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新型コロナウイルス再流行に備え医療用マスク、除菌ウェットティッシュの生産設備を導入  つくば工場を増設し備蓄倉庫として安定供給を実現

PR TIMES / 2020年11月19日 12時45分

 アイリスオーヤマ株式会社(本社:仙台市、代表取締役社長 大山 晃弘)は、世界的な新型コロナウイルス感染の拡大と長期化に対応するため、家庭用マスクに加えて、医療機関で不足している「医療用N95マスク※1」と、現在も品薄状態が続いている「除菌ウェットティッシュ」を宮城県角田工場で生産することを決定しました。さらに、「つくば工場」の敷地内に生活必需品の備蓄倉庫として、第2倉庫を増設することで、有事の際に安定供給できるサプライチェーンの構築を実現します。



 アイリスオーヤマ株式会社(本社:仙台市、代表取締役社長 大山 晃弘)は、世界的な新型コロナウイルス感染の拡大と長期化に対応するため、家庭用マスクに加えて、医療機関で不足している「医療用N95マスク(※1)」と、現在も品薄状態が続いている「除菌ウェットティッシュ」を宮城県角田工場で生産することを決定しました。さらに、「つくば工場」の敷地内に生活必需品の備蓄倉庫として、第2倉庫を増設することで、有事の際に安定供給できるサプライチェーンの構築を実現します。

 当社は、これまで中国の大連工場と蘇州工場の2拠点の生産に加えて、角田工場へのマスク生産設備導入により、日本国内に2億3千万枚/月を供給できる体制を構築しています。また、中国での感染拡大時にマスクの重要資材である不織布(メルトブロー(※2)、スパンボンド(※3))の調達が困難になった経緯を踏まえ、同工場内に資材製造設備も新たに導入することで内製化率を高め、中国一国に依存する供給体制を見直しています。

 今後、新型コロナウイルス感染症の第3波やインフルエンザも含めた冬の流行も想定され、医療提供体制の再構築と新型コロナウイルス感染症への一層の対策が急務となっています。医療用N95マスクは、新型コロナウイルスの世界各地での感染拡大により、世界的に不足が続いています。特に医療機関ではN95マスクの使用が推奨されていますが、多くの市中病院では入手しにくい状況が続いています。また、幅広い世代における除菌に対する意識の高まりに伴い、「除菌ウェットティッシュ」をはじめとする除菌関連商品の品薄状態も続いています。

 こうした状況を受け、当社はこのたび「医療用N95マスク」と「除菌ウェットティッシュ」を日本国内で新たに生産します。さらに、マスクを中心とした新型コロナウイルスの感染症対策および生活必需品の備蓄倉庫として活用するため「つくば工場」の敷地内に第2倉庫を増設します。これにより、今後グローバル規模で物流に混乱や遅延が生じるような非常時でも、国民が健康で安心な生活を営む上で重要な製品を安定供給できます。

 当社は今後も、国内における生産拠点等の整備を進め、生活必需品の安定的な供給体制を構築することでサプライチェーンの分断リスクを低減し、国内の生産の滞りない稼働と経済構造の構築に貢献します。

(※1) 米国労働安全衛生研究所が制定した呼吸器防護具の規格基準を満たすマスク。5µm以下の微粒子(飛沫核等)を95%以上捕集することで、着用者のウイルス病原体の感染リスクを低減することができる。
(※2)中間層フィルター
(※3)内側と外側の単層不織布

■角田工場 追加投資概要
所在地     :宮城県角田市小坂上小坂1番
設備投資金額  :約10億円
追加生産アイテム:医療用N95マスク
除菌ウェットティッシュ
生産能力    :医療用N95マスク_1万枚/月
除菌ウェットティッシュ_100万個/月
稼働時期    :2021年秋

■つくば工場 第2倉庫概要
所在地     :茨城県稲敷郡阿見町 大字 星の里26
設備投資金額  :約25億円
延床面積    :17,833平方メートル
新規雇用人数  :50名
竣工時期    :2021年度中
[画像: https://prtimes.jp/i/19955/356/resize/d19955-356-419739-0.jpg ]


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