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資源・素材学会秋季大会において企画発表セッション:「自然力活用型坑廃水処理技術の実用化に向けて」を開催

PR TIMES / 2017年10月10日 10時35分

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、9月27日、資源・素材関係学協会合同秋季大会「資源・素材&EARTH 2017(札幌)」(主催:一般社団法人資源・素材学会、会場:北海道大学)にて、企画発表セッション「自然力活用型坑廃水処理技術の実用化に向けて」を開催し、これまでの研究成果を発表しました。



[画像: https://prtimes.jp/i/12624/314/resize/d12624-314-930520-0.jpg ]


 JOGMECは、鉱害防止事業における坑廃水処理費用の大幅な削減が期待できる自然力活用型坑廃水処理(Passive Treatment)※に関する調査研究に取り組んでおり、現在、休廃止鉱山のサイトで実証試験を行っています。

 今回の企画発表セッションにおいて、JOGMECは、JOGMECプロセス(米ぬかを栄養供給源とするバイオリアクター内で、硫酸還元菌の活性で酸性坑廃水中の金属イオンを不動化する)に関する調査研究の成果として、平成28年より開始している複数の休廃止鉱山でのパイロットスケール実証試験、ベンチスケール実証試験、カラム室内試験等の処理状況やスケールアップによる影響の確認、プロセスの最適化(処理時間短縮)等について報告を行いました。また、海外におけるパッシブトリートメント技術の研究開発・導入事例についても報告を行いました。

 また外部からは、経済産業省の川邊鉱害防止専門職より「鉱害防止に資する国の取り組み」に関する基調講演、産業技術総合研究所の羽部グループ長より「JOGMECプロセスにおける微生物群衆構造解析」に関わる基調講演、住友金属鉱山株式会社の伊藤担当主任より「JOGMECとのパッシブトリートメントの技術開発に係る共同スタディ」に関する基調講演をしていただきました。

 それぞれの報告・講演に対し、およそ50名に及ぶ参加者からは多数の質問・意見が寄せられました。また、企画セッションの最後の総合討論では、JOGMECプロセスの休廃止鉱山への適用可能性や実導入に向けた技術的・経済的な課題について活発な議論が交わされました。

 JOGMECは、鉱害防止対策を支援する唯一の国策実施機関として、自然力活用型坑廃水処理技術の実導入に向けた調査研究を今後も推進してまいります。

※JOGMECの自然力活用型坑廃水処理(Passive Treatment)について
http://www.jogmec.go.jp/mp_control/technology_001.html?mid=pr_171010_02


■JOGMEC企画発表セッション「自然力活用型坑廃水処理技術の実用化に向けて」概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/12624/table/314_1.jpg ]



→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000322.html?mid=pr_171010_02

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