【報道参考資料】イラク北部・サラーハッディーン県 2カ月包囲下にあったアメルリに人道支援

PR TIMES / 2014年9月5日 14時50分

包囲中、子ども2名、妊婦7名死亡との話も



※本信は ユニセフ・イラク事務所の情報を、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_75532.html でご覧いただけます


【2014年9月3日 エルビル(イラク)発】

9月3日、ユニセフの保健、水と衛生、保護、緊急支援の専門家は、イラク北部の
サラーハッディーン県アメルリへの機関内調査兼支援に参加しました。

今回の支援は、アメルリが8月31日朝に2カ月に及ぶ包囲を解かれてから、初めての
国連による人道支援となりました。

ユニセフは、この2カ月間、3,000人の子どもたちが包囲下で生活していたと推計。
現地の人道状況は、依然として極めて厳しいものです。包囲中、食糧供給は減少、
衛生用品や医療品も不足、安全な飲料水へのアクセスも限られました。

ユニセフは地元行政職員と面会。職員らは、パンと水だけで生活せざるを
得なかった人々を含め、アメルリの住民がおかれていた厳しい状況をユニセフに
伝えました。

アメルリの町には医師はおらず、薬剤師から包囲中、子ども2名と妊娠中の女性7名
が死亡したとの話を聞きましたが、今回の活動中に、この報告の実証には至り
ませんでした。

アメルリの町長は、ユニセフに、食糧と水、医療品を含めた物資の追加提供を要請。
また、町に唯一あった診療所の修復支援も訴えました。町長は、町にある11の
小学校が、新学期を迎えられそうにないことに懸念を示しました。

包囲中、水や電気といった基本サービスは切断されていましたが、徐々に復旧
しています。

包囲が解かれた後の2日間で、ユニセフは、アメルリの住民1万5,000人用に、トラック15台で
100トン以上の物資を発送。


これらの物資には、世帯向けの食糧や診療所用の経口補水キット、緊急用の食糧、
栄養不良児用の治療食、世帯向けの衛生用品の詰め合わせ、飲料水8,490ボトル
などが含まれます。

しかし、これらの物資だけでは不十分です。アメルリの子ども、女性そして家族に、
さらに人道支援物資の提供が必要です。

1月以降、ユニセフはイラク国内で、64万1,243人に緊急支援を行っています。

8月だけで、360トン以上の人道支援物資を、31万4,000人以上に届けています。
これらの物資には、飲料水、高エネルギービスケットといった補助食品、緊急
保健キットなどが含まれます。

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