TIS、コーセーの全社横断のデータ分析プラットフォーム構築を支援
PR TIMES / 2017年11月16日 12時1分
~ 「Amazon Redshift」と「SAP(R) Business-Objects(TM) Business Intelligence」を組合せ、部門ごとに分散していたDWHを統合 ~
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、化粧品大手の株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊、以下 コーセー)の全社横断データ分析プラットフォームを、AWS(アマゾン ウェブ サービス)上で稼働するクラウドDWH(データウェアハウス)「Amazon Redshift」と、BIツール「SAP(R) Business-Objects(TM) Business Intelligence」を組合せて構築したことを発表します。
2017年4月に本稼働したデータ分析プラットフォーム「KOMPAS(コンパス:KOSÉ Marketing Platform for Advanced Strategy)」では部門ごとに分散していたDWHを統合して全社横断でのデータ分析を実現し、営業部門や本社部門で約1200人が活用しています。
「KOMPAS」では、営業担当者が店舗訪問した際に売上状況をビジュアル化したグラフで提示できるなど、データ分析結果の訴求力が大幅に向上しました。また、以前はブランド別の損益情報の確認には帳票を作成するなど手間が必要でしたが、新システムでは必要なときに即座に確認できるようになり、経営情報の分析力強化や効率化にも貢献しています。
<データ分析プラットフォーム「KOMPAS」のシステムイメージ>
[画像: https://prtimes.jp/i/11650/343/resize/d11650-343-415678-0.jpg ]
TISは、本プロジェクトにおいて、店舗支援システム、ERP、百貨店POSなどのデータを集約するETLツール「SAP Data Integrator」の導入や、「Amazon Redshift」と「SAP Business Objects Business Intelligence」を組合せたデータ分析プラットフォームの構築などを行いました。
■TIS選定の理由
コーセーでは、商品の出荷・顧客の購買実績などのデータ分析を、販売実績把握、マーケティング施策立案、新商品開発などに活用してきました。しかし、それらの分析の元となるDWHは個別で構築してきたなどの経緯から、部門ごとに複数のDWHが運用されており、全社的視点のデータ分析には、これらを集約した全社横断のプラットフォームの構築が必要でした。
そこで、同社では全社横断のデータ分析プラットフォーム「KOMPAS」の構築を企画し、リソースを柔軟に拡張できる「Amazon Redshift」の活用と、分析レポート画面の表現力向上と分析のノウハウの全社共有を目的に部門ごとでバラバラだったBIツールを一本化する方針を決定しました。
2015年春に、BIツール選定と「Amazon Redshift」の導入サポートSIベンダーをコンペにて選定し、以下の理由から「SAP Business Objects Business Intelligence」とTISを選定しました。
<「SAP Business Objects Business Intelligence」選定理由>
・既存のシステムと比べて機能面・操作性の再現性が高く、システムの変化に対する利用者の負担が小さい点
・BIツールとしての機能が充実しており、社内開発を想定した際のスキル移行がスムーズな点
<TIS選定理由>
・「Amazon Redshift」とBIツールのトータル環境を構築できる技術力
・「Amazon Redshift」と「SAP Business Objects Business Intelligence」を組み合わせた環境の技術検証を既に済ませていた点
・導入後の社内開発を想定したスキル移行の要望に対する計画の具体性
株式会社コーセー 情報統括部 部長 小椋 敦子氏は、今回のデータ分析プラットフォーム「KOMPAS」構築プロジェクトに関して以下のように述べています。
「TISは事業スキーム、進め方、技術力も含めて手堅い会社という印象ですが、そこで働く一人ひとりの人間は非常に情熱的で、本案件を通じて手を取りあっていける方が多いと感じました。また、AWSJ 社への対応や課題解決のアイディアには技術力の高さを感じました。今後もBIツールに新機能を加えるといったシーンでは、引き続き技術面でサポートをいただければと思います」
本件の詳細は以下URLもご参照ください。
https://www.tis.jp/casestudy/casestudy_100.html
TISの関連するソリューションの詳細は、以下URLをご参照下さい。
「AWSソリューション」
https://www.tis.jp/service_solution/aws_sol/
■株式会社コーセーについて
株式会社コーセーは、 1975年に業界初の「美容液」を世に送り出すなど『美の創造企業』として化粧品の革命を起こし、2016年に創業70周年を迎えた大手化粧品メーカーです。詳細は以下をご参照ください。https://www.kose.co.jp/
TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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