【報道参考資料】イラク西部・アンバール 避難中の子どもに夏季補習教室開催

PR TIMES / 2014年6月13日 15時38分

ファルージャやラマディから逃れてきた1,500人を対象



※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集したものです
※原文をご入用の際は 広報室(後述)までお問い合わせください


【2014年6月11日 バグダッド発】

ユニセフはイラク西部のアンバール州の教育当局とともに、ファルージャやラマディ
などから避難してきている生徒1,500人以上(9年生~12年生)を対象に、1カ月にわたる
補習教室を実施します。避難している生徒の大部分は、3カ月以上も学校に通えておらず、
このままでは留年する恐れがあります。授業は本日より開始、補習のほか、夏休み後に
行われる予定の学年末試験の準備も行います。学年末試験は、2014年8月まで延期されて
いました。

IOM(国際移住機関)によると、アンバール州では暴力行為により、今年初めから約8万
世帯(50万人近く)が避難、さらにより多くの人が影響を受けているといいます。
ファルージャやラマディは治安が悪く、インフラや基本的なサービスを利用するのが
厳しい状況が続いています。子どもたちとその家族は食糧を手に入れることも難しい
状況です。安全な水や保健サービスをほぼ利用できず、衛生環境は劣悪で、学校に通う
こともできません。子どもたちが教育を受けられなければ、子どもたちの成長に長期に
わたる影響を及ぼすばかりでなく、アンバール州全体にも影響は及びます。


ユニセフとアンバール州教育当局は、
州内の6地区(haldiah, Haditha, Heet,
Anah,Rawah, Al-Qaim)の学校や教育施設
14カ所で補修教室を行います。ユニセフ・
イラク事務所代表のマルツィオ・バビルは
「ユニセフは、全力でイラク政府と
地方行政府を支援し、アンバール州で
支援を必要としている人たちを支援
します。また、子どもたちの福祉と
成長への、暴力の影響を最小限にとどめ
ます」と述べました。

アンバール州教育当局は、夏休み期間中も教室や教科書を使えるようにし、教員が登校
するようにします。ユニセフはこの取り組みを財政的に支援するほか、教材や
学習用品を提供、夏休み期間中に任意で職務にあたる教員156名への報酬を負担し、
教員向けの研修も行います。

補習教室の準備にあたり、ユニセフは避難している生徒たちを受け入れている55の学校
の教員や校長、計100名に研修を実施。さらに、6月中に別の学校の教員60名にも研修を
行います。5月末に実施された教員向け研修は、ユニセフの緊急事態下での教育
プログラムに沿って行われました。研修には、自宅を離れた生徒が特別に必要とする
ことへの対応や、子どもにやさしい学校環境の作り方などが盛り込まれました。


■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Dr. Marzio Babille, Representative, UNICEF Iraq, +964 7809 194 142
mbabille@unicef.org
Jeffrey Bates, Chief of Communication, UNICEF Iraq, Mobile: +964 7801 964 524
jbates@unicef.org

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

PR TIMES

トピックスRSS

ランキング