80万人が読んだ「一生モノの課題図書」、ついに完結。ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』本日発売です!
PR TIMES / 2021年9月16日 11時0分
〈ぼくイエ〉の愛称で親しまれた累計87万部のベストセラー。2年ぶりの続編にして完結篇が本日刊行されました。
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「Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞2019」をはじめとする11の文学賞を受賞したベストセラー、ブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。単行本・文庫・電子書籍を含め累計87万部を突破した〈ぼくイエ〉の完結編『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』が本日、9月16日に刊行されました。
「ぼく」は13歳になった。そして親離れの季節がやってきた。80万人が読んだ「一生モノの課題図書」、ついに完結。
13歳になった「ぼく」の日常は、今日も騒がしい。フリーランスで働くための「ビジネス」の授業。摂食障害やドラッグについて発表する国語のテスト。男性でも女性でもない「ノンバイナリー」の教員たち。自分の歌声で人種の垣根を超えた“ソウル・クイーン”。母ちゃんの国で出会った太陽みたいな笑顔。そして大好きなじいちゃんからの手紙。心を動かされる出来事を経験するたび、「ぼく」は大人への階段をひとつひとつ昇っていく。
■『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』とは
ブレイディみかこさんがアイルランド人の配偶者との間にもうけた息子さんが、荒れていたことで有名だった「元・底辺中学校」に通うことになり、個性豊かな友人や教員たちと触れ合い、現代社会が抱える問題と直面しながら成長するさまを描いたノンフィクション。小社のPR誌「波」で連載中から、熱狂的な反響が続々届きました。
単行本には、さまざまな著名人から推薦のコメントが寄せられました。
・西加奈子さん(作家)
隣に座って、肩を叩いて、「一緒に考えない」?そう言ってくれました。絶対に忘れたくない、大切な友達みたいな本です。
・中川李枝子さん(児童文学作家)
子どもの感覚に、母ちゃんとともに脱帽。先生方にも、ぜひ読んでほしい。
・三浦しをんさん(作家)
これは「異国に暮らすひとたちの話」ではなく、「私たち一人一人の話」だ。
・高橋源一郎さん(作家)
思わず考えこむ。あるいは、胸をうたれる。そして、最後に、自分たちの子どもや社会について考えざるをえなくなる。
文庫化にあたっても、さまざまな著名人から推薦のコメントが寄せられました。
・小川洋子さん(作家)
まさに今の状況を言い当てている。困難の中でも知恵をしぼれば生きていけるのだ。(TOKYO FM「パナソニック メロディアス ライブラリー」より)
・仲野太賀さん(俳優)
心ない言葉に溢れた現代に、この本に出会えて本当に良かった。
・イモトアヤコさん(タレント)
登場人物のみんなに会って話したくなりました。
■書籍サイト
https://www.shinchosha.co.jp/book/352682/
■特設サイト
https://www.shinchosha.co.jp/ywbg/
(本書2章分&「ぼくイエ1」4章分を試し読みできるほか、著者インタビューや対談など、さまざまな関連読み物を用意しています)
■著者紹介:ブレイディみかこ
ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれ。1996年から英国ブライトン在住。2017年、『子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で新潮ドキュメント賞を受賞。2019年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞、Yahoo! ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞受賞などを受賞。他に、『ワイルドサイドをほっつき歩け』(筑摩書房)、『THIS IS JAPAN ――英国保育士が見た日本』(新潮文庫)、『女たちのテロル』(岩波書店)、『女たちのポリティクス』(幻冬舎新書)、『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』(文藝春秋)など著書多数。
【タイトル】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮社)
【著者名】ブレイディみかこ
【発売日】2021年9月16日
【造本】四六判(208ページ)
【本体定価】1430円(税込)
【ISBN】978-4-10-101752-5
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