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THE GALLERY セレクション展砂守勝巳写真展「CONTACT ZONE」を開催

PR TIMES / 2021年3月29日 14時45分

- 没後10年を機に、異なる文化の中で自己と世界を見つめた写真家の生き方を振り返る -

株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:北端 秀行、東京都港区)は、ニコンプラザ東京・大阪の写真展会場「THE GALLERY」にて、砂守勝巳写真展「CONTACT ZONE」を2021年4月13日(火)より開催いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/16573/381/resize/d16573-381-266532-1.jpg ]

●展示概要
故・砂守勝巳は、沖縄米軍に所属するフィリピン人の父と奄美大島出身の母のもとに沖縄で生まれ、父と生き別れた後、プロボクサーとなった。その後、大阪で写真を学び、写真週刊誌の契約カメラマンを経てフリーとなり、自らの個人史を軸にした写真集『漂う島とまる水』で土門拳賞を受賞した。
2009年に砂守が亡くなるまでの3年間、娘のかずら氏が、助手として砂守勝巳の仕事に立ち会い、現在は彼女が作品を整理・保管・研究している。没後10年が経過した今、かずら氏の強い想いを起点に、未発表作を含めて写真を精査し、新たに展示する運びになった。
「コンタクトゾーン」とは、異なる言語や文化が交わっていく接触領域のことを指す。あらゆるものが混淆して線で区切ることのできない「コンタクトゾーン」という渚にこそ、砂守の立脚点があるのではないか。残された作品群は強い記録性に支えられ、移り変わる時代背景のなかでも、その都度、別の輝きを見せる。
この展示が、砂守勝巳という稀有な写真家と、彼の視線の先にあったものをあらためて考える契機になってほしいと願っている。
(監修 石川直樹)

【プロフィール】
[画像2: https://prtimes.jp/i/16573/381/resize/d16573-381-550086-0.jpg ]

砂守勝巳(すなもり かつみ)
1951年 沖縄生まれ。プロボクサーを経て写真家となる。
1982年 大阪・釜ヶ崎を主題とした個展『露地流転』を開催(キヤノンサロン:大阪・銀座など)
1984年7月 大阪『釜ヶ崎』のドキュメント・フォト集『大阪流転』 で月刊プレイボーイ誌(集英社)のドキュメント・ファイル大賞奨励賞を受賞。
1993年 写真展、『漂う島 とまる水』(銀座・大阪ニコンサロン)
1995年 写真展『黙示の町』(銀座・大阪ニコンサロン)
1996年 写真集『漂う島 とまる水』第15回 土門拳賞・第46回日本写真協会新人賞受賞。
2009年6月23日 胃がんにより死去。57歳没

●THE GALLERY セレクション展 砂守勝巳写真展 「CONTACT ZONE」
会  場:ニコンプラザ東京 THE GALLERY、ニコンプラザ大阪 THE GALLERY
展示期間:
東京 2021年 4月13日(火)~4月26日(月)
大阪 2021年 5月13日(木)~5月26日(水)
開館時間:10時30分~18時30分※(日曜日休館/最終日は15時まで)
※状況により変更される場合がございます。最新情報につきましてはホームページをご確認ください。
https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/
<新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止いたしました写真展の会期を変更して開催いたします>

●「THE GALLERY」について
「THE GALLERY」は2017年7月に東京・大阪に開設された、写真文化の普及・向上を目的とする写真展示場です。ニコンの最新機材を用いて著名な写真家が制作した質の高い作品などを展示する企画展の他、ニッコールクラブ会員展、写真団体展などを開催します。

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