ボッシュ、新会社Bosch.IOを設立
PR TIMES / 2020年2月28日 15時55分
IoTおよびデジタル分野のエキスパートで構成
▶ Bosch.IO GmbHは、IoTおよびデジタル分野のエキスパート900名超を雇用
▶ ボッシュCDO兼CTOのミヒャエル・ボレ:「Bosch.IOは、道路や工場のフロアから自宅や現場に至るまで、すべてにおいてモノのインターネット化を進めます」
▶ 学際的なカスタマーサポートチームは、業界やソフトウェアに関する幅広い専門知識を所有
▶ 小売、エネルギー、ビルディング、製造、消費財、農業、モビリティ業界に注力
[画像: https://prtimes.jp/i/5028/274/resize/d5028-274-682038-0.jpg ]
ベルリン(ドイツ) – ボッシュは、モノのインターネット化を中核とした活動を集約する新子会社Bosch.IOを設立しました。900名超の従業員で構成するBosch.IO GmbHは、IoT(モノのインターネット化)ソリューションを推進し、コンサルティングから実装、運営までのすべてをカバーします。「Bosch.IOの設立により、IoTのリーディングカンパニーとしてのボッシュの地位を確固たるものとします」と、ロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバーであるミヒャエル・ボレは述べています。Bosch.IOは、ソフトウェアおよびハードウェアの開発者が、クラウドの専門家やユーザーエクスペリエンスのデザイナーと連携し、将来重要となるIoTプロジェクトに取り組むことを特徴としています。「Bosch.IOの新設により、道路や工場のフロアから自宅や現場に至るすべてにおいて、インターネットとモノを組み合わせたモノのインターネット化を進めていきます」と、ボレは語ります。Bosch.IOの根幹をなすのは、IoTソリューションの中心となるテクノロジープラットフォーム「Bosch IoT Suite」です。
Bosch.IOは、旧Bosch Software Innovations GmbHと、ボッシュの他のIoTやデジタル専門家チームを結びつけることで誕生したボッシュの新しい子会社です。Dr. Stefan Ferber、Dr. Aleksandar Mitrovic、そしてYvonne Recklingが取締役に就任しています。本社をベルリンに構え、ドイツ、ブルガリア、中国、日本、シンガポール、スペイン、米国にも拠点を展開します。
お客様とより密な関係性を構築
Bosch.IOの設立により、ボッシュはモノのインターネット化事業において、より業界志向の取り組みを推進します。また、お客様の要求がより顕著に現れることにもつながります。 「私たちの目標は、IoTプロジェクトをより迅速かつ効率的に実現することです」とBosch.IOの取締役であるDr. Aleksandar Mitrovicは語ります。この目標に向け、Bosch.IOでは学際的な機動力のあるチームを構成し、変化し続ける状況に協力して対応します。ハードウェアとソフトウェアの開発者、クラウドの専門家、ソリューションアーキテクト、プロジェクトマネージャー、ユーザーエクスペリエンスデザイナー、ビジネスモデルイノベーター、トレーナーがメンバーとして参画しています。「お客様の要求に最大限対応できるよう、IoTおよびデジタル化プロジェクトごとに適切なスキルを備えた人材を確保します」と、Mitrovicは述べています。実際、参画するメンバーは、小売、エネルギー、ビルディングテクノロジー、農業、製造、消費財、モビリティなど、豊富な業界経験を有しています。Bosch.IOのプロジェクトでは、ボッシュの3万人近いソフトウェア開発者およびAIエキスパートと協働しています。「私たちは協力して、サステイナブルなデジタルビジネスモデル、シームレスな技術的統合、そしてお客様とのネットワーク化されたエコシステムを開発していきます」と、Mitrovicは続けました。
業界別の高度に専門化されたソリューション以外にも、Bosch IoT Suiteの特定のサービスは様々なアプリケーションに使用することができます。複雑で膨大な労働力を要する基本タスクは一度の実施で済み、開発および運用効率を向上します。例えば、デバイスのネットワーク化や管理のためのサービス、ならびにソフトウェアとファームウェアのOTAアップデートなどにより、車両群やセキュリティカメラから機械類まで、すべてを常に最新の状態に保つことができます。
IoTプロジェクトにAIを活用
Bosch.IOとボッシュのエンジニアが緊密に連携することで、AIテクノロジーが将来のIoTやデジタルプロジェクトで果たす役割がより顕著になることが予想されます。一例が、ビッグデータから機械学習用規則を導出するためにデータマイニング手法を使用することです。そこから得られた知識により、さまざまなメーカーの家電製品を安全かつ便利に制御することができます。画像比較ツールにもAIは役立ちます。Bosch.IOでは、画像比較ツールを偽造防止ソリューションであるSecure Product Fingerprintの一部に使用しています。製品の表面を識別するこのツールは、消費者や法人顧客が模造品から効果的に身を守る手段となります。AIアシスト手法では、二輪車が事故に巻き込まれたことを確実に検出し、緊急通報システムを自動的に作動させることもできます。
1,000万以上のモノをネットワーク化Bosch.IOでは、ボッシュが長年にわたり世界中のお客様に提供した250超におよぶIoTプロジェクトでの経験を活用します。Bosch.IOの主力製品はBosch IoT Suiteです。すでに1,000万を超えるセンサー、デバイス、機械を、ユーザーおよびビジネスアプリケーションに接続した実績を有し、IoTソリューションにおけるボッシュの中心的なソフトウェアプラットフォームとなっています。
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