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東日本大震災から10年。復興支援で誕生した気仙椿ドリームプロジェクトから、東北の女性起業家たちや陸前高田で生活する人々に未来を聞く。

PR TIMES / 2021年3月5日 12時45分

3月10日、12日、東北の今から未来を考えるオンラインイベント開催。プロジェクトから生まれた気仙椿ハンドクリームがつないだ東北の人々の生の声をお届けします。

ハリウッド化粧品(東京港区六本木)は、南三陸 陸前高田の特産品である気仙椿を活用した地産地消のための活動『気仙椿ドリームプロジェクト』に賛同し、化粧品研究開発の技術と経験を提供することで、「気仙椿ハンドクリーム」の商品化を実現しました。このプロジェクトは10年経った今も継続しており、その中で育まれた人々のつながりは今も広がっています。



[画像1: https://prtimes.jp/i/25648/247/resize/d25648-247-238966-0.png ]

LIVE: 2021年 3月10日(水)15:00~16:00・3月12日(金)14:30~15:30
主催:気仙椿ドリームプロジェクト
配信:https://www.facebook.com/KesenTsubakiDreamProject/
(気仙椿ドリームプロジェクトFacebookページにてLIVE配信予定)
ホスト:一般社団法人AWSEN 代表理事/気仙椿ドリームプロジェクト代表 渡邉 さやか
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3月10日(水)15:00~16:00
『東北の女性起業家たちのこれまでと今』~気仙椿アワード発表~
Women’s Eye 代表理事/石本 めぐみ
[画像2: https://prtimes.jp/i/25648/247/resize/d25648-247-804456-3.jpg ]

ハリウッド化粧品 マーケティング戦略室 室長/並田 ともみ
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石本さんは、震災後から被災地の女性支援にご尽力され、その後Women’s Eyeを設立し、被災3県を中心として女性支援を行っています。今回、「気仙椿アワード」として被災3県の女性起業家や活動家を支援するにあたっては、石本さんを中心としたWomen’s Eyeと協力しながら、選定・発表を行っています。イベントでは、この10年の東北の女性起業家たちの動きや感じていること、これからに向けての議論をしていく予定です。また、2021年の「気仙椿アワード」の発表も行います。
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3月12日(金)14:30~15:30
『陸前高田のこれまで、今。椿への想い』
Kamikirisalon ひみつきち 代表/伊藤 英
[画像4: https://prtimes.jp/i/25648/247/resize/d25648-247-409958-4.jpg ]

一般社団法人レッドカーペット・プロジェクト 理事/吉田 雪希
[画像5: https://prtimes.jp/i/25648/247/resize/d25648-247-657620-5.jpg ]

伊藤さんは、東日本大震災の津波でご自宅や最愛のお母様を亡くされながらも、現在は陸前高田で美容室を経営されています。一般社団法人レッドカーペット・プロジェクトの理事でもあり、石川製油所の石川夫妻からすると甥子さんにあたります。吉田さんは、陸前高田市出身で、現在岩手大学の学生である20歳。一般社団法人レッドカーペット・プロジェクトの理事として、未来に向けて若い世代を引っ張っていく存在と思っています。
イベントでは、陸前高田に住むお二人にこれまでの10年やこれからについてお話をお聞きする他、椿への想いなどについても語っていただく予定です。
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時間になりましたら、陸前高田の風景を思い浮かべながら、Facebookページをご覧ください
https://www.facebook.com/KesenTsubakiDreamProject/


【イベント開催にあたり~気仙椿ドリームプロジェクト~】


東日本大震災から、もうすぐ丸10年を迎えます。
2011年の震災後、私が会社を辞めて独立し、企画・開発に取り組んできた気仙椿化粧品シリーズは、ハリウッド化粧品との出会いがあり、商品化・販売することができ、現在も全国で販売を続けています。

実は、東日本大震災の被災地に足を運んだのは、震災が起きる約半年前に大切な人を突然亡くしたことが、大きな要因となっています。理由は違っても、大切な人を突然亡くすという経験や気持ちが被災地の方々に重なり、なにかお役にたてることはないかと、被災地を複数回縦断する中で、「椿」という存在に出会いました。

[画像7: https://prtimes.jp/i/25648/247/resize/d25648-247-344733-9.jpg ]


「震災の後も、椿は津波をかぶっても花を咲かせたんだよ」

そう話をしてくれたおばあさんの言葉が印象的でした。
「誇り」「理想の愛」「謙虚」という椿の花言葉は、東北の人たちの控えめで気高く、強い美しさを表していると思いました。この椿を多くの人に知ってもらいたい。椿を通じた化粧品を開発し、日本国内に世界に東日本大震災の経験だけでなく、そこから生み出されている新たな希望を伝えていたいという気持ちで、気仙椿ハンドクリームの開発に取り組みました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/25648/247/resize/d25648-247-321720-2.png ]

陸前高田で長年製油所を営んできた石川夫妻、障がい者授産施設の青松館、サンプルができてから試してくださった大船渡や南三陸商店街の方々。商品の開発・販売をご一緒して下さっているハリウッド化粧品を始めとして、商品開発にお知恵を貸してくださったEn女医会の皆さん、商品発表会に足を運んでくださった多くの方々。被災地でも、東京でも多くの方々の想いとご協力によって、気仙椿ハンドクリームが完成し、2012年12月より発売しました。その後、地元の高校生に商品開発に関わってもらった気仙椿リップクリームや、お客様からの要望もあって生み出された気仙椿ボディクリームを発売してきました。

2019年10月には、プロジェクトの第2フェーズという想いで、パッケージをリニューアルし、より日本や東北を感じて頂けるデザインや香りになっています。また、売上の一部を「東北被災3県の女性起業家を応援」に活用しています。それまでは、売上の一部寄付は、椿の植樹に少しずつ活用してきましたが、なかなか被災地域で土地活用が決まらず植樹する場所を確保することが難しかったことや、椿の植樹に関することは地元の方々と別法人をつくって活動していくことになったことから、売上の一部を東北被災3県の女性起業家を応援することに活用することにしました。(なお、私が関連する販売店からの売上の一部は、現在も椿の植樹にも活用されています)
2020年6月には、陸前高田在住の3人の理事に加えて私も理事となり、一般社団法人レッドカーペット・プロジェクトを設立しています。同年7月には陸前高田市と「椿を中心とした6次産業の推進に関する連携協力協定」を結び、市から約1万坪の土地を借りて、秋からはその場所に植樹を始めています。

[画像9: https://prtimes.jp/i/25648/247/resize/d25648-247-663133-10.jpg ]


現在、椿を市花とする岩手県陸前高田市・大船渡市では、30-40代の現地では若手と言われる事業者たちが、「椿」に関連した商品化を進めています。地元で食用油として使われるだけで、あまり注目されてこなかった椿が、約10年かけて、地域にとって非常に重要な存在になってきていることは、とても嬉しいことですし、素晴らしいことだと感じています。

雇用を生み出したいと大きなことを掲げて始めたプロジェクトですが、一番大切にしてきたのは、小さくても長く続けていくことでした。時間が経つ中で、復興のフェーズは変化してきていますが、その中でも販売を続けていくことで見えてくることや新たに生まれていくことがあると信じていましたし、実際にそうなっています。岩手出身でもないですし、何のご縁もなかった陸前高田という場所に関わらせていただく中で、最初は「商品なんてできない」と言われていた気仙椿化粧品が、地域の人たちにとって、小さな小さな希望や一歩踏み出すきっかけであったとしたら、本望です。10年経った今の私にできることは、気仙椿商品を全国で販売することを続けながら、地域に生まれている新たな動きを応援していくことかなと認識しています。

現在私は仙台に住み、2歳の息子と家族3人で暮らしています。夫も被災地で創業していることがきっかけとなり、2017年に入籍し、2018年に子どもを授かりました。東日本大震災は多くを奪っていきましたが、そこから新たな動きや関係性や、新たな生命が生み出されてきています。気仙椿商品を手にとってくださった方々が、ふとしたきっかけで背景にあるストーリーを知り、その方の心が暖かくなったり、何かを始める勇気をもってもらったりしてもらえたらと、静かに願っています。

2021年3月
気仙椿ドリーム・プロジェクト渡邉 さやか
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【オンライン登壇者プロフィール】
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3月10日(水)15:00~16:00
『東北の女性起業家たちのこれまでと今』~気仙椿アワード発表~

Women’s Eye 代表理事/石本 めぐみ
外資系金融会社で10年間の役員秘書を経て、2011年4月に災害ボランティアとして石巻市へ、5月からRQ市民災害救援センター東北本部・女性支援チームリーダーとして南三陸町、登米市を拠点に避難所や仮設住宅等の支援に携わる。2011年6月、女性支援団体(RQ被災地女性支援センター設立、2013年に特定非営利活動法人ウィメンズアイとして法人化)を設立し、被災地の女性が直面する課題に地元女性と取り組む。

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3月12日(金)14:30~15:30
『陸前高田のこれまで、今。椿への想い』

Kamikirisalon ひみつきち 代表/伊藤 英
KAMIKIRISALON ひみつきち 代表。岩手県陸前高田市出身。2011年3月11日被災者となり、翌2012年3月一般社団法人SAVE TAKATAに入職。バンザイ・ファクトリー高田工場の水質改善や陸前高田の物産品を首都圏で販売する活動を行う。古民家リノベーションや地元学校での教育支援講義等も実施。2015年東京に修行に出る。2019年5月、KAMIKIRISALON ひみつきちを陸前高田市にオープンした。

一般社団法人レッドカーペット・プロジェクト 理事/吉田 雪希
岩手大学 人文社会学部在学(2年)。岩手県陸前高田市出身。小学校5年生の時被災者となる。郷里への思いが強く、バンザイ・ファクトリーでのアルバイトをきっかけに、学生ながらレッドカーペット・プロジェクトの設立に参画する。様々な地元の活動に参加し、経験を積んでいずれは陸前高田に戻り地元の為に動きたいと思っている。また、震災で支援を受けた恩を忘れず、復興につながる仕事をしたいと日々修行中。

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【イベント記念プレゼント】
ハリウッド化粧品では、こちらのイベントを記念して、ビューティセラーオンラインでの購入先着500名様に、気仙椿ハンドクリームのノベルティをプレゼントいたします。(3/10以降にご購入いただいたお客様の商品発送時に同梱いたします)
■ビューティセラーオンライン https://www.hollywood-jp-online.com/
※全商品がプレゼント対象となります。
※ノベルティの数量がなくなりしだいキャンペーン終了となります。

ハリウッド化粧品のSDGs 気仙椿ハンドクリームの開発
https://hollywood-jp.com/sdgs/disaster



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