【報道参考資料】南アジア・報告書発表 世界最大の子ども人口地域に残る格差

PR TIMES / 2014年9月12日 14時51分

5歳未満で亡くなる子どもは年間200万人以上



※本信は ユニセフ本部の情報を、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集
したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_75730.html でご覧いただけます


【2014年9月11日 ニューヨーク発】

9月11日、ユニセフは報告書「子どもたちの生活の改善を-未来を変えるために-南アジア
での子どもの権利25年(原題:Improving Children’s Lives-Transforming the
Future-25 years of Child Rights in South Asia:表紙を含め81ページ)」を発表。
南アジアではこの25年、子どもたちの保健と福祉に大きな進展があったとする一方で、
依然として格差が顕著であることを指摘しました。

ユニセフ・南アジア地域事務所代表のカリン・フルショフは「南アジアでは毎年、
200万人以上もの子どもが予防可能な病気により、5歳未満で死亡しています。また、
地域の子どもたちの35%以上は、慢性的な栄養不良(発育阻害)にあります」
と述べました。

本報告書は、この25年で、子どもの命や生活に直結する9つの主な問題において進展が
あったと分析し、さらに地域の子どもたちの生活を改善するための方策と提言も
述べています。


主な調査結果は以下の通りです。
・南アジアでは、1歳未満の子ども約800万人が予防接種を受けていない

・南アジアでは、45%以上の少女が18歳未満で結婚、15歳未満で結婚する少女は18% ※1

・南アジアは、世界中で発育阻害(慢性的な栄養不良)の子どもが最も多い ※2

・南アジアで屋外排泄をする人は、約7億人 ※3

・南アジアでは、5歳未満の1億人近い子どもたちが、出生登録をされていない ※4


本報告書は、11月20日に迎える子どもの権利条約採択25周年を記念して、発表されました。
南アジアの国々では、子どもの権利条約を実現すべく、国内法が整備され、子どもの問題
を担当する省庁や監視機関も設置されてきました。

なかには、子どもの権利条約の柱である生存、教育、保護、参加を法的効力のある権利
とするために、積極的な法整備を行った国々もあります。しかし、広範囲にわたる貧困
や格差によって、南アジアでは、何百万人もの子どもたちがその尊厳を阻まれています。
子どもたちは、自身が持つ力を引き出し、自らの人生の選択肢を持つことができて
いません。

PR TIMES

トピックスRSS

ランキング