【報道参考資料】エボラ出血熱・リベリア 感染4カ国で最多の死者、感染拡大中

PR TIMES / 2014年8月21日 15時52分

夜間外出禁止令などで社会的混乱も



※本信は ユニセフ・リベリア事務所の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文をご入用の場合は 広報室(後述)までお問い合わせください


【2014年8月20日 モンロビア(リベリア)発】

エボラ出血熱の感染が確認された4カ国で、最も多くの死者が出ているリベリア。感染
拡大阻止のために、夜間外出禁止令や感染が広がっている地区の隔離などの対策が
取られた結果、社会では混乱も生じています。

ユニセフは、感染と感染拡大を防ぐため、一般市民に向けた教育・広報活動、隔離用
テントやベッドの提供を含め、治療に必要な医療品や予防に必要な消毒用品の提供、
医療従事者への研修・育成などを行っています。

8月20日発表のユニセフ・リベリア事務所による情勢レポート報告書(Special SitRep)
の一部をご紹介します。なお、本報告書の統計は、リベリア保健社会福祉省の報告書
(最新版:8月18日)に基づくものです。


■概要
・8月16日、モンロビアのウェスト・ポイントの住民が、地域で感染が疑われる人を
隔離するために設置された臨時受入センターを襲撃し、略奪。この間、患者17名が
脱走したと報じられ、医薬品や備品が盗まれた。8月19日、リベリア政府は患者17名
全員を見つけ出し収容したものの、依然として、これらの患者の隔離場所を巡って
争いが続いている。

・西部のモントセラド県にあるエボラ治療ユニットが拡張され、8月18日より、患者の
受入れ開始。拡張により、120名の受け入れが可能になったものの、感染者は増え続け
ており、すぐに定員に達すると思われる。


■夜間外出禁止令発令、2地区の隔離
・感染者の増加を受け、8月19日、サーリーフ大統領は無期限での8月20日からの夜間
(21時~6時)外出禁止令を発令、
また、すべての娯楽施設の閉鎖と、ビデオセンターの営業を18時までとすることも指示。

・さらに、西部のモントセラド県のウェスト・ポイントと、隣接する西部のマルギビ県
のドロ・タウンの無期限での隔離も宣言、両地区は最もエボラの感染が広がっている。
隔離政策を受け、治安部隊によって両地区への出入りはすべて制限されている。

・8月20日朝、リベリア警察は、ウェスト・ポイントで集まっていた住民を解散させよう
としたところ、住民たちが投石を始め、治安部隊に抵抗したため、警察は空に向けて
発砲し、催涙ガスを発射。負傷者数名が出たと報じられ、緊迫した情勢が続く。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
PR TIMES

トピックスRSS

ランキング