NHK「欲望の資本主義」制作統括・丸山俊一氏の最新刊!変化の多い時代だからこそ身につけたい「個人主義」の考え方!
PR TIMES / 2021年10月21日 12時15分
子供から大人まで読んでほしい!変化の時代を生き抜くために必要な教養とは?
株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『14歳からの個人主義 自分を失わずに生きるための思想と哲学』(丸山俊一 著)を2021年10月23日に発売いたします。
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目まぐるしく変化する今の時代だからこそ身につけたい「個人主義」
「ワクワクしてますか?」「ワクワクしましょう!」
最近よく聞く言葉です。こうした呼びかけをメディアなどで目にするたびに、ぼくは少し複雑な気持ちになってしまうのです。
そもそも「ワクワク」って、意思の力で「する」ものだったっけ?
人に聞かれるほど、いつもしてなくちゃいけないものだったっけ? と。
(「みんなと同じでいることが、すこししんどい人へ」より引用)
「ワクワクしよう」「多様性を大事にしよう」という言葉ばかりが叫ばれる今の世の中では、皮肉なことにむしろ「個」という存在がおざなりになってしまいがちです。
現代において、自分を大切にするとはどういうことなのでしょうか?
グローバル化、資本主義の限界、デジタル化、そしてコロナ禍……
目まぐるしく変化している今の時代だからこそ、「個人主義」の考え方を身につけませんか?
夏目漱石が強調した「個人主義」
夏目漱石の著作の1つに『私の個人主義』と題された講演録があります。
現代では、自分勝手な人、自分の都合しか考えない人を指して、マイナスなイメージのある「個人主義」。夏目漱石はいまから100年以上前に、大学生に向けて「個人主義」の大切さを説いています。
自分の個性を発展させていく自由を持つ、自分の感受性に正直に生きることが、「自分の人生」を生きることに繋がるのです。これは独りよがりということではなく、他人の個人主義も尊重するからこそ自分の個人主義も貫けるという考え方です。
変化が加速する現代において、このことは14歳からでも考える意味があることでしょう。
コロナ禍の今、これからの時代を生き抜くための知恵を、夏目漱石、ラカン、フロム、老子、モンテーニュなど、世界の知性に学びます。
子供から大人まで読んでほしい!
自分を大切にして現代を生きるために必要な「個人主義」の考え方!
【目次より】
はじめに みんなと同じでいることが少ししんどい人へ
1章 この社会の中で「自分」を失わずに生きるための「個人主義」とは
2章 「みんなと同じ」から離れる勇気――ひとり歩きする自分を見すえて
3章 自分の中にある2つの自分との向き合い方――ラカンとフロムに学ぶ
4章 自分の基準を外すということ 老子と荘子に学ぶ
5章 あるがままの「自分」に向き合うーーモンターニュとパスカルに学ぶ
6章 おのずから「自分」は生まれる 鈴木大拙と西田幾多郎に学ぶ
最終章 「自分」を解き放つということーーふたたび漱石へ
おわりに 自分の価値を自分で決める生き方
【著者略歴】
丸山俊一
NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー/
東京藝術大学客員教授/早稲田大学非常勤講師
一九六二年長野県松本市生まれ。旭町中学校、松本深志高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。「英語でしゃべらナイト」「爆笑問題のニッポンの教養」「仕事ハッケン伝」「ニッポン戦後サブカルチャー史」「ニッポンのジレンマ」「地球タクシー」「人間ってナンだ?超AI入門」ほか数多くの異色教養エンターテインメント、ドキュメントを企画開発、制作統括。大学では、社会哲学、社会思想を講じる。現在も「欲望の資本主義」「欲望の時代の哲学」をはじめとする「欲望」シリーズの他、「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」「世界サブカルチャー史」などをプロデュースし続ける。
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妻と黒猫と暮らす、遊歩人。@shunzzzz1著書『14歳からの資本主義』『すべての仕事は「肯定」から始まる』(大和書房)、『結論は出さなくていい』(光文社新書)、制作班との共著に『欲望の資本主義1~5』(東洋経済新報社)、『欲望の民主主義』(幻冬舎新書)、『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を
哲学する/自由と闘争のパラドックスを越えて/危機の時代を語る/新時代に生きる「道徳哲学」』『AI以後~変貌するテクノロジーの危機と希望』(NHK出版新書)ほか。
【書籍概要】
書名:14歳からの個人主義 自分を失わずに生きるための思想と哲学
著者:丸山俊一
出版年月日:2021/10/23
判型・ページ数: 四六版・272ページ
定価:1650円(税込)
URL:https://www.daiwashobo.co.jp/book/b590119.html
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