大阪大学、ファンペップと抗体誘導ペプチドを効率的に開発するAIについて共同研究
PR TIMES / 2018年8月10日 11時0分
~機械学習・深層学習の技術を活用したワクチン用抗原探索システムの開発を開始~
フューチャー株式会社(東京都品川区、代表取締役会長兼社長 グループCEO:金丸恭文、以下フューチャー)は、国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科(大阪府吹田市、森下竜一寄附講座教授、中神啓徳寄附講座教授、以下大阪大学)と共同研究を行っている株式会社ファンペップ(大阪府茨木市、代表取締役社長:平井昭光、以下ファンペップ)と抗体誘導ペプチドを効率的に開発するAIについて共同で研究することで合意し、機械学習や深層学習の技術を活用した抗原探索システムの開発を開始しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/4374/297/resize/d4374-297-841399-0.jpg ]
抗体誘導ペプチドは、大阪大学とバイオベンチャーのファンペップが共同で研究開発を進め実用化を目指している治療ワクチンです。病気に関連するタンパク質の情報を免疫システムに記憶させ、その働きを阻害する抗体を体内で産生させるようにデザインされているため、数カ月に一度の投与で抗体を維持し薬効を持続させる長期作用型医薬品として期待されています。
フューチャーは、大阪大学およびファンペップによる抗体誘導ペプチドの実験結果データをもとに、最先端のAIを活用して新規の抗原配列を予測する探索システムを構築します。抗体誘導ペプチドの開発において極めて重要である抗原配列の設計とキャリアペプチド配列の設計を最適かつ効率的に行えるようにすることで、治療ワクチンの活性や開発スピードを向上させます。
抗体誘導ペプチドによる治療は、従来の低分子医薬や抗体医薬に続く新しい治療法として注目されています。フューチャーは、大阪大学とファンペップと協力しながら抗体誘導ペプチドを効率的に開発する技術を確立することで、癌や難治性疾患、生活習慣病など生涯投薬が必要な疾患の治療で課題となっている医療費負担の大幅な軽減や、より多くの患者への有効な早期治療の実現に貢献していきます。
●フューチャー株式会社 概要
代表者:代表取締役会長兼社長 グループCEO 金丸 恭文
設立:1989年11月28日
資本金:14億21百万円
URL:https://www.future.co.jp
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