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現場の先生のアイデアから生まれた安価で使いやすいパッケージ型ソフトウェア学校向け新製品・『通学路安全支援システム』をリリース

PR TIMES / 2020年2月12日 11時45分

~茨城県の全小学校へのアンケートも実施、先生との共創で安全・安心をサポート!~

昭文社は、学校の通学路の安全確保を支援する新製品『通学路安全支援システム』を2020年2月12日よりリリースしましたことをお知らせいたします。当社は通学路の安全はもとより、もう一つの喫緊の課題である先生方の働き方改革も含め、教育現場をサポートするサービスの必要性を痛感し、当社CSRの一環として『通学路安全支援システム』を開発、このたびリリースする運びとなりました。なお、本サービスは1月に開催された文部科学省主催の令和元年度「学校安全総合支援事業 全国成果発表会」にてブース展示し、全国の教育委員会や学校関係者の皆さまからも大変高い評価をいただきました。
これまで地図を活用したシステムは高額な開発費が必要でしたが、当社がこれまで培った地図アプリ開発技術と電子地図ソフトの利用を組み合わせることで、導入しやすい提供価格を実現しました。
ご利用方法もPC端末にインストールするだけですので、どなたでも大変簡単で使いやすいパッケージ型のソフトウェアとなっています。またインターネット通信も基本不要なため、情報漏洩のリスクも大きく軽減されており、安心してお使いいただくことができます。



 株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)は、学校の通学路の安全確保を支援する新製品『通学路安全支援システム』を2020年2月12日よりリリースしましたことをお知らせいたします。

)) 本サービス開発の背景 ((
 教育現場における通園・通学途上の安全確保は、非常に大きな社会課題となっております。ここ数年に限っても、登下校時の事件、事故が後を絶たず、先生、保護者の方を始め関係者は対応に追われています。
そうした中、2018年5月に新潟県で発生した女児殺害事件を契機として、より一層の安全確保、体制強化が求められる中で、茨城県の守谷小学校の副校長である吉田克也先生が、当社の地図ソフト『スーパーマップル・デジタル(以下SMD)』を使用した児童の通学路安全管理を考案・実践、その取り組みが評価され、守谷市の全ての小・中学校で採用されることとなり、報道されるところとなりました。
当社のSMD担当部門にたまたま守谷小学校出身者がいたというご縁もあり、吉田先生とお会いする機会を得て、詳しく取り組みについてお聞きした結果、当社として通学路の安全はもとより、もう一つの喫緊の課題である先生方の働き方改革も含め、教育現場をサポートするサービスの必要性を痛感し、当社CSRの一環として『通学路安全支援システム』を開発、このたびリリースする運びとなりました。
なお、本サービスは1月に開催された文部科学省主催の令和元年度「学校安全総合支援事業 全国成果発表会」にてブース展示し、全国の教育委員会や学校関係者の皆さまからも大変高い評価をいただきました。

)) 低価格で導入しやすいパッケージ型ソフト ((
 これまで地図を活用したシステムは高額な開発費が必要でしたが、当社がこれまで培った地図アプリ開発技術と電子地図ソフトの利用を組み合わせることで、導入しやすい提供価格を実現しました。
ご利用方法もPC端末にインストールするだけですので、どなたでも大変簡単で使いやすいパッケージ型のソフトウェアとなっています。またインターネット通信も一切不要(※1)なため、情報漏洩のリスクも大きく軽減されており、安心してお使いいただくことができます。
※1 システムのアップデート等、一部の機能はインターネット接続が必要です。

)) 地図上で生徒の自宅住所と危険箇所を可視化 ((
 児童の氏名や自宅住所と定期点検によって確認された危険箇所を本システム上に登録(※2)することで、リスクの高い通学路を通る児童が瞬時に地図上に展開されますので、横断歩道やガードレールを設置したり110番の家を設置するなど、事件・事故を未然に防ぐスムーズな対応・対策が可能となります。
 また、学校等で設定している通学路だけでなく、児童の自宅から学校に至るまでの経路を登録することで、特にリスクが高まる一人通学の区間等を念頭に置いた危険箇所の抽出も可能となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7916/333/resize/d7916-333-683113-6.jpg ]

 地図上に表示される情報は登録内容に応じて切り替えられますので、例えば、学年別に表示することで帰宅時間が異なる場合のシミュレーションを行えるなど、より実態に即したリスクの可視化と分析、対策が可能になります。さらに登録された情報はCSVファイルや画像として出力※3できますので、校内や各家庭への情報共有や通学路点検時の報告書作成業務の効率化にもお役立ていただくことができます。
※2:人通りが少ない、歩道が無いなど、文部科学省から提示されている通学路点検時のチェックリストに沿った情報登録が可能になっております。
※3:印刷サイズはA3サイズの用紙を組み合わせることで、最大A0サイズの出力まで対応可能です。

