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IP Infusion、London Internet ExchangeのWhite Box型ネットワークソリューションの導入をEdgecore Networksと共同で完了

PR TIMES / 2021年5月12日 19時15分

― LINX Manchesterがベンダーロックインを排除し、ネットワークの処理能力向上とジリエンス強化を実現 ―

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)と、従来型およびオープンネットワークソリューションの大手プロバイダーであるEdgecore Networksは、本日、London Internet Exchange(LINX)の相互接続ポイントLINX ManchesterにおけるWhite Box型ネットワークソリューションへの全面的なマイグレーション(移行)が完了したことを発表いたします。



80カ国以上の980を超えるネットワークと相互接続を提供しているLINXは、インターネットエクスチェンジポイント(IXP)サービスの最大手事業者であり、IXPとして、世界で初めてWhite Box型モデルを大規模に導入した事業者です。LINX Manchesterは、120以上の接続ネットワークを有し、そのトラフィックは常時100Gbpsを超えており、2021年4月22日にはピーク時で187.14Gbpsを記録し、欧州における最もトラフィックの活発なIXPの一つです。

LINX Manchesterの White Box 型ネットワークへの移行プロジェクトの目的は、2018年にLINXの新ロンドン相互接続プラットフォーム(LON2)に導入したWhite Boxの適用を更に拡大させることでした。LINXは、Edgecore NetworksのオープンネットワークスイッチとIP Infusionのネットワークオペレーティングシステム(OS)「OcNOS(R)」を採用することで、TCO(総所有コスト)を削減するとともに、より高品質なサービスを顧客に提供できるようになりました。

LINXは、LINX Manchesterに設置したLON2をEdgecore NetworksとIP Infusionのソリューションでミラーリングすることで、ネットワークの柔軟性を高めるとともに、相互接続に冗長性を採用して従来のSPOF(Single Point of Failure、単一障害点)を解消することで、加入者にとっての価値を継続的に提供できるようになりました。また、これらの大規模なネットワークサービスの大幅なアップグレードを、単一サプライヤーに依存することなく、Edgecore NetworksとIP Infusionによる自由度と拡張性の高いソリューションにより実現することができました。

LINX 主席ネットワークエンジニア Mark Lloyd氏は、
「Edgecore NetworksとIP InfusionによるWhite Box型ネットワークソリューションはコスト効率に優れており、当社は長期にわたり技術の向上と能力の強化を迅速に行うことができるようになりました」と述べています。

Edgecore Networks 最高経営責任者(CEO) George Tchaparian氏は、
「この度のLINXの重要な移行プロジェクトにEdgecore Networksが貢献できたことを誇りに思います。LINXは、Edgecore NetworksのハイパースケールなオープンスイッチとIP Infusionの堅牢かつ高機能なネットワークOSにより、より柔軟性に優れたサービスをより低コストで提供できるようになりました。LINXは、IXPにオープンネットワークアーキテクチャを導入したパイオニアであり、他の事業者が同社の革新的なモデルを採用していくことを期待しています」と述べています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「LINX Manchesterにおける移行は、ミッションクリティカルなアプリケーションへのWhite Box型ネットワークがもたらすメリットを改めて実証しています。また、White Box型ネットワークソリューションの導入による既存ネットワークのアップグレードを検討している世界中の他のサービスプロバイダーにとって、優れた事例となります」と述べています。

■Edgecore Networksについて
Edgecore Networks Corporationは、大手ネットワークODMであるAccton Technology Corporationの100%出資子会社です。Edgecore Networksは、世界中のチャネルパートナーやシステムインテグレーターを通じて、データセンター、サービスプロバイダー、エンタープライズ、中小企業(SMB)の顧客向けに、有線/無線ネットワーク製品およびソリューションを提供しています。Edgecore Networksは、フルラインナップのオープンWi-Fiアクセスポイント、パケットトランスポンダ、仮想PON OLT、商業用とオープンソースのネットワークOSおよびSDNソフトウェアを選択できる1G/10G/25G/40G/100G/400G対応のOCP-ACCEPTED™スイッチを提供する、オープンネットワーキングのリーダーです。
https://www.edge-core.com/

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Box型ソリューションを提供しています。IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」および「Commercial SONiC Distribution」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS」および「ZebOS(R)」を350社以上の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/
[画像: https://prtimes.jp/i/11476/310/resize/d11476-310-197044-0.png ]

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび350社以上の企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

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