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【ホテルオークラ東京】チャリティーイベント『第20回 記念特別展 秘蔵の名品 アートコレクション展』

PR TIMES / 2014年5月1日 9時50分

日本の美を極める―近代絵画が彩る四季・花鳥・風情

企業文化交流委員会(委員長:株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長 清原當博)は8月8日(金)から8月31日(日)までの24日間、ホテル独自のチャリティー絵画展「第20回 秘蔵の名品 アートコレクション展」を開催いたします。これは「芸術」「チャリティー」「ホテル」の3つを柱にしたメセナ活動の一環として、「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」の構想のもと、1994年より独自の視点からテーマを掲げ開催してきたチャリティー絵画展です。
第20回の節目となる今年は、日本人の原点でもある「伝統的な日本独自の美」に着目いたします。



今年は、日本人の原点でもある「伝統的な日本独自の美」に着目

本展では、四季豊かな日本の、多彩な風景表現やその風景の中で生きる人々の描写に注目しながら、江戸期から近現代の絵画群を一堂に集め、私たち日本人がどのようなものを美しいと感じ、描いてきたのかを、作品を通じて再発見していただけるような展覧会を企図しております。

1930年、ローマで開催された「日本美術展覧会」にて絶賛された横山大観の《夜桜》をはじめ、愛する自然に敬虔な姿勢で向き合い続け、その心を絵に表現した東山魁夷の風景画、日本女性の清澄な美しさを描き続けた上村松園の美人画など、日本の美しさを筆で表現することを追求した人気作家群の秀作約80点がこの夏、ホテルオークラ東京に集います。
I. 四季
日本ならではの豊かな四季。日本人は常に自然の美に寄り添い、 表現をしてきました。移り変わる季節を巡ります。
II. 花鳥
花や鳥を描いた日本画の、細やかな部分。大胆さと細密さの中に、しなやかで美しい生命の輝きを見つけます。
III. 風情
四季を、日本人はどのように捉え、愉しんできたのか。 人々の風俗に溶け込んだ、季節感豊かな「装い」、「佇まい」をご紹介します。

<20回目を迎えるホテルオークラ東京独自の絵画展>
ホテルオークラ東京の創業者 大倉喜七郎は、横山大観などの日本画家たちを全面支援し、1930年にイタリア・ローマにて「日本美術展覧会」を開催するなど美術をはじめとする芸術への造詣が深く、「ホテルは人々が集い、文化・芸術が交流する場である」という強い理念を抱いていました。
その思いを継承し、ホテルオークラ東京では1994年より毎年独自のテーマのもと80~90点程の作品を全国各地の企業・個人所蔵家・美術館より収集し、秘蔵の名品と言われる数々の作品をご紹介する「秘蔵の名品 アートコレクション展」を開催してまいりました。
第1回よりチャリティーイベントとして開催し、第19回までに公開した絵画は1,500点、延べ約48万人のお客様にご来場いただき、総寄付金額は約1億6千8百万円に達しました。
同展における純益の全ては日本赤十字社等を通じて、社会貢献のために寄付いたします。

◆本年の展覧会の見どころ◆ 本展覧会監修:武蔵野音楽大学 熊澤弘
20回目を迎える本年のアートコレクション展は、「日本の美を極める」というタイトルが示すように、日本の美意識が、近代絵画にどのように描写されてきたのかを注目します。

日本の風土は、四季の変化のはっきりした豊かな自然を生み出しました。そして、日本人はその環境の中で、鋭く、きめ細やかな感性を育て上げてゆき、古くから、短歌や俳句などの文学や、四季花鳥図などの絵画などで表現していきました。この感受性は、西洋文明が流入した明治以降の芸術にも息づいているのです。

本展では、この日本独特の美意識が息づく日本近代絵画を、「四季」「花鳥」「風情」というキーワードとともにご紹介します。 鳥や動物、花々の繊細な描写、豊かな風景表現にうつし出される多様な四季、そして、移ろいゆく季節のなかで生きる人々の、軽やかな情趣が映し出された作品を、この機会に是非ご堪能ください。
<主な出展作品>
「四季」より:
横山大観 《夜桜》


昭和4年(1929)紙本着色 六曲一双屏風
大倉集古館蔵
ホテルオークラの創立者・大倉喜七郎の全面的協力によりローマで開催された「日本美術展覧会」(昭和5年[1930])に出品された大観渾身の大作。 金地の大画面のなかで、篝火によって浮かび上がる夜桜が、琳派を思わせる装飾的技法によって見事に描き出されている。世界に向かって「日本の美」をアピールしようとした大観の強い意志を見ることができる作品。

