「Landport青梅III」 満床稼働開始 シリーズ初の自家消費型太陽光発電システム採用
PR TIMES / 2021年9月21日 19時15分
野村不動産が開発する高機能型物流施設「Landport」シリーズ初の大規模面開発事業が完成
野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:松尾 大作、以下当社)は、当社が手掛ける高機能型物流施設「Landport」シリーズ21棟目となる「Landport青梅III(以下当施設)」が満床稼働開始したことをお知らせします。なお、当施設はシリーズ初の自家消費型太陽光設備を採用しています。
■シリーズ初の大規模面開発事業、環境対応と地域社会との共生に向けた取り組み
当施設は、旧東芝青梅工場跡地の約3.6万坪(約119,965平方メートル )を3期に分割して開発するシリーズ初の大規模面開発事業のIII期棟です。含まれる物件3棟はいずれも利用業種(カテゴリー)を物件毎あるいはフロア毎に特定したカテゴリーマルチ型施設として、「Landport青梅I」は自動車部品等の工業材・保守パーツ用に最適化・「青梅II」は飲料等の重量物の保管・荷役用に最適化、そして当施設は通販用に最適化した施設です。
大規模面開発事業ならではの要素として地域の雇用創出への貢献、周辺地域へ開かれた通路「ツナグロード」の設置や、地域住民が災害時に利用できるかまどベンチを「ツナグロード」に設置するなど、地域社会との共生にも取り組んでいます。エントランスやカフェテリアには、青梅の地形や工芸品をイメージしたデザインを採用、素材には多摩産材を活用するなど、地域の特徴を生かした施設作りを行っています。
当施設では、環境への配慮とランニングコストの削減を目的に、全館LED照明を採用するほか、Landportシリーズ初の自家消費型太陽光設備を採用しています。なお2021年3月現在、Landportシリーズは計18棟に太陽光パネルを設置、年間21,925,777kwhの発電を行っており、野村不動産グループ全体の再生可能エネルギーの活用推進にも寄与しています。
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■仕様・設備
・梁下有効高7.0m / 全面防火シャッター
…自動化機器導入など、柔軟なレイアウト設計が可能となっています。
・立体駐車場棟の併設
…従業員の車通勤にも対応し、雇用確保に貢献しています。
・液状化の可能性が低い強固な地盤
…当該敷地は、「液状化予測図」(東京都)において「液状化の可能性が低い地域」に、「青梅市防災マップ」において浸水想定が無いエリアに区分されており、直接基礎を可能とする地盤です。地域住民が災害時に利用できるかまどベンチを「ツナグロード」に設置し、地域社会との共生にも取り組んでいます。
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■シリーズの今後の展開について
「Landport」シリーズは、利用企業の業種(カテゴリー)を物件毎あるいはフロア毎に特定し、標準仕様にカテゴリー特有の機能を付加したカテゴリーマルチ型施設を中心として開発を進めてまいりました。直近では、EC拡大や在宅勤務・巣ごもり需要増大を背景に物流施設需要が増加するなか、2021年4月以降の2年間で総額約850億円(棟数9棟、延床面積約118,000 坪)の投資を決定※1しています。
加えて2021年からは、ハード面のみならず自動化(省人化・機械化)などソフトサービスも含めた物流オペレーションの最適化を目指し、企業間共創プログラム「Techrum」を開始※2しました。今後もより総合的に物流課題解決に取り組むとともに、入居企業や地域社会の需要に応えながら、事業の拡大を図ってまいります。
※1:野村不動産が開発する高機能型物流施設「Landport」シリーズ 2021年4月以降の2年間で9棟・投資総額約850億円の事業化を決定
https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2021040601819.pdf
※2:物流施設内の自動化機器を活用して物流課題解決を推進する企業間共創プログラム「Techrum (テクラム)」を 2021 年 4 月より開始
https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2021032301818.pdf
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