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文芸誌として異例の増刷連発! 本日発売最新号「文藝」冬季号は史上最多応募数から選出された文藝賞受賞作や『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子待望の2作目掲載など盛りだくさん!

PR TIMES / 2020年10月7日 16時15分



河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長小野寺優)が発行する季刊文芸誌「文藝」は、話題沸騰必至のラインナップで冬季号を本日10月7日に発売します。
http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html

[画像1: https://prtimes.jp/api/file.php?c_id=12754&t=animationGifImage&f=agd-12754-317-1.gif&img_id=1602042950599 ]



〇史上最多の応募総数2360作、第57回文藝賞発表。受賞作・優秀作を一挙掲載
新人賞である第57回文藝賞は史上最多の応募総数2360篇の中から選出された受賞作・藤原無雨(ふじわら・むう)「水と礫(れき)」、優秀作・新胡桃(あらた・くるみ)「星に帰れよ」の全文を一挙掲載いたします。磯崎憲一郎・島本理生・穂村弘・村田沙耶香の各選考委員の選評および、受賞者との対談も併せてお読みください。

〇デビュー作でいきなり芥川賞受賞! 『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子第2作目
デビュー作にして文藝賞と芥川賞をダブル受賞、60万部超のベストセラーであり、映画化(11月6日公開)も控えている超話題作『おらおらでひとりいぐも』。その作者・若竹千佐子の第2作目が3年の時を経て遂に発表されます。タイトルは「かっかどるどるどぅ」。新たな語りの可能性を拓く女たちの物語です。本作は今号からの新連載となります。


〇特集は「いま、日本文学は」
いま「日本文学」に何が起きているのか? デビュー20周年を迎えた柴崎友香と、初中編『ぬいぐるみとしゃべる人がやさしい』が話題の大前粟生による対談他、90年代生まれ作家26人アンケート、日本文学を翻訳・編集して海外に届ける翻訳者・編集者17人アンケートなど。


〇芥川賞&文藝賞受賞作家×キーパーソンたちとの対談
文藝賞と芥川賞を受賞した、旬の2人の作家とそれぞれのキーパーソンによる対談を掲載します。
1本目は蒼井優×若竹千佐子。11月6日に映画公開される『おらおらでひとりいぐも』で主人公・桃子さんの若き日を演じた蒼井優とその原作者・若竹千佐子による対談「変わりゆく日本の妻」は、昭和から現代に至る女性像の変化を縦横に語っています。
2本目は櫻井敦司(BUCK-TICK)×遠野遥。デビューから33年を迎え今なお唯一無二の音楽性で第一線を走りつづけるバンドBUCK-TICKのフロントマン・櫻井敦司と、デビューから1年足らず、初ノミネートにして芥川賞を受賞したばかりの遠野遥による初の親子対談。異ジャンル創作者として互いの表現に迫ります。
他、「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」が増刷を重ねる大前粟生の新作中編「おもろい以外いらんねん」(210枚)、好評を博した特集「韓国・フェミニズム・日本」「中国・SF・革命」に続いて、今号より新たに始まった連続企画「韓国・SF・フェミニズム」など。文芸誌ジャンルの新たな扉を開く「文藝」にご期待ください。
http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html


[画像2: https://prtimes.jp/api/file.php?c_id=12754&t=animationGifImage&f=agd-12754-317-1.gif&img_id=1602042950599 ]


【書誌情報】
「文藝 2020年冬季号」
雑誌/A5/472ページ
雑誌コード:07821-11
発売日:2020.10.07
定価:1,485円(本体1,350円)
http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html

今号の目次はこちら。
【創作】
大前粟生「おもろい以外いらんねん」(210枚)
幼馴染の咲太と滝場、高校で転校してきたユウキの仲良し三人組。滝場とユウキはお笑いコンビ〈馬場リッチバルコニー〉を組み、十年後の今も活動中だがうまくいかない。タッキー、俺はおまえに、おまえの、俺らのダメだったところを言うから。優しさの革命を起こす大躍進作。
〈新連載開始 文藝賞・芥川賞受賞第一作〉
若竹千佐子 「かっかどるどるどぅ」
【第一回】山鳥の尾のしだり尾の
ひとりの人間の底には、大勢の人の魂がいるのと違うかな─文藝賞受賞のデビュー作『おらおらでひとりいぐも』から三年。黙殺された者たちの声なき声が次々と湧きあがる。新たな語りの可能性を拓く女たちの物語が、いま、目を覚ます!

