太陽エネルギーの利用効率を高めシステム・コストを低減する最新のクール・バイパス・スイッチを発表

PR TIMES / 2012年9月11日 10時10分



~ 太陽光を高品質・高効率なエネルギー源に変える
内部損失の小さなクール・バイパス・スイッチ ~

エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、太陽
電池モジュール向けに、高効率クール・バイパス・スイッチの最新製品ファミリ
を発表しました。新製品ファミリは、最終ユーザに届けられるエネルギーの取得
効率を高め、再生可能エネルギーの取得に必要なコストをさらに引き下げること
を可能にします。また、業界最小のSTのバイパス・スイッチは、太陽電池
モジュールに直接内蔵できるため、設置の複雑さや設備購入費用を軽減します。

STのクール・バイパス・スイッチは、高効率なパワースイッチ機能と高度な制御
機能を1パッケージに集積しており、太陽電池パネルのホットスポットやパネル
面を覆う影などによる様々な影響を補正します。この新製品は、従来のバイパス・
ダイオードのエネルギー損失を最大1%減らすことができます。これは、最大
発電量1MWの太陽光発電所の場合、ヨーロッパの平均家庭2軒分の年間総使用電力
(1)に相当します。

新しい技術と制御手法を採用した最新のクール・バイパス・デバイスは、集積
されたパワースイッチのリーク電流(オフ時)と電圧降下(オン時)を低減し、
全ての動作モードでエネルギー損失を最小限に抑えます。また、電力損失の減少
によって、デバイスの温度上昇が抑えられ、製品の信頼性向上および長寿命化に
つながります。同製品を使用することで、太陽光発電設備の寿命は、25年になります。

SPV1512およびSPV1520の最大定格電圧は12Vおよび20 Vです。その他の定格電圧
(最大120V)を持つ製品は、業界標準のD2PAKおよびTO-220ACパッケージに搭載
され、2012年末から2013年初旬に発表される予定です。

SPV1512は、非常に小型のVFQFPNパッケージ(5 x 6 x 0.75mm)で提供される
ため、バイパス回路を各ソーラーパネルの背面に構築することができます。これ
により、多数のジャンクション・ボックスや相互接続が不要になるため、設計・
設置が簡略化され、各パネルのコストを5%程度低減することができます。

再生可能エネルギーの効率と気候変動

国際エネルギー機関(IEA)によると、太陽電池パネルを使用した太陽光発電
システムは、過去10年間で最も急速に成長している再生可能エネルギー技術で、
現時点で設置済みの総発電量は約65ギガワットとなっています。IEAのETP 2012
(2012年エネルギー技術展望、 http://www.iea.org/etp )は、太陽光発電
システムのコスト削減および発電量増加に向け、継続的な投資を呼びかけて
います。この投資は、2050年までにエネルギー関連の二酸化炭素排出量を2009年
比で50%以上減らし、地球の気温上昇を2℃以内に抑えるために必要です。

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