出産・育児調査2019
PR TIMES / 2019年10月18日 1時5分
■「育児に向けた準備」「夫との出産前のすり合わせ」など、妊娠期間の活用が、女性の育児期満足度を高めるポイント■女性が家事・育児を9割以上負担する割合が減少。夫の家事・育児に対するかかわり方に変化の兆し
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都品川区 代表取締役社長 柏村 美生)が運営するリクルートブライダル総研では、出産・育児の実態について詳細を把握するために、「出産・育児調査2019」を実施しました。ここに、調査結果の要旨をご報告いたします。
<妊娠・出産期、育児期の満足状況>
■妊娠・出産期から育児期にかけて満足割合が低下。特に男性よりも女性の変化が大きく、6.0pt低下している
・(男性)妊娠・出産期 66.7%→育児期 65.6%(1.1pt減少)
・(女性)妊娠・出産期 69.8%→育児期 63.8%(6.0pt減少)
<女性の育児期満足度と妊娠期活用>
■育児期満足度が高い女性は、妊娠・出産期も満足度高く過ごしている割合が高く、育児期満足度と妊娠・出産期満足度は関係が深い
・妊娠・出産期満足者割合:育児期満足者:90.6%/育児期不満者:32.9%(57.7pt差)
■育児期満足度が高い女性は、不満を感じる女性と比較し、妊娠期間を利用し育児に向けた準備をしている割合が高い。特に子どもが1人目の場合は、「事前準備」や「夫へ具体的な学びを促す」割合の差が大きい。妊娠期間の有効活用が、その後の育児満足に影響する可能性が高い
・育児期満足者と不満者の差がある上位5項目:
<全体>
「出産・育児に備えて、部屋の掃除・模様替えを行った」 「家事・育児の協力体制を決めた」 「出産・育児に関する情報収集を行った」 「歯医者や美容院へ行くなど、自分の体のメンテナンスを行った」「配偶者に家事について学び・練習を促した」
<子どもが1人目>
「出産・育児に備えて、部屋の掃除・模様替えを行った」「出産後に行きたい場所ややりたいことの計画を立てた」「家事・育児の協力体制を決めた」「配偶者に家事について学び・練習を促した」「配偶者に育児について学び・練習を促した」「育児に役に立ちそうな勉強をした」
<子どもが2人目以上>
「歯医者や美容院へ行くなど、自分の体のメンテナンスを行った」「出産・育児に関する情報収集を行った」「出産・育児に備えて、部屋の掃除・模様替えを行った」「家事・育児の協力体制を決めた」「配偶者に家事について学び・練習を促した」
■育児期満足度が高い女性は、「家事・育児分担」「子どもの育て方」など、出産後のプランについて夫と考え方のすり合わせを実施する割合が高い。「出産後」はもちろん、「妊娠から出産までの間」にもすり合わせを行うことが、育児期満足度に影響する可能性が高い
・配偶者と確認・相談した割合(育児期満足者と不満者の差):
「出産後の夫婦の家事・育児分担について」
結婚前 1.6pt/結婚から妊娠まで 4.2pt/妊娠から出産まで 13.8pt/出産後に確認・相談した 10.1pt
「子どもの育て方について」
結婚前 1.2pt/結婚から妊娠まで 6.1pt/妊娠から出産まで 10.9pt/出産後に確認・相談した 19.6pt
<育児期満足度と家事・育児分担の経年変化>
■育児期満足状況の経年変化をみると、男性の育児期満足者は65.6%で、2018年調査から2.7pt増加し、女性よりも変化が大きい
・(男性)2018年 62.9%→2019年 65.6%(2.7pt増加)
・(女性)2018年 62.1%→2019年 63.8%(1.7pt増加)
■女性の家事・育児の高負担割合(女性9割以上)が減少。夫の家事・育児に対するかかわり方に変化の兆し
・【女性が9割以上負担している割合】
(家事)2018年 53.0%→2019年 48.8%(4.2pt減少)
(育児)2018年 47.5%→2019年 44.0%(3.5pt減少)
【調査概要】
【調査対象】全国の20~49歳の既婚男女(本人・配偶者ともに初婚)で、3歳以下の同居末子がいる方
【調査方法】インターネット調査(株式会社インテージの調査モニターを使用)
【調査期間】2019年3月18日~3月22日
【有効サンプル数】4,000人
[画像: https://prtimes.jp/i/25184/277/resize/d25184-277-309120-0.jpg ]
【集計方法】H27年度国勢調査(総務省)とH24年度人口動態調査(厚生労働省)を掛け合わせて作成した
「回答者の性別(2区分)×年代(3区分)×末子年齢(4区分)×居住地域(10区分)」の母集団に
合わせて調査結果をウェイトバック集計を実施
・性別(2区分):男性、女性
・年代(3区分):20~29歳、30~39歳、40~49歳
・末子年齢(4区分):0歳、1歳、2歳、3歳
・居住地域(10区分):北海道、東北、南関東、北関東・甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州
【その他】妊娠・出産期:末子妊娠・出産までの期間
育児期:末子出産から現在までの期間
育児期満足者:末子出産から現在までの期間について「非常に満足」「満足」「やや満足」・計
育児期不満者:末子出産から現在までの期間について「どちらともいえない」「非常に不満」+「不満」+ 「やや不満」・計
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
年収600万円の夫とケンカする度に「養ってやってるのに!」と言われて悔しいです。世の中には夫と同じくらい稼いでる女性はどのくらいいますか? 私も目指せるでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月20日 4時30分
-
「男らしさ」がしんどい若者たち。「女性より稼いで当然」「デートもリードすべき」と言われても
オールアバウト / 2024年4月18日 20時40分
-
男性との収入格差が縮まらない女性の不当な現実 改善しているように見えても実態は違った
東洋経済オンライン / 2024年4月18日 16時0分
-
「勝手は許しません」不倫バレして夜逃げした夫に、妻が与えた“お金の三重苦”の制裁
Finasee / 2024年4月2日 11時0分
-
「夫に触られたくない」気持ち悪くなってしまう6パターン どうすれば…「離婚するしかないのでしょうか」
まいどなニュース / 2024年3月26日 20時15分
ランキング
-
1「大事な大事な退職金2,000万円が“NISA”でみるみる溶けた。」年金月20万円の65歳元サラリーマン、老後計画崩壊で大後悔…「もう、生きていけない」【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月24日 11時45分
-
2「東大理3受かった子」に共通する"意外な性格" 日本イチ頭いい子供たちはどう勉強している?
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 5時40分
-
3わずか2年半で消えた「幻のJR新型特急」とは 裏目に出た高性能
乗りものニュース / 2024年4月24日 9時42分
-
4「世界の猫を喜ばす」会社は、なぜ日本中の嫌われ者となったのか…いなば食品の炎上が止まらない根本原因
プレジデントオンライン / 2024年4月24日 9時15分
-
5IHI、エンジン燃費改ざん 4千台超、80年代からか
共同通信 / 2024年4月24日 23時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください