MobileyeとST、運転安全システム用デバイスを100万個出荷
PR TIMES / 2012年10月31日 10時47分
~ 両社が車載用安全システム向け技術で世界をリード ~
高度運転補助システム(ADAS)のリーディング・サプライヤであるMobileyeと、
半導体の世界的メーカーで車載エレクトロニクスをリードするSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、MobileyeのEyeQ(TM)技術を使用して
共同開発した視覚プロセッサ・システム・オン・チップが、世界中で100万台
以上の車両に搭載されたことを発表しました。STとMobileyeは、BMW社、GM社、
Volvo社、Ford社等、同システムを車両に採用する自動車メーカーの増加に伴い、
自動車安全市場におけるプレゼンスの継続的拡大を期待しています。
Mobileyeの最高経営責任者(CEO)であるZiv Aviramは、次の様にコメントして
います。「100万個のデバイスが出荷されたことは、当社の発展と成長の大きな
節目であり、STとの強力なパートナーシップを物語っています。さらに意義深い
のは、世界中の自動車メーカー、各国の議会、および消費者が運転者の安全を
最重要視しており、その取り組みが広がっていることが実証されたことです。
私たちは、この現実を誇ることができます。」
2005年より運転安全技術を共同開発してきたMobileyeとSTは、Mobileyeの先進的
な衝突回避技術とSTのオートモーティブ・グレードの製造技術および専門性を活用
することで、状況をリアルタイムに把握し、運転者と車両にその評価を迅速に
フィードバックする視覚プロセッサを2世代にわたって供給してきました。
第3世代のEyeQ3(TM)は現在開発中で、早ければ2014年に自動車メーカーに導入
される予定です。
STのエグゼクティブ・バイスプレジデント 兼 ヨーロッパ・中東・アフリカ地区
営業・マーケティング担当ジェネラル・マネージャであるPaul Grimmeは、
次の様にコメントしています。「100万個のチップ出荷に到達したことは、
Mobileyeとの強固な関係を示す指標の1つに過ぎません。当社は、Mobileyeとの
重要な取り組みを継続することを大きな誇りとしており、安全性を強化する運転
補助アプリケーションの新分野を協力して開拓することを楽しみにしています。」
業界で高く評価されている車載用ICを設計・製造するSTの強みと、高度な人工
視覚技術に基づく衝突回避システムで世界をリードするMobileyeの主導的地位が
融合した視覚プロセッサEyeQは、車両前方の運転視野を常時モニタし、自動車・
バイク・自転車・歩行者等との衝突前や、方向指示器を使用せずに車線変更しよ
うとする際に、運転者にアラートを発します。またEyeQは、速度制限標識の検出
や、夜間走行中にハイビームとロービームを制御する高度なハイビーム制御機能
を追加することも可能です。EyeQには、2007年に車線逸脱警報、2008年に交通
標識認識および高度なハイビーム制御、2010年にレーダー統合による歩行者検出、
2011年にカメラによる前方衝突警告が導入されました。次世代デバイスには、
カメラによる自動電子ブレーキや、自動運転技術を実現する様々な機能が搭載
される予定です。
Mobileyeについて
Mobileyeは、高度運転補助システム(ADAS)の開発で世界をリードしています。
独自のチップセットとアルゴリズムで駆動するユニークな視覚ベースのプラット
フォームは、第3の目として機能することで衝突の危険を軽減します。Mobileye
の包括的ソリューションは、BMW社、General Motors社、Volvo社、Ford社等、
多くのメーカーの車両に採用されています。また、Mobileyeのソリューションは、
販売代理店を通してアフター・マーケットでも入手可能です。Mobileyeの本社
所在地はオランダで、米国、イスラエル、キプロスおよび日本にオフィスが
あります。詳細は http://www.mobileye.com をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様
なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。
エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアから
スマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や
遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍して
います。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」
の実現に取り組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい
情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください
◆Mobileyeへのお問い合わせ先
Matt Krieger
Finn Partners for Mobileye
Email: matthew@finnpartners.co.il
Tel: +972-544-676-950
◆STへのお客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
オートモーティブ製品グループ
TEL: 03-5783-8260 FAX: 03-5783-8216
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