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転職サービス「doda(デューダ)」 2019年12月 転職求人倍率 3.15倍(前月比+0.34ポイント)

PR TIMES / 2020年1月20日 12時5分

~求人倍率は過去2番目の高水準。2020年、企業の採用に対する姿勢は慎重な傾向に~

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」< https://doda.jp >は、2019年12月の転職求人倍率をまとめた「doda 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※ 転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、dodaエージェントサービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>



■2019年12月の概況
2019年12月の転職求人倍率は、前月比+0.34ポイントの3.15倍となりました。求人数は前月比100.0%、前年同月比106.6%となりました。転職希望者数は前月比89.4%、前年同月比101.9%でした。
業種別では、「その他」を除く8業種のうち「メディア」「金融」「小売・外食」「サービス」の4業種で求人数が増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「小売・外食」(前月比103.8%)、「メディア」(前月比102.1%)でした。職種別では、11職種のうち「営業系」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「販売・サービス系」「事務・アシスタント系」の6職種で求人数が増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「事務・アシスタント系」(前月比110.3%)、「販売・サービス系」(前月比103.1%)でした。

■解説 ~景気の不透明さにより、企業の採用に対する考え方にも変化が~
12月の求人倍率は例年上昇傾向にあり、2019年12月は過去最高を記録した2017年12月の3.16倍に次ぐ高水準でした。求人数は先月から横ばいですが、転職希望者数の減少幅が大きかったため、求人倍率が大きく上昇しました。求人倍率は高水準ですが、求人数の増加は緩やかになっているため、数年前の活況な状態からは変化が見られます。
2013年以降、既存事業のテコ入れや注力事業への投資のために、中途採用を強化する企業が多く、求人が右肩上がりに増加する時期が長く続きました。しかし、2020年は景気の見通しに対する慎重論もあり、直近2~3年に比べて、企業が中途採用を抑える傾向になることが見込まれます。新規の採用ではなく、これまでに採用した社員の定着や育成に力を注ぎ、既存の人員でより高い成果を出そうという考えにシフトする企業が増加しそうです。(doda編集長 大浦 征也)
[画像1: https://prtimes.jp/i/22215/347/resize/d22215-347-d8067872ffea1f0ff559-5.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/22215/347/resize/d22215-347-f9969f4ac723c3c43eb3-6.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/22215/347/resize/d22215-347-6a8ff3965169dfd1b403-4.png ]

※ dodaサイトでご覧いただける「doda転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/index.html
※ 調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。

■2020年上半期 転職市場予測
~2020年に突入し、企業の採用活動は落ち着きを見せ始める。求人数は緩やかに増加~
2020年上半期の求人数は、「変わらない」と「減少」が「増加」を上回る状況となるでしょう。ここ2~3年多くの企業は、「働き方改革」への対応、新しいサービスやプロダクトの開発、また、好調な業績を受けての労働力不足に対応するため、積極的に採用活動を行ってきました。しかし、直近の経済環境の不透明さ、国内景気への慎重論などにより、採用のペースを少し落とし、様子を見る企業が増加する見込みです。
今後は、既存のサービスやプロダクトだけで継続的な成長を見込むのは難しいため、「次の手」を見据える企業が増加し、新しい業界や海外にビジネスを広げようとする動きが活発化すると考えられます。その結果、「マーケティング」「IT」「IPO(株式公開)」「M&A」「海外展開」「法務」をはじめとする専門知識を有する人材のニーズは、ますます高まっていくでしょう。
さらに、企業の人材ニーズの根底には、新しいビジネスを推し進める原動力になってほしいという期待があるため、企業は採用時、個人の仕事への向き合い方や考え方を重視しています。そのため、「自分で考えて動く」ことができる人材も、これまで以上に企業から求められることになるでしょう。(doda 編集長 大浦 征也)
※ 「転職市場予測2020上半期」は、2020年1月8日(水)にdodaサイトで公開しました。
14の業種・職種ごとに詳細な解説を掲載しております。https://doda.jp/guide/market/

■解説者プロフィール doda編集長 大浦 征也(おおうら せいや)

[画像4: https://prtimes.jp/i/22215/347/resize/d22215-347-683170-3.jpg ]

2002年、株式会社インテリジェンス(現社名:パーソルキャリア株式会社)入社。

人材紹介事業に従事。法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティング等を経験した後、キャリアアドバイザーに。転職希望者のキャリアカウンセリングやサポートに長年携わる。担当領域は多岐にわたり、これまでに支援した転職希望者は10,000人を超える。
その後、キャリアアドバイザーの総責任者、法人営業部隊も含めた地域拠点の総責任者などを経て、2017年より現職。営業本部長、事業部長を歴任し、2019年10月、執行役員に就任。
社外にてJHR(一般社団法人人材サービス産業協議会)キャリアチェンジプロジェクト、ワーキンググループメンバー、SHC(公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル)理事にも名を連ねる。

■「doda」について< https://doda.jp
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。

■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」をはじめ、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSシステム「POS+ (ポスタス)」などのサービスも展開しています。

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