【史上最多の応募数、2360作 第57回文藝賞発表】
受賞作 藤原無雨「水と礫(れき)」(274枚)
優秀作 新胡桃「星に帰れよ」(116枚)
・選評 磯崎憲一郎/島本理生/穂村弘/村田沙耶香
・受賞の言葉/選考経過
・受賞記念対談
穂村弘×藤原無雨「命よりも大切な物語」
島本理生×新胡桃「価値観の隔たりそのものを描く」

【文藝賞作家特別対談】
蒼井優×若竹千佐子「変わりゆく日本の妻」
櫻井敦司(BUCK-TICK)×遠野遥「生まれながらの影響 抱きしめたいほどの虚無」

【特集】いま、日本文学は
〈対談〉柴崎友香×大前粟生
「同じ場所、違う時間を書くこと 二〇二〇年、作家が探す小説の言葉」
〈論考〉
山本貴光「あるべきものからの距離 遠野遥を読む」
金田淳子 「『かか』『推し、燃ゆ』は実質『範馬刃牙』であり、私は本部以蔵だった」
〈掌篇〉
金子薫「スカピーノと自然の摂理」
水沢なお「スウィミング」
奥野紗世子「サブスティチュート・コンパニオン」
〈90年代生まれが起こす文学の地殻変動〉
青崎有吾/青羽悠/阿部智里/上畠菜緒/宇佐見りん/大前粟生/岡英里奈/奥野紗世子/金子薫/草野原々/くどうれいん/紗倉まな/佐藤述人/砂川文次/高尾長良/遠野遥/畠山丑雄/雛倉さりえ/ふくだももこ/文月悠光/増島拓哉/三木三奈/水沢なお/三並夏/麦原遼/山下紘加
(評者)倉本さおり・大塚真祐子・大森望・北村浩子・長瀬海
〈総論〉
倉本さおり「「強い」「速い」だけじゃ届かない今へ 令和文学序論」
〈世界に拡がる日本文学の行方 外国語版翻訳者・編集者17人アンケート〉
ユカ・イガラシ/マイケル・エメリック/黄碧君/パトリック・オノレ/ジャンルーカ・コーチ/竹森ジニー/ポリー・バートン/アリソン・マーキン・パウェル/パク・ジア/エミリ・バリストレーリ/ジュリエット・ピキエ/エヴァ・フェッリ/サム・ベット/デビッド・ボイド/エカテリーナ・リャボヴァ/アリスン・ワッツ/王皎嬌
〈批評〉
TVOD「ポスト・サブカル焼け跡派が眺める、現代日本文学風景」
福尾匠「Tele-visionは離れて見てね」
高島鈴「招かれざる客を招く 「週刊少年ジャンプ」・ジェンダー・閉ざされるファンダム」

【連続企画開始!】韓国・SF・フェミニズム
〈小説〉デュナ(斎藤真理子 訳)「盗賊王の娘」
〈エッセイ〉藤井太洋「韓国SF界が踏み出した第一歩」
〈特別企画〉住本麻子(構成)・すんみ(取材・翻訳)
「現実を転覆させる文学 現地の編集者に聞く、韓国SF小説の軌跡」

【短篇】須藤洋平「六本目の繊細な指」
【連載】
絲山秋子「まっとうな人生」【第5回】
町田康「ギケイキ」【第31回】
文態百版「過去の忘却に抗うこと/未来をプロトタイピングすること 2020年6月~9月」山本貴光
【書評】
池澤夏樹『ワカタケル』【評】三浦佑之
北野武『浅草迄』【評】細馬宏通
桐野夏生『日没』【評】星野智幸
王谷晶『ババヤガの夜』【評】宇垣美里
高山羽根子『暗闇にレンズ』【評】水上文
町屋良平『ふたりでちょうど200%』【評】清田隆之
木下古栗『サピエンス前戯』【評】乗代雄介
チョン・イヒョン 斎藤真理子訳『優しい暴力の時代』 【評】都甲幸治
早助よう子『恋する少年十字軍』【評】三宅唱

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