【報道参考資料】ソマリア・イエメン 国連緊急支援専門家視察 直ちに人道支援の実施を

PR TIMES / 2014年7月3日 15時19分

2011年ソマリア大飢饉時と同じ徴候を確認



※本信は ユニセフ本部の情報をもとに、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に
編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73985.html でご覧いただけます


【2014年7月2日 ニューヨーク発】

ソマリアとイエメンへの1週間の視察を終えたOCHA(国連人道問題調整事務所)のジョン・
ギング・オペレーション部長とユニセフの緊急支援本部 部長のテッド・チャイバンは、
7月2日、報道機関に対し、不安定な状況下で危機的状況にある両国の状況悪化を防ぐには、
喫緊の取り組みが必要であると述べ、両国でのニーズに加え、現状が続ければ長期に及ぶ
不安定さの引き金になることを訴えました。

チャイバン部長は「ソマリアは岐路にあります。現在、重度の栄養不良にある子どもたち
は5万人。必要な治療を受けられなければ、これらの子どもたちの多くは死亡する恐れが
あります。2011年にソマリアを襲った干ばつと大飢饉による悲劇の繰り返しを防ぐために、
我々には小さくとも重要な方法があります。イエメンでは、栄養不良で命の危機にある、
もしくは衰弱している子どもたちの数が急増しています。これは、慢性的な発育不全と
治安の悪さが続いていることによるものです。両国では、人道支援組織は、喫緊の対応と
レジリエンス(回復力)の構築という2つの異なる支援に果敢に取り組んでいますが、
資金が圧倒的に不足しています」と述べました。


イエメンの人口の半数以上、約1,470万人が人道支援を必要
としています。食糧不足が急激に広がっており、治安の
不安定さと紛争が続き、基本的サービスがほぼ欠如して
いることから、世界で最も大規模な人道危機のひとつと
なっています。しかし、必要な活動資金のうち、調達できた
のはわずか33%にとどまり、活動資金が圧倒的に不足して
います。また、イエメンは経済崩壊の危機にあります。
より長期の財政上、統治上の改革、生計手段、農業、基本
サービスの提供への投資も重要です。危機を防ぐには、
こうした取り組みが必要であり、これの取り組みは、地域
全体を危険にさらす不安定さのもとを取り除く上でも
欠かせません。

ソマリアでも、食糧危機が広がっており、今年後半に状況は
さらに悪化すると見られます。
国内で避難している人は100万人以上おり、87万5000人が
緊急で食糧を必要としています。

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