【能登半島地震】子どもをケアする人を支える。子ども支援最前線の担い手にPFA(心理的応急処置)研修を実施
PR TIMES / 2024年2月19日 12時45分
世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(事務局長:木内 真理子、以下「WVJ」)は、2024年2月9日(金)に七尾市、10日(土)に河北郡内灘町で、日ごろ子どもたちと最も多く接し、子ども支援の最前線に立つ、保育士、保護者、キリスト教会の教会学校教師の皆さんを対象に、PFA(心理的応急処置)研修を実施しました。PFAは災害や事故など危機的なできごとを経験した人に対し、医師などの専門職以外の人が、心の応急手当てを提供する手法です。研修では「準備」「見る」「聞く」「つなぐ」の行動原則を話し合いやロールプレイを交えて学んでいただきました。PFA研修と同時に、保育園の保護者の方を対象とした「ほっこりティータイム」を開催し、リラックスした雰囲気の中でそれぞれの思いが語られる場となりました。能登半島地震の被災地で、避難生活を強いられている方、また様々な影響を受けている方、また、支援者の皆さまの心のケアの重要性が高まる中、WVJでは子どもを支える皆さまをサポートする活動を今後も行ってまいります。
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<開催概要>
【1】保育園職員対象PFA研修
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2月9日(金) 13:00~15:00 於:社会福祉法人光の子福祉会光の子保育園(七尾市)
参加者12名(保育士11名、同園長1名)
※研修開催中、WVJにて保育園年長組園児4名の預かりを実施
[画像3: https://prtimes.jp/i/5096/283/resize/d5096-283-f6ebc63aacdb0f01ee45-3.jpg ]
【2】保護者対象「ほっこりティータイム」
2月9日(金) 15:30~17:30 於:同上 参加者10名
[画像4: https://prtimes.jp/i/5096/283/resize/d5096-283-48d20372087c9f6c3469-5.jpg ]
【3】子どもを支援する方々、保護者、キリスト教会学校教師対象PFA研修
2月10日(土) 14:00~17:00 於:内灘聖書教会 参加者15名
※研修開催中、WVJにて12名の子どもの預かりを実施
<参加者の声>
「研修を受けたことで、子どもに対して(研修内容を)意識して対応できるようになったと思います」(PFA研修に参加された保護者)
「イベント名のとおり、ほっこりできました。地震で子どもも感じることがあったとともに、母親としてもいろいろモヤモヤがありました。お母さん同士で話せたことがよかったです」(ほっこりティータイムに参加された1児のお母さん)
<WVJ中村夕貴スタッフの声>
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「ご自身も被災されながらも、震災後すぐに保育園を開け、子どもたちを支えておられる保育士などの皆さまが、「まず自分のケアが必要よね」、「子どもたちも地震を乗り越えるために地震ごっこをしているので。見守り方が分かってよかった」と声かけてくださり、安心につながる学びができたことが感謝でした」
「保護者や参加者が、震災という大変な経験の中でも、「家族が揃っていた中での震災」、「保存食があったお正月だったこと」、「支えあいのある地域だったこと」など大切な視点を思い起こし、震災での思いを語りあい、「こうして語り合うことが心のモヤモヤを整理していく時間になった」と言ってくださったことに勇気をいただきました」
[画像6: https://prtimes.jp/i/5096/283/resize/d5096-283-66385b38fbef3926841e-8.jpg ]
◆ワールド・ビジョン・ジャパンとは
キリスト教精神に基づいて、貧困や紛争、自然災害等のために、困難な状況で生きる子どもたちのために活動すする国際NGOの日本事務所です。国連経済社会理事会に公認・登録され、約 100 カ国で開発援助・緊急人道支援・アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行っています。日本事務所は東中野区です。
詳細はこちら: https://www.worldvision.jp/
◆ワールド・ビジョン・ジャパンの令和6年能登半島地震への対応
1月7日より石川県にスタッフを派遣し、行政や他団体と連携して子ども支援を中心に活動を行っています。主な支援内容は、避難所での子どもの居場所立ち上げ支援や心理的応急処置(PFA)アドバイス提供、子ども向けイベント実施、文具・おもちゃ・衛生用品などの子ども向け物資支援、学校・保育所・放課後学童クラブ再開のための物資支援、仮設住宅への物資支援などです。
以上
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