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ライフスタイルが多様化する現代女性のテレビ視聴傾向が明らかに!

PR TIMES / 2019年7月25日 13時40分

一口に「M1層」「F1層」と言っても、ライフスタイルは様々です。
今回は、「F1層」を3つのライフスタイルに分類し、テレビ視聴傾向にどのような違いが現れるのかを調査しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/983/341/resize/d983-341-927656-0.png ]


今回の調査は、2018年8月6日(月)~9月2日(日)に、関東エリアの民放5局+NHK総合+NHK Eテレで放送された連続ドラマを視聴していた20歳~34歳・女性「F1層」を対象としています。また、ライフスタイル別に「働く未婚女性」、「働く子持ち女性」、「SINKs」(※1)という3つの層に分けて、テレビの視聴傾向を調査しました。
(※1)Single Income No Kids。結婚していて子どもはいない、夫婦どちらかが働いている世帯の女性。

■働くママは録画好き!「F1層」でも違うリアルタイム視聴と録画視聴の傾向!
(図1)


[画像2: https://prtimes.jp/i/983/341/resize/d983-341-755129-3.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/983/341/resize/d983-341-301043-4.png ]

上記グラフは、関東エリア在住の「F1層」の視聴基準を100%としたときの、3つの層におけるリアルタイム視聴(Live)・ 録画視聴(Rec)の割合を示しています。
100%より低ければ、基準より視聴している割合が少なく、高ければ多いという結果です

この結果から、ライフスタイルによって視聴方法に大きな違いがあることがわかりました。
最もLive視聴率が高い層は、「SINKs」。仕事でテレビの視聴時間をとられてしまいがちな他の層に比べて、在宅時間を使って見たい番組をLive視聴できていると言えます。

反対にRec視聴率が最も高いのは「働く子持ち女性」でした。仕事や子育てで自分の時間がコントロールしにくい分、空いた時間を利用して録画した番組を見ていると考えられます。

一方でLive・Rec共に、「働く未婚女性」の視聴率がもっとも低く、日々の仕事で在宅時間が短く、テレビを見る時間が少ない可能性があることが分かりました。
どの層もライフスタイルに合わせて、自分に合った視聴方法を選んでいることが見てとれる結果になりました。


■リアルタイム・録画視聴の傾向が影響!?視聴ドラマタイトルにも変化が!
(図2)
[画像4: https://prtimes.jp/i/983/341/resize/d983-341-308185-5.png ]


[画像5: https://prtimes.jp/i/983/341/resize/d983-341-205051-6.png ]



続いて、ライフスタイルと視聴ドラマの関係性について分析しました。
ライフスタイル別にドラマのトータル視聴率(Live+Rec)をランキングにしたところ、『高嶺の花』、『グッド・ドクター』、『半分、青い。』の順位に違いが見られました。生活リズムや環境によって、ドラマの視聴傾向にも大きな差が生まれている可能性が考えられます。

「働く未婚女性」が一番視聴しているドラマは『高嶺の花』。人気女優・石原さとみさんが主演を務め、かつ「令嬢と冴えない男性との恋愛ドラマ」ということもあり、胸をときめかせながら視聴した世代と言えそうです。

一方、「働く子持ち女性」では、小児外科医が主人公のドラマ『グッド・ドクター』の視聴率が高い結果となりました。小さな子どもを持つ女性にとっては、子どもと接するシーンが多いため、感情移入がしやすい内容だった可能性があります。

最後に「SINKs」は、月~土曜日の8:00~8:15に放送された朝ドラ「半分、青い。」の視聴率が高い結果となりました。「SINKs」は、朝から昼帯での視聴率が比較的高いというデータもあり、朝ドラのような放送形態のドラマと相性が良い傾向があります。

ライフスタイルによって、テレビを視聴する時間や方法、ドラマのジャンルまで違うという、興味深い調査結果になりました。

<結論>

■多様なライフスタイルを送る現代女性は、もはや「F1層」とくくれない!

今回の調査では、「F1層」を3つのライフスタイルに分けることで、テレビ視聴実態をより深く把握することができました。Live派とRec派が明確に分かれただけでなく、視聴するドラマのタイトルまで違うとなると、もはや「F1層」とひとくくりにすることはできないですね。

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