。また、クレジットカードデータはその施設における消費だけでなく施設外での消費行動もわかるため、来訪者の嗜好性をより正確に捉えるデータとして高い有効性を持っています。
そこで、約3,600万人(連結)の顧客基盤による膨大なクレジットカードデータを持つクレディセゾンと、POSデータ・位置情報データ・クレジットカードデータといったオルタナティブデータの分析・活用に強みを持つナウキャストは、クレジットカードデータの活用により来訪者の嗜好性という定性的な情報を定量的なデータとして捉えることで、商業施設の最適なテナント構成や魅力的な街づくりに活かしていただきたいと考え、本サービスの提供を開始しました。
両社は今後、様々な業種の事業会社を対象に、クレジットカードデータを用いたデータドリブンな意思決定の支援やデジタルマーケティングの提案に共同で取り組んでいきます。
■第一弾支援事例「東急プラザ」について
第一弾として、首都圏内で東急プラザなど複数の商業施設を運営する東急不動産SCマネジメント様の「東急プラザ」のテナント選定を支援いたしました。具体的には、「東急プラザ」の来訪者のクレジットカードデータを用いてロイヤルユーザーの嗜好性分析やペルソナ分析(注)を行い、来訪者の嗜好に合ったアパレルブランドを嗜好性のランキングリストとして提供することで、ターゲットとなりえるテナントの掘り起こしを行いました。
◯東急不動産SCマネジメント テナント選定ご担当者様のコメント
複数の商業施設を運営する当社では、テナント選定において「選定ノウハウの属人性が高く再現性が無い」「実績のあるテナントほど施設の独自性を出しづらい」という課題がありました。また、コロナ禍の影響を受けてデータドリブンな意思決定へのニーズが高まっていました。この度のクレディセゾンとナウキャストの支援によって、データを使った定量的な分析が可能になり、テナント選定の時間が短縮されたことで、テナント誘致の商談によりフォーカスすることができました。今後も本サービスを活用し、理想的なテナント構成を実現して、お客様の体験をより豊かなものにしたいと考えています。
◯課題解決のイメージ
[画像2: https://prtimes.jp/i/12138/238/resize/d12138-238-83d905c36aa6d646b759-1.png ]
◯分析ダッシュボード
分析ダッシュボードでは、予め設定された対象施設や業種、比較ターゲットなどを選択すると、嗜好性のランキングリストが即時に表示されます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/12138/238/resize/d12138-238-b4825418676d1125157b-2.png ]
※画面は開発中のものです。
注:ペルソナ分析
商品やサービスのターゲットとして、重要かつ典型的な架空のユーザー像を作り込むマーケティング分析手法。年齢、性別、家族構成、居住地、職業、ライフスタイル、商品やサービスに対する意識や行動、情報接触の傾向などを詳細に設定する。
【株式会社クレディセゾン】
[画像4: https://prtimes.jp/i/12138/238/resize/d12138-238-f383357b9dc4a35c30dd-3.png ]
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株式会社クレディセゾンは、1982年よりクレジットカードの発行を開始し、以降約40年間にわたり、経営理念である「サービス先端企業」として、カード業界の常識にとらわれないイノベーティブな発想で新たな商品・サービスを生み出し続け、約3,600万人(グループ含む)のクレジットカード会員を有しています。現在は、「Innovative」「Digital」「Global」を基本コンセプトに、リアルとデジタルを融合することでカスタマーサクセスの実現を目指す「総合生活サービスグループ」への進化を目指しています。
また、デジタルトランスフォーメーション戦略(CSDX戦略)を策定し、デジタル技術活用によるビジネス変革・転換を進め、サービスを通した新たな顧客体験の提供に取り組んでいます。
会社名:株式会社クレディセゾン
代表者:代表取締役(兼)社長執行役員 COO 水野克己
設立 :1951年5月1日
所在地:東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・52F
URL :https://corporate.saisoncard.co.jp/
(CSDX戦略について)https://corporate.saisoncard.co.jp/business/csdx/
【株式会社ナウキャスト】
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株式会社ナウキャストは、東京大学経済学研究科渡辺努研究室における「東大日次物価指数(現:日経CPINow)」プロジェクトを前身として2015年に設立された、オルタナティブデータのリーディングカンパニーです。次世代金融インフラの提供を通して組み込み型金融を実現するFinatextグループにおいて、ビッグデータ解析事業を担っています。POSデータやクレジットカードなどの決済データをはじめとする「オルタナティブデータ」を扱うサービスを幅広く展開するほか、ビッグデータ解析による消費者物価指数などの経済統計のリアルタイム化、企業の経営戦略の見える化を行い、国内外250社以上の金融機関、シンクタンク、政府、政府系金融機関、海外ヘッジファンド等の資産運用、経済調査業務を支援しています。
会社名:株式会社ナウキャスト
代表者:代表取締役CEO 辻中 仁士
設立 :2015年2月
所在地:東京都千代田区九段北3丁目2番11号 住友不動産九段北ビル 4階
URL :https://nowcast.co.jp/
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