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「漱石アンドロイド」、12月10日に初の一般公開

PR TIMES / 2016年11月29日 17時23分

有楽町朝日ホールでの「夏目漱石国際シンポジウム」に登場

 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長 渡辺雅隆)などの主催で12月10日(土)、東京・有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)で行われる「夏目漱石国際シンポジウム」で、夏目漱石のアンドロイド「漱石アンドロイド」が初めて一般公開されます。

「漱石アンドロイド」は、学校法人二松学舎が、アンドロイド研究の第一人者である大阪大学の石黒浩教授の監修を受け、製作を進めてきました。漢学塾二松学舎(現在の二松学舎大学)で学んだ漱石のアンドロイド製作には、ゆかりのある朝日新聞社も協力し、顔は本社が所有する漱石のデスマスクをもとにつくられました。全身の姿は漱石が45歳の時に撮影された写真に基づき、漱石の孫にあたる夏目房之介氏の声をもとに、作品の朗読や講演を再現します。今後は教育現場などで活用されることになっています。


 12月8日に予定されている記者会見で「漱石アンドロイド」は発表されますが、一般へのお披露目は同10日のこのシンポジウムが初めてになります。10日は午後0時半からの「漱石国際エッセーコンテスト」表彰式に登場し、自己紹介や講演の一部を披露します。その後、午後4時から同ホールのギャラリーに再び姿を現し、午後6時までご覧になって頂ける予定です。


 漱石国際エッセーコンテストは、日本語を母国語としないみなさんから、「漱石とわたし」をテーマにエッセーを募集したもので、カナダ出身で松山市在住の高校英語指導助手、ステファニー・エリカ・チャベスさん(27)が最優秀賞を受賞しました。表彰式後に同ホールで行われるシンポジウムでは、漱石作品の翻訳を手掛けるマイケル・ボーダッシュ氏、キース・ヴィンセント氏、安倍オースタッド玲子氏、朴裕河氏、李広志氏が登壇します。


 報道関係のみなさまには当日、ご取材いただきますようお願いいたします。


■12月10日(土)の「夏目漱石国際シンポジウム」開催概要
時  間: 12時30分~(正午開場)
場  所: 有楽町朝日ホール
(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)

予  定:12時30分~13時30分 エッセーコンテスト表彰式 「漱石アンドロイド」登壇
13時30分~13時45分 休憩
13時45分~16時45分 翻訳者5人によるシンポジウム
17時 閉会あいさつ
※「漱石アンドロイド」は16時~18時にも同ホール内のギャラリーに登場予定
主  催:朝日新聞社、岩波書店、国際交流基金、フェリス女学院大学

【夏目漱石と朝日新聞】
 東京帝大講師だった漱石は40歳だった1907(明治40)年、朝日新聞社に入社。「こころ」「三四郎」「それから」などの作品を残しました。「明暗」執筆中の1916(大正5)年12月9日、胃潰瘍のため49歳で死去。今年で没後100年になります。

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