MEMSマイクロフォンで将来の音声対応スマート・ホームの基礎を構築

PR TIMES / 2012年5月7日 10時2分

エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、MEMS
マイクロフォンおよびオーディオ処理に関する世界トップクラスの専門技術に
より、ヨーロッパの研究プロジェクトであるDIRHA(Distant Speech
Interaction for Robust Home Applications)において重要な役割を果たそうと
しています。本プロジェクト(期間3年)は、将来のスマート・ホームにおいて、
人と機械が音声によって自然なコミュニケーションを行うためのソリューション
研究とプロトタイプ作成を目的としています。

DIRHAは、様々なノイズや話す人が複数存在する家庭環境での遠隔音声対話の
課題に取り組んでおり、目標は、いたる所で常に音が聞き取られる音声空間を
作りだすことです。その空間の中では、ユーザが自らの存在を認識させ、かつ発言
内容を把握させるため、マイクに向かって話す必要はありません。住居内の
あらゆる場所で、システムが音響的に接触します。

STのMEMSマイクロフォンの物理的・音響的パラメータは、遠隔音声対話システム
が必要とする難易度の高い条件を完全にサポートしています。小型サイズである
ため、自動化された住居の壁、机あるいは音声対応型生活家電にマイクロフォン・
アレイ全体を容易に組み込むことができます。また、その優れた音響特性を高度
なシグナル・プロセッシング技術と組み合わせることにより、多くの人が存在し
音楽が流れている部屋の中でも、数メートル離れた特定の人を識別し、発言内容を
把握することが可能になります。

遠隔音声対話機能が、人間と機械の対話方法を劇的に変化させ、高齢者や身体
障害者の生活を大きく革新する可能性があります。また、遠隔音声対話システム
は、住居だけでなく、ロボット、遠隔会議システム(テレプレゼンス)、監視、
産業オートメーション等での利用も考えられています。

DIRHAは多数の作業パッケージから構成されており、全期間は36ヶ月、
プロジェクト総費用は480万ユーロです。主な研究分野は、多チャネル音声処理、
遠隔音声認識・理解、スピーカ認識・照合、および4ヶ国語(ドイツ語、
ギリシャ語、イタリア語、ポルトガル語)の音声対話等です。最終プロトタイプ
は試験用の住宅に設置され、実際に住むユーザによって評価されます。

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