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石炭と混焼可能なバイオマス発電用植物の植生試験と木質ペレット化試験を開始

PR TIMES / 2020年9月3日 18時15分

‐豪クイーンズランド州エンシャム石炭鉱山遊休地を活用し、バイオマス発電燃料用にソルガムを栽培-

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木藤 俊一、以下当社) は100%子会社である出光オーストラリアリソーシス(本社:ブリスベン)を通じ、既存のエンシャム石炭鉱山(場所:クイーンズランド州、権益85%)での資産(鉱山内遊休地、用役設備等)を活用して、石炭と混焼が可能なバイオマス発電燃料用植物の植生試験及び木質ペレット化試験を開始しました。



[画像: https://prtimes.jp/i/23740/256/resize/d23740-256-764081-0.jpg ]

本プロジェクトで栽培するのは、バイオマス発電燃料として使用する「ソルガム」です。降雨量が少ない当該エリアでの生育に適しており、7月までに順調な生育が確認され収穫を行いました。現在、ソルガムの木質ペレット化試験を行っており、2020年後半には木質ペレットの半炭化(ブラックペレット化)試験を予定しています。木質ペレットを半炭化したブラックペレットは、従来の木質ペレットに比べて耐水性・粉砕性などに優れ、石炭と同様に取り扱うことができるため、石炭火力発電におけるCO2排出量低減が期待できます。

なお、本プロジェクトは、当地が石炭の輸出基地に加え、バイオマス発電燃料の大規模商業輸出基地となる可能性があるとして、クイーンズランド州政府から補助金として2万豪ドルを受託しています。

当社はエネルギーを取り巻く環境変化を踏まえ、エネルギー源の多様化とベストミックスの構築により、日本のエネルギーセキュリティへの貢献と再生可能エネルギー普及を推進します。

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