世界の学校給食へのCOVID-19の影響を表す新たなデジタルマップを発表
PR TIMES / 2020年3月30日 11時45分
ローマ - COVID-19のパンデミックが子どもたちの学校給食の妨げになっているということを表す画期的な地図をWFP国連世界食糧計画(国連WFP)が発表しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/9064/278/resize/d9064-278-385070-0.jpg ]
この「COVID-19による休校の間の学校給食のグローバルモニタリング」地図は学校の休校とその結果、給食を食べられなくなった子どもの数を毎日更新して表示します。
「COVID-19による休校の間の学校給食のグローバルモニタリング」地図:
https://cdn.wfp.org/2020/school-feeding-map
世界規模の総数のみならず、各国で影響を受けている子どもたちの数が表示され、リアルタイムのデータにより、課題の規模と解決策の必要性の両方が地図上で示されます。
最新のデータによると、現在、3億6400万人以上の生徒が、毎日の食事で頼っている学校給食を食べられていません。国連WFPが学校給食プログラムを実施している48カ国で、国の一部、または全国的に学校を休校にしていると報告されています。これは、1100万人近い子どもたちが国連WFPが支援する学校給食をすでに受け取っていないことを意味し、その数は今後数日および数週間で増加する見込みです。
「この地図で、今回のウイルスにより地球上の何百万人もの子どもたちとその家族の健康が犠牲を払っていることがわかります」と国連WFP学校給食部長のカルメン・バルバノは話します。「私たちは国連児童基金(ユニセフ)を含むパートナー機関と協力し、パンデミックで学校が閉まり続ける中で、子どもたちが必要不可欠な支援を受け続けられるよう解決策に取り組んでいます」と続けました。
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