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NetRange、低性能コネクテッドテレビ上で高性能機種と同様のスマートテレビ向けサービスを実現する、クラウド型TVプラットフォーム「VISNOS」の提供を開始

PR TIMES / 2020年11月24日 18時45分

― コストが最も重要な地域でスマートテレビ向けサービスを普及促進 ―

スマートテレビにWhite Label(ホワイトレーベル)型OTTエコシステムやアプリストアをターンキーソリューションで提供するグローバルプロバイダのNetRange MMH GmbH(本社:ドイツ・ハンブルク、CEO:Tim Schroder、以下、NetRange)は、本日、クラウド型TVプラットフォーム「VISNOS」(Virtual Smart TV NetRange OS)の提供を開始しました。「VISNOS」は、家電メーカーのスマートテレビの開発コストを大幅に削減するとともに、既存の低性能テレビでスマートテレビ向けサービスを受信できるようにします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/11476/274/resize/d11476-274-148860-0.png ]

NetRangeの「VISNOS」プラットフォームは、テレビの内蔵ブラウザを不要にします。ブラウザの搭載は、家電メーカーが最も価格に敏感な地域に向けてスマートテレビを製造する際の手間とコスト増の大部分を占めています。また、「VISNOS」はYouTubeなどスマートテレビの付加価値となっている各種サービスを低性能テレビ上で再生可能にします。NetRangeは今後も、テレビに搭載可能な各種サービスを「VISNOS」に追加していく予定です。

「VISNOS」の特長は以下となります。
・「VISNOS」により、何百万台もの既存の低性能コネクテッドテレビ上で高性能機種と同様のスマートテレビ向けサービスを実現します。
・「VISNOS」により、家電メーカーは最低価格帯テレビでスマートテレビ向けサービスをサポートするためのコスト増を75%削減することが出来ます。
・スマートテレビ向けサービスを十分に受けていない視聴者を対象に、「VISNOS」が見逃し配信、YouTube、PA機能(Public address functionality)などの付加価値サービスを提供します。

NetRange 最高経営責任者(CEO) Tim Schröderは、
「開発途上国では、既存テレビの多くが必要不可欠な要素以外を極限まで切り捨てて設計されています。開発途上国向けに現在製造中のテレビも同様です。その理由は、標準的なスマートテレビの受信に必要なブラウザのコストさえ、市場で受け入れられるためには大きな障壁となるためです。当社はブラウザをクラウドで動作させることでTVへの搭載を不要にし、最低スペックのテレビでもスマートテレビ向けサービスをサポートできるようにすることで、開発途上国におけるスマートテレビへの需要の高まりに対応していきます」と述べています。

テレビに内蔵された「VISNOS」ソフトウェアが「VISNOS」のクラウドプラットフォームに遠隔操作を送信し、「VISNOS」クラウドプラットフォームからテレビへスマートテレビのUIをグラフィックスとして送り返します。消費者が動画再生を開始すると、「VISNOS」が動画サーバからテレビに動画を直接配信します。テレビでの高度な処理やブラウザの実行機能は一切不要となり、エントリーモデルでも、見逃し配信、YouTube、PA機能などの高付加価値のスマートテレビ向けサービスを利用できるようになります。

Schröderは、
「『VISNOS』は、スマートテレビ向けサービスをサポートしていない現行のエントリーモデルのテレビと従来型のスマートテレビとのギャップを大幅に狭める可能性を秘めており、サービス事業者や、テレビ・SoC・基板メーカーにまたとないビジネスチャンスをもたらすものと考えています。当社が話し合いの場を持った業界の主要企業はそれぞれ『VISNOS』に大いに関心を寄せ、自社デバイスへの『VISNOS』の採用について明確な意思を示しています」と締めくくっています。

■NetRangeについて
株式会社ACCESS(東証一部:4813)の連結子会社であるNetRangeは、スマートテレビ向けアプリストアにおけるパイオニアであり、スマートテレビにWhite Label型のOTTエコシステムやアプリストアを提供するターンキーソリューションのグローバルプロバイダです。

NetRangeは、UI設計、支払い・請求・顧客管理、コンテンツアグリゲーション、グローバルCDNなどのバックエンドサービス、セカンドレベルサポート、グローバルブランド(家電/テレビ/セットトップボックス/小売業者/通信事業者)向けアプリ開発など、統合型フルサービスのソリューションを運営しています。グローバルブランドの顧客企業には、Vodafone、Grundig、Arçelik、TCL、Skyworth、シャープ、LOEWE、長虹電器、IKEA、MSH、Thomson HD+など100社以上が含まれます。フル機能を備えたNetRangeのスマートテレビ向けアプリストアは、ローカルおよびグローバルなプレミアムVODストア、IP経由のリニアテレビチャンネル、クラウドゲーム、スポーツ生中継、音楽、ライフスタイルのアプリなどを取り揃えています。現在、全世界100カ国以上のテレビ視聴者がNetRangeを介してコンテンツを視聴しています。

また、NetRangeはコンテンツ業界とのネットワークや放送技術の専門知識を活用し、コネクテッドカー向けインフォテインメントプラットフォーム「OS.CAR」と、クライアントベースのスマートテレビOS「VISNOS」を提供しています。「VISNOS」は、低電力消費のCPUを搭載したデバイスでフル機能のスマートテレビを実現し、テレビメーカーの部品コストを大幅に削減します。

スマートテレビはACCESSのブラウザが搭載されているマーケットであり、NetRangeは、ACCESSグループの一員としてブラウザの上にコンテンツ・OTTサービスを付加価値として提供しています。
http://netrange.com/
[画像2: https://prtimes.jp/i/11476/274/resize/d11476-274-649024-1.jpg ]

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、自動車、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび約350社の通信機器メーカーへの採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力・ノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
[画像3: https://prtimes.jp/i/11476/274/resize/d11476-274-228299-2.png ]

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

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