)) 茨城県全域の小学校へのアンケート実施 ((
 当社はサービスの開発に当たり「真に教育現場のお役に立てるサービスを開発する」というミッションの下、先進的な取り組みを実践している守谷市を含む、茨城県全域の公立小学校(474校)に対し、昨年10~11月にアンケート調査を実施いたしました。
 うち、57校(11.8%)から回答を得られましたので、主な回答結果を下記にまとめております。

|| 学区(校区)における、通学路の安全にかかわる事件、不審者、危険箇所等についてお聞きします。 (複数回答可)
[画像2: https://prtimes.jp/i/7916/333/resize/d7916-333-347015-5.jpg ]



57校中実に47校が「交通安全上の危険箇所がある」と回答しています。昨今、運転ミスや不注意により、登校時に車が子供の列に突っ込んでしまう事故が目立っており、対策の必要性がうかがえます。
環境のよくない通学路も多い中、不審者の注意情報を出すことも多いことがうかがえ、大きな課題です。



|| 登校班の編成において、PTA、子供会と連携している学校も多いと伺っております。貴校ではどのような連携をされていますか?
[画像3: https://prtimes.jp/i/7916/333/resize/d7916-333-261389-1.jpg ]



現在、集団の登下校がほぼ必須となっていますが、登校班の編成についてはPTA、あるいは子供会との連携を行っている学校が多くなっています。近年、PTAへの参加意識、子供会の加入率が低下している地域もあり、今後同様の施策が継続できるかどうかという課題が浮き彫りになっています。



|| 登下校時の安全確保のため実施している施策があればお選びください。(複数回答可)
[画像4: https://prtimes.jp/i/7916/333/resize/d7916-333-472993-2.jpg ]



事件・事故が報道されるたびに安全対策の強化が叫ばれ、地域の協力を仰ぎながら先生方も街頭に立って、登下校時の安全確保を行っている状況が見て取れます。
地域の特性によって、必ずしも十全な協力体制を構築できなかったり、先生の業務負担が過大となったり、保護者の送迎の負担が増えたり、という問題も、見過ごせないところです。



|| 通学路安全管理など、社会的な要請が高まっている事柄がある中で、働き方改革も求められていることと思います。その両立についてお聞きします。
[画像5: https://prtimes.jp/i/7916/333/resize/d7916-333-853181-0.jpg ]



学校現場でも大きな課題となっている「働き方改革」ですが、実際、57校中25校より、増え続ける責任・要請と働き方改革施策の両立に苦慮しているとの回答が寄せられました。
安全確保は最優先されなければなりませんが、先生方の業務環境の改善も、当然必須課題です。



|| 通学路安全管理について、先生のご負担をお聞きします。
[画像6: https://prtimes.jp/i/7916/333/resize/d7916-333-364110-4.jpg ]



更に、通学路安全管理において、どのくらい先生方のご負担が大きいか、具体的にお聞きしましたところ、57校の過半、32校が、地図管理・家庭訪問・危険箇所チェックなど、負担が非常に大きい、との回答となっています。効率的かつきめ細かい通学路安全管理が求められていることがうかがえます。



|| ほか、フリーアンサーで記載された回答内容


非常に重要な問題であるが、どんどん高度な対応が求められており、手が回らなくなってきている。
学区が広く見守り巡視等が大変。
法律上、登下校も学校の管理下ということになっているが、実際には相当難しい。
各学年での校外学習や学習内容にも(登下校時の安全教育を)組み入れている。


これらアンケートの結果を踏まえ、真に学校現場で役立つ「通学路安全支援」を実現すべく、本システムを開発いたしました。

)) 製品概要 ((
|| 商品名  :通学路安全支援システム
|| 製品仕様 :DVDディスク(1枚)
|| 動作環境 :
OS:windows7/8/10 ※Internet Explorer8以降必須 ※日本語版OSのみに対応
CPU:各OSが推奨するCPU
メモリ:各OSが推奨するメモリ容量
空きハードディスク容量:16GB以上
ディスプレイ:1024×768 以上 True color(32bit)必須
DVD-ROMドライブ:必須(インストール時)
※通学路安全支援システムの動作には、(株)昭文社の電子地図ソフト「スーパーマップル・デジタル」が必要です。
|| 販売開始日:2020年2月12日
|| 販売価格 :50,000円(税抜)
※通学路安全支援システム+スーパーマップル・デジタル1本付き
※発売開始キャンペーンとして、2020/3末までのお申込みに限り特別価格39,500円でご提供します!
|| 製品紹介サイト:https://www.mapple.co.jp/biz/service/digital/other/tsugakuro/
|| 本製品のお申し込み・お問い合わせは下記まで
株式会社昭文社 事業開発部 通学路支援システム担当
住所:〒102‐8238東京都千代田区麹町3-1
TEL:03-3556-8166
Mail:gis@mapple.co.jp

 当社は、今後もこのような社会に存在する様々な課題やニーズに沿った製品・サービスをご提供することで、当社の持つ地図や情報の価値を最大限に活用し、地域社会の課題解決や発展に貢献する企業を目指して参ります。

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