1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

プラウドをはじめとした集合住宅に国産木材を活用

PR TIMES / 2020年10月29日 19時45分

~お客様の快適性を追求するとともにCO2削減等への取り組みとして推進~

 野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:宮嶋 誠一)は、当社新築分譲マンション「PROUD(プラウド)」がお客様への提供価値として掲げる「プラウドが追い求める5つの価値」のうち、「機能性と心地よさ」、「環境と未来への対応」を実現すべく、今後集合住宅の建設において、国産木材を積極的に活用していく方針を決定しましたので、お知らせいたします。具体的には、独立した共用棟の構造等およびラウンジ、キッズルーム、ライブラリー等の共用部内装には原則国産木材を用いて建設していく方針です。



■今後の国産木材の活用について
 マンションの共用棟に関しては、これまで、「プラウドシティ伊丹(2018年竣工)」や「プラウドシティ吉祥寺(2020年竣工)」で木造共用棟の建設に取り組んでまいりましたが、今後、独立した共用棟を設置する場合は、原則、木造とし、積極的に国産木材の活用を図ります。
 現在、販売中の「飛鳥山レジデンス」において国産木材を使用するほか、計画中のプラウド練馬中村橋マークス(仮称)若潮ハイツ建替計画においても木造共用棟の建設を予定しております。
 また、独立した共用棟を設置できない中小規模の集合住宅においても、共用部の壁、床などの内装や、建具、家具等に国産木材を使用してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25694/271/resize/d25694-271-464023-0.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/25694/271/resize/d25694-271-999275-4.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/25694/271/resize/d25694-271-453700-1.jpg ]

※プラウドシティ伊丹、プラウドシティ吉祥寺は、主に外国産木材を使用しています。

■当社における国産木材の活用実績
 現在、販売中の「プラウド神田駿河台」(14階建て、総戸数36戸)は、木質系構造部材を使用した高層分譲マンションで、建物を構成する構造部材として鹿児島県産スギ、山梨県産アカマツなど、国産木材を使用しています。中層階(2~11階)には、単板積層材(LVL※1)と鉄筋コンクリート造耐震壁を組み合わせた「LVLハイブリッド耐震壁」を、高層階(12~14階)には、直交集成板(CLT※2)を用いた「CLT耐震壁」および耐火集成材「燃エンウッド(R)※3」を使用しています。
 いずれの部材も表面を耐火被覆材などで覆うことなく木肌を現して使用し、積極的に木構造を住宅のインテリアとして視覚化しています。併せて共用部エントランスの壁や床・住戸内の天井の一部に無垢の杉材を使用し、木の温もりと共にこの建物に暮らすこと自体が環境への貢献になるという高揚感を感じることができるようデザインしています。
※1 LVL・・・Laminated Veneer Lumberの略。原木をかつら剥きの要領で切削して厚さ2~4mmの単板にし、繊維方向を平行にして積層・接着して作られる木質パネル。
※2 CLT・・・Cross Lamitnated Timberの略。1995年頃からオーストリアを中心として発展してきた新しい構造材で、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した木質パネル
※3 燃エンウッド…竹中工務店が開発した集成材と石こう系SL材を組み合わせた耐火集成材
[画像4: https://prtimes.jp/i/25694/271/resize/d25694-271-446635-8.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/25694/271/resize/d25694-271-240486-5.png ]



[画像6: https://prtimes.jp/i/25694/271/resize/d25694-271-304564-2.jpg ]

■国産木材活用の背景
 日本の森林の面積は国土面積の約3分の2に相当し、その約6割を「人工林(※)」が占めています。また、森林資源の蓄積量は毎年約1億立方メートル程度増加しており、その多くが人工林の成長によるものです(下図参照)。
※人の手により植栽された森林。主に、スギ・ヒノキ・カラマツなどの針葉樹。
[画像7: https://prtimes.jp/i/25694/271/resize/d25694-271-405129-6.png ]

 それら人工林の多くが成長し、木材として利用可能になっているにもかかわらず、その使用は国内木材需要量(約7,500万立方メートル)の約3割に留まっています。木は成長する段階でより多くCO2を吸収し、酸素を放出しますが、成熟するにつれてCO2の吸収量は減っていきます(下図左)。成熟した木を切って若い苗木を植えることで森の新陳代謝を促す“森林サイクル”により、日本の山林の活力を取り戻すことが、土砂崩れなどの自然災害の防止に役立ちます。また、木が吸収したCO2は炭素として木の中に固定されるため、建物に木材を使用することは長期に炭素を固定化することとなり、CO2削減につながります。
[画像8: https://prtimes.jp/i/25694/271/resize/d25694-271-812791-9.png ]



■野村不動産グループの環境配慮への取り組み
 野村不動産グループは、事業を通じた社会課題の解決や新しい価値の提供を企業の社会的責任と捉えており、持続可能な街づくりを目指して、脱炭素・循環型社会に向けた不動産開発や、多様な価値観・ライフスタイルのニーズに応えるコミュニティづくりなどを実施しています。また、CO2削減や再生可能エネルギーの創出・利用について、2030年までにグループ全体で保有する不動産からのCO2排出量を2013年比で30%削減するという目標を掲げ、事業活動における取組みの推進、事業機会の創出を行っています。
 木材活用に関しては、生物多様性保全と資源の持続可能な利用に配慮するという観点から、「国産・FSC認証木材使用促進」を推進してまいりました。
 その中でも国産木材活用は、木材の持つストレス軽減・健康増進効果にとどまらず、森林サイクル保全による自然災害の防止、CO2削減等、当社グループが目指す持続可能な街づくりにとって大変有用であると認識しており、今後も住宅に限らず幅広い分野で活用を推進してまいります。
[画像9: https://prtimes.jp/i/25694/271/resize/d25694-271-161383-7.png ]

■PROUD(プラウド)について
 野村不動産の分譲住宅「プラウド」は、2002年にシリーズ第1号を発表後、首都圏・関西圏を中心に展開。グループ全体で、製造・販売・管理を一貫で行い、さらにアフターサービスまで自ら提供する体制を構築しています。
暮らしはじめた瞬間から、その先もずっと住むほどに愛される「世界一の時間」をお届けするために、「お客さまの未来を想う」をビジョンに掲げ、いつまでも快適に安心できる理想の住まいづくりに取り組んでいます。
<プラウドが追い求める5つの価値>
 I 安心と安全
 II 機能性と心地良さ
 III 時と共に深まるデザイン
 IV 環境と未来への対応
 V 豊かな暮らしへのエスコート

プラウド公式サイト: https://www.proud-web.jp/
プラウド公式Instagram: https://www.instagram.com/proud_jp/


企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください