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凸版印刷、行動情報からインバウンド誘客を支援

PR TIMES / 2019年10月2日 9時40分

訪日外国人の「SNS投稿写真」と「デジタルクーポン利用状況」を分析する観光マーケティングの実証実験をクラブツーリズムと開始

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿秀晴、以下 凸版印刷)は、クラブツーリズム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小山佳延、以下 クラブツーリズム)の協力のもと、訪日外国人向け観光マーケティングの実証実験を開始します。旅ナカツールアプリ「旅道(R)-TABIDO-」(以下 本アプリ)を用いて、訪日外国人のSNS投稿写真とデジタルクーポンの利用状況を分析し動向や嗜好を把握する実証実験を、2019年10月1日から2019年12月31日まで実施します。



 本実証実験は、クラブツーリズムの訪日外国人向け募集型企画旅行「YOKOSO Japan Tour」への参加者を対象に、同ツアーの「1,000円引きクーポン」が当たる「ハッシュタグキャンペーン(Instagram/Twitter)」を開催。参加者に立ち寄った場所や食事、購入したお土産などの写真投稿を促します。また、デジタルクーポンを入手できる専用マーカー「AReader(R)(エアリーダー)(※1)」が印字されたリーフレット(英語/繁体字)をツアー参加者に配布。本アプリをダウンロードしたスマートフォンでマーカーを読み取ることで、ツアーの周遊先である京都府、大阪府などの観光スポット計8ヶ所のクーポンを利用できます。
 従来、参加者の動向はツアー後のアンケートによる情報収集が中心でしたが、SNSへの投稿写真内容の分析と、電子スタンプサービス「マルチスタンプ(R)」を用いたデジタルクーポンの利用状況分析により、訪日外国人の新たなニーズや動向の把握を行います。これにより、訪日外国人の多様化するニーズに合わせた観光スポットへの誘致やツアー商品の開発などを支援します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/300/resize/d33034-300-560881-0.jpg ]

■ 本実証実験の背景
 訪日外国人観光客数は2018年に3,000万人を突破し増加が進む中、リピーター化やゴールデンルートから地方への移行など旅行動態も変化が進んでおり、観光地や受け入れ施設のさらなる魅力や新たな価値の創造が課題となっています。
 このような課題に対し、凸版印刷はこれまで、観光コンテンツ配信基盤「旅道(R)(たびどう)プラットフォーム」の中核である、旅ナカツールアプリ「旅道(R)-TABIDO-」を用いて地域の周遊を支援。翻訳関連ソリューションによる受入環境整備や、観光施策最適化に向けたインバウンドコンサルティングまで、地方創生に向けた観光地域づくりやインバウンドビジネスをトータルに支援してきました。
 このたび、凸版印刷は訪日外国人の動向や嗜好を把握する観光マーケティング実証実験を開始。添乗員付き団体旅行に定評のあるクラブツーリズムの協力のもと、訪日外国人向けツアー商品における動向の把握や新たなニーズの掘り起こしを行います。

■ 本実証実験の概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/300_1.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/300/resize/d33034-300-653586-1.jpg ]

■ 今後の展開
 凸版印刷「旅道(R)プロジェクト」は、観光立国の実現に向け様々な企業と連携し、訪日外国人の旅の質と利便性向上を目指しています。
 本実証実験により、訪日外国人観光客の旅行動向や嗜好を把握し、地域の魅力の磨き上げや、誘客につなげるインバウンドプロモーション、地域の魅力を発信する独自アプリの開発、多言語ソリューションを用いた訪日外国人の受入環境整備等に繋げていきます。今後もICTを用いた観光資源の価値向上を全国規模で推進、地方創生に向けた観光地域づくりやインバウンドビジネスをトータルに支援します。

■ 旅ナカツールアプリ「旅道(R)-TABIDO-」について
 旅ナカのお役立ちツールとして、主として訪日外国人の旅先での様々なシーンをサポートするアプリです。日本の旅がより楽しくなるオリジナルコンテンツ「旅の心得」や、観光地の周遊を手軽に楽しめる「デジタルスタンプラリー」、旅先での記念撮影に最適なフォトフレーム「旅撮(たびどり)(※2)」等を通して、訪日外国人に地域の魅力をリアルに感じてもらうことができます。また、多言語音声翻訳アプリ「TabiTra(R)(たびとら)(※3)」とも連携、音声による多言語コミュニケーションが可能です。
 尚、本年6月より、低価格/短納期/多機能に地域オリジナルのアプリ開発ができるサービス「旅道(R)OEM」の提供を開始しています。

■ 電子スタンプサービス「マルチスタンプ(R)」について

[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/300/resize/d33034-300-987287-2.jpg ]



 「マルチスタンプ(R)」は、スマートフォンの画面にスタンプを押すというわかりやすい動作で、スタンプカードやクーポンの消込みなど、複数の機能が利用できます。
 スタンプには電源・電池は必要なく、アプリ等の開発も不要なので、低コストで手軽に導入が可能です。また、従来必要だった紙の回収・管理の手間をかける必要もありません。簡単に実店舗のデータを収集・分析ができ、新たな施策に活用することができます。


※1 ARアプリ「AReader(R)」
凸版印刷が提供しているスマートフォン向け汎用ARアプリケーションです。AReaderで専用マーカーを読み取ると、カメラに映っている実際の映像に3DCGや動画などを重ねたARコンテンツを体験することができます。

※2 フォトフレームアプリ「旅撮」
株式会社トリトメが提供しているアプリケーションです。日本各地の観光スポットで、その場所に合った画像やフレームと共に記念撮影を行うことができます。スマホのGPS機能で近くの観光地の情報が分かり、現地でカメラを向けるとフレーム写真が撮影できます。

※3 音声翻訳アプリ「TabiTra(R)」
凸版印刷が提供している外国人とのコミュニケーションを支援する音声翻訳アプリケーションです。スマホに音声で入力すると、入力した内容のテキストと翻訳結果のテキストが表示され、翻訳結果を音声で出力できます。また、翻訳したい原文をテキスト入力することもできます。


* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


以  上

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