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ダッソー・システムズとAdenグループが新型コロナウィルス対策となるスマートホスピタル向けターンキー・ソリューションを共同開発

PR TIMES / 2020年5月13日 16時45分

・医療施設の建設から運用開始まで100日で実施するソリューションの展開に向けて、Adenグループは企業コンソーシアムを設立
・エンジニアリング、建設、調達から運営、メンテナンスなど、病院の新設に伴うすべてのプロセスにバーチャルツイン・エクスペリエンスを採用
・プラットフォーム上の仮想環境で共同作業に取り組むことが可能、敏捷性を高めて成果を最大化する新たな建設手法に挑む「シティ&インフラストラクチャ」セクターのイノベーターを支援
・ライフサイクル全体のあらゆる分野を統合し、協業を可能にする



[画像: https://prtimes.jp/i/6067/345/resize/d6067-345-978923-1.jpg ]

ダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) とアジア最大規模の総合ファシリティマネジメント会社であるAdenグループは、感染症指定医療機関向けターンキー・ソリューション、「Akila Care」を共同開発する意向を発表しました。このソリューションは、新型コロナウィルス感染症の深刻な被害を受けて、直ちに高度な医療施設を必要としている国が対象です。迅速な展開と運用を特徴とするこの新たな取り組みは、世界に先駆けて数日で確立された武漢市の医療機関向けソリューションの実績を踏まえて立案されたものです。

両社は、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームとAdenグループのAkila Careスマートホスピタル構想を活用して、新しい医療施設の建設に関する設計、施工、運用のプロセスを共同開発しています。「Akila Care」は、100日以内に病院を建設・運営し、その後何年にもわたって稼働させることが可能な病院の設計・シミュレーション・開発のための仮想コラボレーション環境を活用し、施設のライフサイクル全体を通じて運営とメンテナンスを最適化します。共同開発の一環として、両社は医療機器、エンジニアリング、建設を専門とする複数の企業とコンソーシアムを結成し、こうしたソリューションを最も必要とする国に提供します。

Adenグループの共同創始者であるFrancois Amman氏と Joachim Poylo氏は次のように述べています。「新型コロナウィルス感染症との闘いを支援するために決断力と迅速な行動が必要とされる状況の中、デジタル・プラットフォームを活用し、すぐに設置できるモジュラー型の建物を組み立てることで、最先端の医療施設を短期間に施工し、これまでにない速さで全機能の運用を実現できます。 3DEXPERIENCEプラットフォームを使用することで、設計変更の工数削減や、迅速な開発スケジュールの維持、素早く効率的な期日どおりの納入に加えて、将来的なパンデミックに備えて医療施設の管理と安全を長期間維持できるようにするソリューションを開発したいと考えています」

この医療機関向けソリューションが完成すると、各担当者とサプライヤーが共同作業できる仮想環境にアクセスして、病院施設のバーチャルツインを活用することで、空間計画・モジュール設計・陰圧隔離病室・その他機能の最適化、ビル建材の製造・機器製造のシミュレーション・施工の仮想トレーニングを実行することができます。竣工後には、施設と最新鋭の医療機器を連動させたデジタル資産管理ソリューションとして活用し、衛生管理手順のデジタル化と運用や、病院の各フロアで作業するロボットの監視ができます。

ダッソー・システムズの取締役副会長兼最高経営責任者、ベルナール・シャーレスは次のように述べています。「Aden社のAkila Careは、斬新なアプローチに基づく成果ベースの施設管理ソリューションであり、モジュール化されたスマートな施設群と共に展開されます。設計から施工、運用までをデジタルで包括的に統合・管理することで、バーチャルツイン・エクスペリエンスによる最終成果を共有できるため、 (Akira Careのような) 運用に重点をあてたモジュール方式の施設群を展開できます。」

「3DEXPERIENCEプラットフォームを活用する今回の提携は、今後急務となるインフラ開発などの大きな変革の実現においても優れた見本となるでしょう。ダッソー・システムズは、中国・武漢の雷神山医院の換気システム内でウィルスの汚染が拡散する様子をシミュレーションすることで、医療の差し迫ったニーズに対応できることを既に証明しており、今回も医療施設のライフサイクルにおける様々な局面で我々の知識やノウハウを活かすためにAden社と共同で開発を行います。」

※本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳 (抄訳) したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。

詳しくはこちら:
ダッソー・システムズの建設・都市・地域開発業界向けインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス https://ifwe.3ds.com/ja/construction-cities-territories

ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
https://www.3ds.com/ja

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(以上)

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャル ツイン エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の27万社以上のお客様に価値を提供します。より詳細な情報は、www.3ds.com(英語)、www.3ds.com/ja(日本語) をご参照ください。

3DEXPERIENCE、Compassアイコン、3DSロゴ、CATIA、BIOVIA、GEOVIA、SOLIDWORKS、3DVIA、ENOVIA、EXALEAD、NETVIBES、MEDIDATA、CENTRIC PLM、3DEXCITE、SIMULIA、DELMIA およびIFWEは、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ (ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社) またはその子会社の登録商標または商標です。


Adenグループについて
Adenグループは、テクノロジー、エネルギー、持続可能性を重視した建物・都市の最適化を手掛けるファシリティマネジメントのパイオニア企業です。上海に本社を構え、アジアを含めた世界25ヵ国に事業を展開し、中国の80超える都市で活動するAden社は、新型コロナウィルスとの闘いの第一日目から積極的に貢献を果たし、高度に自動化されたデジタル・ソリューションを、専門訓練を受けた現場スタッフのオペレーションと一体化させました。創設20年の歴史と1500社のパートナー企業、そして26000名の従業員を誇るAden社は、セクターを超えたファシリティ・オペレーションに関する深い知識と、世界中のあらゆる環境にソリューションを提供できる強力なネットワークを有しています。詳細は、adenservices.com をご参照ください。

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