『第1回 epSITE Gallery Award』に山口梓沙さん「I KNOW IT'S REAL, I CAN FEEL IT.」を選出
PR TIMES / 2021年9月9日 17時15分
- 独自の視点で被写体を捉える表現力や展示プランの編集力を高く評価 -
エプソン販売株式会社のエプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー(東京都千代田区)は、2021年第1期公募展(第24回公募)の応募作品の中から、最も優れた作品として山口梓沙さんの「I KNOW IT'S REAL, I CAN FEEL IT.」を『第1回epSITE Gallery Award』として選出しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/33845/367/resize/d33845-367-8054136d218d06b949a2-0.jpg ]
エプサイトギャラリーでは、2021年度の公募展募集分より、「公募展」に出展が決まった作品の中から、最も優れた作品を「epSITE Gallery Award」として表彰するよう制度の一部を改めました。本制度は、日々の制作活動に加え、表現者としても高い総合力を有する作家の支援を目的に実施しており、選考委員は、写真家・多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授の上田義彦氏とT3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(東京国際写真祭)ファウンダーの速水惟広氏が務められています。
山口梓沙さんは、美術大学でグラフィックデザインを学ぶ中で写真やカメラに出会い、大学3年生の頃から本格的に作品の制作を開始。作品のモチーフは日常の中にあるごく身近なものですが、これまでに見たことがないような独自の視点で被写体を捉えています。写真の構成力も極めて高く、個性的な内容の作品であることが評価され、今回の受賞に繋がりました。
■山口梓沙さんコメント
今回の作品は、具体的な言葉としてのテーマはありません。これまで一貫して行ってきた、身の周りにあるものを撮影することで新しく見つめ直す、という行為を凝縮し、まとめました。普段は作品を写真集にすることを表現の軸としており、エプサイトの写真展では、本が持つ、ページが隣り合う事で生まれる効果や、余白の雰囲気などを大切に、写真集を空間に展開したような展示を考えています。今回の写真展が私にとって国内での初めての個展となりますので、ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。
【選考委員コメント】
■上田 義彦氏 (写真家 多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授)
山口さんの作品は、被写体やテーマ、取り上げる写真の絞り込み方などが適切で、伝えたいことがはっきりと伝わってくる。それでいて、作品の内容は個性的であり、これまでに見たことがないような独自の視点で被写体を捉えていて、どうして、こんな写真が撮れるのか? と不思議にさえ感じるものだ。展示プランでは、写真がさらに厳選されていて、どういった写真を選び、あるいは外すのかといった方向性をより明らかにした上で、作品の構成や配置、大きさといった具体的なプランが明確になっている。ほかの方の作品も多くはオリジナリティに富んだ作品であったが、展示の最終形態までを見通せているものは本作のみであったと思う。おそらく作者は、撮影している初期段階で、おおよそどういった作品になるかといった結論まで見通せている、力のある作家なのだと思う。
■速水 惟広氏(T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO<東京国際写真祭>ファウンダー)
ほかの4名の方と山口さんの最大の違いは、編集力の高さだと思う。「何を撮り」「どれを選んで」「どのように組み合わせるか」といった作業は、写真撮影とは異なる編集の力が求められる。山口さんの場合、特に今回提出された展示プランにおいて、大胆に空間を使っていたのが印象的だった。アワードに応募されたポートフォリオの段階においても、タイトな編集がすでに行われていたが、展示構成案ではさらに作品枚数を絞り、空間を文字通り「間」として活用することで、少ない枚数でも見る人に訴えかける力のある展示になると感じさせるものだった。写真の視点や内容が個性的なこともあり、山口さんならではの面白い展示になると期待している。
『第1回 epSITE Gallery Award』の詳細は、ホームページでご確認ください。
https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/koubo/galleryaward/01/
「エプサイトギャラリー公募展」の募集に関する詳細は、エプサイトのホームページでご確認ください。
https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/koubo/
■山口梓沙 写真展「I KNOW IT'S REAL, I CAN FEEL IT.」開催概要
開催場所:エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル1F
会期:2021年11月12日(金)から2021年11月24日(水)
時間:11:00~17:00
休館:日曜日、弊社指定休館日
注:状況により会期・開催時間を変更する場合があります。会期についての最新情報は展覧会のホームページをご確認ください。
展覧会の詳細は、以下ホームページでご確認ください。
https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/exhibitions/2021/1112/
■山口梓沙(やまぐち あずさ)さんプロフィール
・受賞歴
2017年:キヤノン写真新世紀優秀賞(清水穣 選)
・主な展示歴
2021年:ディスディスプレイ -CALM&PUNK GALLERY(東京)
2020年:夏日离別-明写館(中国)
2019年:showcase #8 共振体-Resonators -eN arts(京都)
https://azusayamaguchi.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【校長就任記念】ハービー・山口 写真展「HOPE 2024 ~希望を撮り続けた50年~」
PR TIMES / 2024年4月16日 11時15分
-
Brillia Art Award歴代大賞受賞アーティストの作品を展示 企画展「Brillia Art Award 大賞展」
@Press / 2024年4月9日 14時15分
-
Brillia Art Award歴代大賞受賞アーティストの作品を展示 企画展「Brillia Art Award大賞展」
PR TIMES / 2024年4月9日 13時45分
-
日本ゼオン、偽造防止にもなる新素材を取り入れたアート作品を世界初披露
PR TIMES / 2024年4月4日 9時45分
-
ハービー・山口氏が日本写真芸術専門学校の新校長に就任
PR TIMES / 2024年3月25日 11時45分
ランキング
-
1全国で閉店相次ぐなか百貨店が“過去最高益” 絶好調の百貨店を支える訪日外国人【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月22日 20時37分
-
2新Vポイント「残高確認できず」 サービス開始初日、運営会社陳謝
共同通信 / 2024年4月22日 23時28分
-
3“グリコ”プリンなどが品切れに “システム障害” 商品の一部が出荷停止 再開までに時間
日テレNEWS NNN / 2024年4月22日 20時31分
-
4常識覆す「豪華すぎるマイクロバス」が登場!座席は「ほぼ全て窓側」特別仕様
乗りものニュース / 2024年4月23日 9時42分
-
5「会社の飲み会」を避ける人は大損している…飲み会は無駄という若手が知らない"お値段以上のリターン"
プレジデントオンライン / 2024年4月23日 6時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください