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東近江市において、XR技術を活用した観光ツアーを実施

PR TIMES / 2019年11月22日 11時55分

XR(AR/VR)技術を活用して「鉄道むすめ」が名所のガイドを行う新たな観光ツアーを実施

 滋賀県東近江市(市長:小椋 正清、以下 東近江市)、一般社団法人東近江市観光協会(会長:喜多 良道、以下 東近江市観光協会)、凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下凸版印刷)、TIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)、バリューオン株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:筒井 正英、以下バリューオン)は、東近江市が進めている「戦国・琵琶湖体験体感ツーリズム事業」(※1)において、XR(AR/VR)技術を活用した観光モニターツアー(以下 本ツアー)を2019年11月30日から実施します。



 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている五個荘金堂(ごかしょうこんどう)地区の近江商人屋敷「外村繁邸」において、現実の空間にXR技術を用いて近江鉄道の人気キャラクターである「鉄道むすめ 豊郷あかね」を登場させて、来訪した観光客に対し会話や身振りを使って観光案内をします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/339/resize/d33034-339-322994-1.jpg ]


■ 背景
 東近江市は、自然や歴史・文化、ものづくりなどの豊富な地域資源が点在しており、これらの地域観光資源を地域活性化に活用するさまざまな取り組みを行っています。
 本ツアーはこれらの地域観光資源を国内外にアピールして誘客を推進したい東近江市及び東近江市観光協会、バリューオンと、XR技術を観光分野へ展開をしている凸版印刷及びTISが共同で企画しました。また、本ツアーはXR技術を活用した観光案内とともに、東近江市地域の歴史・文化をより深く知ることができる特別体験を組み合わせたツアープラン(※要予約)になっているため、より東近江市を楽しむことができます。
 なお、XR技術は、凸版印刷とTISが2019年3月から提供している遠隔コミュニケーション支援サービス「TeleAttend(テレアテンド)」を活用、登場するキャラクターにはトミーテック株式会社及び近江鉄道株式会社の協力を得て「鉄道むすめ 豊郷あかね」を起用し、また描画には株式会社Live2Dが開発している2Dイラストの立体表現技術「Live2D(R)」を使用して実施します。

■ 観光モニターツアー概要
 XR技術を活用した近江商人屋敷「外村繁邸」の案内だけでなく、戦国由緒地である名勝百済寺の歴史、幾多の優良企業を輩出した五個荘の近江商人文化、勝利の神様で有名な太郎坊宮と神道文化、色彩の美しさが特徴の布引焼など地域の歴史文化を深く味わえる特別な文化体験を実施します。さらに、近江牛はもちろん、美味絶品のビワマスや岩魚といった東近江ならではの食文化を堪能する特別体験もあわせて実施する体験型のツアーになっています。
 また、本モニターツアーでは太郎坊などの各拠点で、多言語音声翻訳アプリ「VoiceBiz(R)」(※2)によるサービス提供を行い、外国人との円滑なコミュニケーションをサポートします。お客さまの要望に応じて通訳ガイドを帯同することも可能です。(※要予約)

ツアー実施期間 : 2019年11月30日(土)から2020年1月31日(日)
参加可能人数 : 20組40名
ツアー詳細情報 : https://www.knowbyheart.world/
申し込み方法 : 上記URLにアクセスして予約

■ XR体験の開催概要
 XR技術を活用した近江商人屋敷「外村繁邸」案内体験は、本ツアー参加者でなくても、誰でも無料で体験することができます。(※入館料別途必要)対象は日本人外国人不問です。ただし、アバターとの会話は日本語のみとなります。
開催日程 : 2019年11/30、12/8、15、22、1/12、19、24、25、26、28、29、30、31の計13日
開催時間 : 午前10時から12時まで及び午後1時から3時まで
開催場所 : 五個荘金堂地区の近江商人屋敷「外村繁邸」
  〒529-1405 滋賀県東近江市五個荘金堂町645
備考 : 近江商人屋敷「外村繁邸」への入館料は別途必要になります。
本モニターツアー以外での対応言語は日本語のみとなります。

■ 遠隔コミュニケーション支援サービス「TeleAttend」の特徴
 「TeleAttend」は、XR(AR/VR)技術を活用して、物理的には遠く離れた別の場所にいる人物が、あたかも同じ空間内に存在しているかのような状況を作り出し、遠隔でのコミュニケーションを可能にする遠隔コミュニケーション支援サービスです。凸版印刷とTISが共同で開発・提供しています。
 「TeleAttend」を活用することで、観光客側は、案内側の人物をキャラクターとしてAR技術で、現実空間に重ねて見ることができ、案内側は、VR空間内に再現された観光客側の状況を把握しながら、説明を行うことができます。位置情報に加えて、音声や動きを相互にリアルタイムで共有すると同時に、音声や動きの情報を記録・蓄積し、再活用することが可能です。
 また、これまでの「TeleAttend」では、ARキャラクターは3Dデータである必要があり2Dデータのキャラクターを用いることはできませんでしたが、株式会社Live2Dの表現技術「Live2D(R)」を活用することで、2Dのキャラクターの利用が可能になりました。これにより、2Dデータしか存在しない、漫画やアニメキャラクターなどによる声優とコラボした企画展や、キャラクターの出身地での観光案内などへの応用が可能になりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/339/resize/d33034-339-638096-0.jpg ]

「TeleAttend」の過去の実証実験は、以下URLを参照下さい。
https://youtu.be/oNhoNSUU1t0

■ 今後の目標
 今後も、XR技術を活用した観光地の誘致促進施策を広げ、東近江市の魅力度向上や特色あるツーリズムの展開を行います。

※1 戦国・琵琶湖体験体感ツーリズム事業
 本年度、滋賀県全域で「戦国」をテーマに開催されている観光キャンペーン「戦国ワンダーランド」の一環として、観光資源を生かした収益性のある新たなツアー造成や滞在時間の増加を目的とする観光資源の掘り起こしなど、既設観光施設、宿泊施設の活用方法の可能性について調査を行う事業です。

※2 音声翻訳サービス「VoiceBiz(R)(ボイスビズ)」
 翻訳可能な言語が30言語から選択でき、固有名詞や定型文の登録に対応した多言語音声翻訳サービスです。翻訳エンジンには、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発を進める、深層学習を用いたニューラル翻訳(NMT)技術を11言語に採用。従来技術に比べ、翻訳精度が大幅に向上しています。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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