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【国立科学博物館 筑波実験植物園】つくばで世界の珍しいラン約500点をご覧いただけます  ~企画展「つくば蘭展」開催~

PR TIMES / 2021年10月21日 14時5分

 国立科学博物館 筑波実験植物園(園長:細矢剛)では、2021年10 月 31 日(日)~2021年11 月 7 日(日)に企画展「つくば蘭展」を開催します。 【URL:http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2021/10orchid/index.html



[画像1: https://prtimes.jp/i/47048/339/resize/d47048-339-cc9e66dfb97a90a93171-5.jpg ]

 世界有数の野生ラン保全施設である筑波実験植物園が保有する「つくばコレクション」から、開花中の貴重な野生種を約 200 点、さらに協力団体の方々が丹精込めて育てた、普段見ることのできない最新の園芸品種、そして失われつつある貴重な古典品種などを約300 点、計約500 点を公開します。また今回は、当園が発見した新種、デンドロビウム・ロゼイオドルムの花の香り物質の紹介、キノコから奪った栄養でつるを20m も伸ばす世界最大の菌寄生植物タカツルランの研究紹介、さらにこれまでに植物園で開花した日本固有の希少ラン科種の写真なども特別に展示いたします。

 本事業を通して、ラン科植物の織りなす驚異的な多様性を楽しんでいただくとともに、本園が取り組む生物多様性の研究と絶滅のおそれのある植物の保全について、ご理解いただければ幸いです。


企画展「つくば蘭展」開催概要
開催期間:2021(令和3)年10月31日(日)~2021(令和3)年11月7日(日)
     計8日間(会期中は休園なし)
開催場所:国立科学博物館 筑波実験植物園(茨城県つくば市天久保4-1-1)
     教育棟、熱帯資源植物温室、多目的温室、園内、研修展示館
主  催:独立行政法人国立科学博物館筑波実験植物園
協  力:つくば洋蘭会、水戸市植物公園蘭科協会、らん友会龍ヶ崎、筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センター、筑波大学芸術系大友邦子研究室、水戸市植物公園、花王株式会社
詳細URL:http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2021/10orchid/index.html



展示内容


(1) 筑波実験植物園 野生ランコレクション公開(多目的温室)
筑波実験植物園で系統保存している世界の野生ラン「つくばコレクション」から、開花中の貴重な野生種を約200点展示。
[画像2: https://prtimes.jp/i/47048/339/resize/d47048-339-c94542490dd39c82994a-6.jpg ]

世界でもっとも長い花のひとつ、パフィオペディルム・サンデリアヌム(Paphiopedilum sanderianum)の垂れ下がった花弁の長さは1mに達します 。


(2)つくば洋蘭会、水戸市植物公園蘭科協会、らん友会龍ヶ崎の作品展示(熱帯資源植物温室)
つくば洋蘭会、水戸市植物公園蘭科協会及びらん友会龍ヶ崎の会員の方々が丹精込めて育てた最新の園芸品種、そして失われつつある貴重な古典品種など、世界の美しいラン約300 点を展示。


(3) 植物園のラン保全と研究 1 年の成果
   「世界最大の菌寄生植物 タカツルランの不思議な暮らし」(多目的温室)

植物なのに葉をもたず、キノコから奪った栄養でつるを20mも伸ばす、奇妙な植物タカツルランの生態を調べました。絶滅寸前の希少植物で、国内ではほとんど見ることができません。実物も展示予定。
[画像3: https://prtimes.jp/i/47048/339/resize/d47048-339-ce297344a3753e52559e-7.jpg ]



(4)ランの香りの体験コーナー「体験(ハート)ランの香りの秘密」(多目的温室)
甘い香り、さわやかな香り…ランはあらゆる植物の中でも最も香りが多彩です。ランの香りの魅惑の世界にご案内します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/47048/339/resize/d47048-339-a52d002169e013450f8b-8.jpg ]

デンドロビウム・ロゼイオドルム(Dendrobium roseiodorum)。当園で研究し2010年に新種発表しました。学名のroseiodorum は「バラの香り」という意味で、妖艶な香りを放ちます。花王(株)との共同研究で、この植物のにおい物質を明らかにした成果を紹介します。


(5)写真展「つくばで咲いた世界のラン-日本固有の希少種-」(教育棟)
筑波実験植物園で咲いた貴重なランの写真を展示。今回は日本固有の希少種を特集します。今回は筑波大学芸術系大友邦子研究室の協力で、日本固有のランを題材にしたデザイン作品も紹介します。


[画像5: https://prtimes.jp/i/47048/339/resize/d47048-339-ee2d91a1c9cac29588cb-9.jpg ]

ヤクシマランは約9000 万年前、地球でもっとも古く登場したランのグループの 1 種で、原始的な姿をとどめています。ラン科進化の研究に欠かすことのできない種類です。



はなかっぱクイズラリー

はなかっぱのマップの指示に従い園内を回りながら、ランにまつわるクイズに挑戦しよう!
(参加者にはプレゼントがあります。)



関連イベント

(1)植物園研究最前線 セミナー「シラン?ワカラン?ランの七不思議」
ランの一生にはたくさんの不思議がある。謎解きに挑む研究の「いま」を紹介します。
日時:令和3年10月31日(日)13:30~15:00
講師:植物研究部 遊川知久
会場:研修展示館3F セミナー室
定員:28名(要事前予約)

(2)植物園研究最前線 セミナー「ラン科クモキリソウ属における菌根菌と菌根形成」
ラン科クモキリソウ属では、どんな菌とどのように共生しているのか。また、分子系統解析、共生培養と形態観察から見えてきた研究成果を紹介します。
日時:令和 3年11月3日(水・祝)13:30~15:00
講師:植物研究部 堤千絵
会場:研修展示館3F セミナー室
定員:28名(要事前予約)

(3)平日限定 来園プレゼント
開催期間中の平日のみ、本企画展のチラシ持参者には教育棟窓口にてプチギフトを進呈します(各日先着100名)。

(4)ランの鉢物等の販売・飲食店
お部屋で楽しむことのできる、色とりどりのランやグッズなどを取り揃えています。


国立科学博物館:https://www.kahaku.go.jp/
国立科学博物館筑波実験植物園:http://www.tbg.kahaku.go.jp/
企画展「つくば蘭展」:http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2021/10orchid/index.html
Facebook:https://www.facebook.com/NationalMuseumofNatureandScience/
Twitter:https://twitter.com/museum_kahaku
Instagram:https://www.instagram.com/kahaku_nmns/
YouTube:https://www.youtube.com/user/NMNSTOKYO

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