「花鳥」より:岡本秋暉 《花卉孔雀図》

安政4年(1857)絹本着色 掛幅装
松岡美術館蔵
岡本秋暉は江戸時代末期に活動した絵師。江戸の町人出身で小田原藩士の養子となった秋暉は、江戸中屋敷に勤務する傍ら、絵師として活動していた。
秋暉は花鳥画、特に鳥の羽根の美しさを華麗に描くこと岡本秋暉《花卉孔雀図》松岡美術館を得意としており、椿椿山にも並び称されるほどであった。


「風情」より:上村松園 《桜狩の図》

昭和10年(1935)絹本着色 掛幅装
培広庵蔵
20世紀を代表する女流画家として、そしてなにより美人画家として活躍した上村松園。
京都の富裕な町屋の令嬢風俗を中心的な画題とした。日傘をさす振袖の晴れ着を着た娘とその侍女が、桜の花びらの舞う中で歩を進めている印象的な作品。


<見どころなど作品の解説が楽しめるギャラリートーク>
◆どなたでもご参加いただけるギャラリートーク
本展監修者及び専任の学芸員が展覧会の見どころを解説することでご好評いただいているのが「ギャラリートーク」です。作品の見どころや作家の生涯など今回出展された数々の作品をひもとき、展覧会をより深くお楽しみいただけます。
【開 催 日】8月11日(月)・14日(木)・18日(月)・21日(木)・25日(月)・28日(木)
【開催時間】15:00~16:00(受付14:30~) 【定員】各回30名様
※当日、会場受付にてお申し込みください。
※一般鑑賞券でご参加いただけます。

◆夏休みの自由研究にも最適 ~親子でギャラリートーク~
クイズ形式の解説書を用いて専任の学芸員により行われるお子様向けのギャラリートークです。
絵画や画家について学びながら展覧会場をめぐります。発想が柔軟で豊かなお子様に、巨匠たちが残した本物の絵画に触れる機会を作ってみてはいかがでしょうか。
【開 催 日】8月17日(日)・24日(日) 【開催時間】10:30~11:30(受付10:15~)
【定 員】各回20組(40名様) ※保護者の方は、鑑賞券をお求めください。
【解説担当】神津 瑛子

<『第20回 記念特別展 秘蔵の名品 アートコレクション展』 開催概要>
本美術展の純益は、日本赤十字社等を通じて、社会貢献のために寄付いたします。

【開催期間】 2014年8月8日(金)~8月31日(日) 24日間
【開催時間】 9:30~18:30(最終入場18:00)
      ※8月8日(金)は12:00~
【会 場】 ホテルオークラ東京 宴会場「アスコットホール」(別館地下2階)
【主 催】 企業文化交流委員会
【協 賛】 株式会社ホテルオークラ東京、ホテルオークラ共栄会
【監 修】 薩摩 雅登 (東京藝術大学 教授) 熊澤 弘 (武蔵野音楽大学 講師)
【学 芸 員】 神津 瑛子
【学術協力】 金原 宏行(豊橋市美術博物館 館長)
【入 場 料】 入場券)一般 ¥1,200/大学・高校生 ¥1,000/中学生以下無料
   ランチセット券)¥4,000 または ¥6,000
【事 務 局】 株式会社ホテルオークラ東京 営業企画部

<5月15日(木)より前売券販売開始>
【期  間】 2014年5月15日(木)~8月7日(木)
【料  金】 入場券)一般 ¥1,000 /大学・高校生 ¥900/中学生以下無料
       ランチセット券) ¥4,000 または ¥6,000
【販売場所】 ・ホテルオークラ東京
       (本館・別館フロント、本館コンシェルジュデスク、別館ギフトサロン、各レストラン・バー)
      ・チケットぴあ(入場券Pコード:988-865)・ローソンチケット(Lコード:35171)
      ・JTB、JTB総合提携店各店舗 ・JTBエンタメチケット ・e+(イープラス)
      ※ランチセット券の販売はホテルオークラ東京のみの取り扱いとなります。


【ホテルオークラ東京について】
穏やかで安らぎに満ちた、日本ならではのおもてなしのスタイルを表現した本館ロビー。それは、時を越えて輝きを放つ「和の伝統美」の結晶です。伝統を大切にしながらも常に最高の味を求めて前進する料理、癒しや寛ぎを追求した様々なタイプの客室。時代に流されない確かな品位と新しいスタイルが絶妙に交差した本物のオリジナリティが溢れるホテルです。

〒105-0001
東京都港区虎ノ門2-10-4
TEL:03-3582-0111(代表)
アクセス:東京都メトロ銀座線・虎ノ門駅、日比谷線・神谷町駅、南北線・六本木一丁目駅
※いずれも徒歩10分以内
webサイトURL:www.hotelokura.co.jp/tokyo

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