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認知症行方不明者1.7万人の早期発見を助けたい。おかえりQR東京都全域で本格対面販売開始

PR TIMES / 2019年7月24日 22時40分

試行販売を経て、価格・サービス・仕様を大幅に改善

昭文社は、認知症の方や迷子の方の早期発見支援サービス「おかえりQR」を、日本郵便株式会社東京支社および明治学院大学 社会学部 岡本多喜子教授のご協力の下、7月24日より東京都の郵便局1,467局にて店頭販売を開始いたしましたことをお知らせいたします。
島しょ部を含む東京都すべての郵便局窓口にて対面販売されることで、「ご購入者様に直接商品の使い方をご案内できる」利点と、当該局における郵便の集収・配達スタッフへの商品周知によって「見守り対象者の早期発見体制が強化」され、ご家族に今まで以上の安心をお届けできるようになりました。今後は埼玉県南部地区の警察署における、署員の方へのおかえりQR周知実績を踏まえ、自治体ならびに東京都内の警察署に対して「おかえりQRを認識している発見者」として活動いただけるよう、周知への取り組みを展開してまいります。
また、おかえりQRは、見守りを必要としている方のご家族への普及活動として、東京都が推進する「ヘルプマーク」とのタイアップ広告掲示を開始しております。



 株式会社昭文社(東京都千代田区、代表取締役社長 黒田 茂夫、東証コード:9475)は、認知症の方や迷子の方の早期発見支援サービス「おかえりQR」を、日本郵便株式会社東京支社(東京都港区、支社長 立林 理)および明治学院大学(東京都港区、学長 松原 康雄)社会学部 岡本多喜子教授のご協力の下、7月24日より東京都の郵便局1,467局(※1)にて店頭販売を開始いたしましたことをお知らせいたします。
※1:2019年7月現在の郵便局数
[画像1: https://prtimes.jp/i/7916/293/resize/d7916-293-936589-4.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/7916/293/resize/d7916-293-934046-5.jpg ]

)) 東京都の郵便局での本格販売開始と開発背景 ((
 日本の有病率が世界で最も高く、現代では「誰もがなりうる」認知症。2018年には、認知症かその疑いが原因での行方不明者は約1.7万人(※2)と増加の一途を辿っています。この状況を改善したいという思いと、これらを家族の責任とするのではなく社会全体でケアし、共生・共助するためのツールとしておかえりQRが開発されました。
 2018年10月26日より埼玉県の川口市、蕨市、戸田市、さいたま市の郵便局99局で、パイロット版の試行販売を開始。続いてAmazon、楽天市場でのオンラインストア販売、三菱地所コミュニティ様、平成電子様とのコラボ企画などを経たことで実際に利用された方のお声をいただき、デザイン要素や枚数、価格といった仕様を全面的に見直し、本日7月24日、東京都すべての郵便局窓口にて本格販売を開始いたしました。
 東京都の郵便局1,467局の窓口にて対面販売されることで、「ご購入者様に直接商品の使い方をご案内できる」利点と、当該局における郵便の集収・配達スタッフへの商品周知によって「見守り対象者の早期発見体制が強化」され、ご家族に今まで以上の安心をお届けできるようになりました。
 今後は埼玉県南部地区の警察署における、署員の方へのおかえりQR周知実績を踏まえ、自治体ならびに東京都内の警察署に対して「おかえりQRを認識している発見者」として活動いただけるよう、周知への取り組みを展開してまいります。
※2:2018年警察庁調べ

)) おかえりQRとは? ー 昭文社だからできる独自の機能 ((
 おかえりQRは、お子さまをはじめ、認知症や発達障害の方など、道に迷われる不安のある対象の方にQRコード(※3)が表示されたシールを身につけていただくことで、ご家族が安心して対象者を見守ることのできるサービスです。類似サービスにはない24時間いつでも地図で位置情報をご家族に通知できる機能など、ご好評いただいております。
※3:「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です
[画像3: https://prtimes.jp/i/7916/293/resize/d7916-293-361794-2.jpg ]

 見守りが必要な方の靴や衣服といった布素材、コートやカバンなど雨にさらされる物、杖など歪曲した面といった特殊な形状など、様々な持ち物に貼っていただける「多種多様な紙を扱う出版社の発想」と、シールを貼った方が万が一道に迷われた際に、発見した方がお手持ちの携帯(スマホ・ガラケーいずれも)でQRコードを読み取るとWEBサイトから地図上の位置情報をシンプルな操作で送信できる、「地図会社ならではの技術」で開発されています。

[画像4: https://prtimes.jp/i/7916/293/resize/d7916-293-120777-3.jpg ]



 IoT技術を活用した位置情報サービス「おかえりQR」は、当サービスのアドバイザーであり、認知症の方の見守りと生活コミュニティについて知見のある、明治学院大学 社会学部 岡本多喜子教授のご協力を得て商品化されました。

)) [参考情報] おかえりQRの普及活動と昭文社のCSR ((
 おかえりQRは、見守りを必要としている方のご家族への普及活動として、2019年6月7日より順次、都営三田線の2編成(6月7日より1年間)・都営大江戸線の1編成(6月18日より1年間)・都営新宿線の2編成(6月26日より1年間)の優先席横の連結部において、東京都が推進する「ヘルプマーク」とのタイアップ広告掲示を開始いたしました。

[画像5: https://prtimes.jp/i/7916/293/resize/d7916-293-224096-0.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/7916/293/resize/d7916-293-222542-1.jpg ]

 ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など手助けを必要としている方が、ヘルプマークを携帯することで周囲の方への理解を求め、支援を得やすくなるよう作成されています。おかえりQRも認知症初期の方など、症状が出ていない状態ではわかりづらい方の見守りも対象としているため、双方の親和性が非常に高いことからこのような普及活動を行っております。
 さらに、おかえりQRは「認知症の人と家族の会」の活動に賛同し、2019年6月より賛助会員として活動するとともに、見守るご家族の方がお守り代わりとして少しでも安心して生活いただけるよう、おかえりQR 400部を同東京都支部に寄贈いたしました。
当社としましても、ご利用いただく実際のお声を「おかえりQR」のサービス・品質向上に役立ててまいります。

)) おかえりQR商品概要 ((
商品名  : おかえりQR
体裁・枚数: シール本体 大4枚(H43mm×W60mm)、小6枚(H25mm×W35mm)+取扱説明書
発売日  : 2019年7月24日
東京都全域の郵便局(伊豆諸島など島しょ部を含む)、 およびオンラインストア(Amazon、楽天市場)で販売
定価   : 1,800円+税
発売元  : 株式会社 昭文社

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