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自治体初!オープンイノベーション型の共創・協業を促進! データ利用希望者と提供者のマッチングサイト ひろしまサンドボックス「データカタログサイト」公開

PR TIMES / 2020年10月12日 13時15分

 広島県は,2018年に開始したAI/IoT実証プラットフォーム「ひろしまサンドボックス」の各実証実験のプロジェクトで得られたデータまたはメタデータ(データの目録)を公開し,データ利用希望者と提供者のマッチングさせるひろしまサンドボックス「データカタログサイト」を10月12日(月)にオープンします。



■開発背景

[画像1: https://prtimes.jp/i/13653/382/resize/d13653-382-852456-2.jpg ]

 産業分野を跨った新たなサービスやビジネスの創出(例:医療分野と観光産業の連携による医療ツーリズムの創造など)には,企業同士のデータの共有が必要になってきますが,現在,国内のオープンデータ(条件(注1)を満たせば誰でも自由に入手・利用・再配布などができるデータ)は政府,自治体など公共のものが主流となっており,データの共有による企業同士がオープンイノベーション型の共創・協業を推進する機会は限られていました。
 広島県では,これを問題だと感じ,データ利用希望者と提供者のマッチングさせるひろしまサンドボックス「データカタログサイト」を構築し,まずは2018年に開始したAI/IoT実証プラットフォーム「ひろしまサンドボックス」のモデル実証事業で集めたデータの公開を行うこととしました。

■サイト概要
 「ひろしまサンドボックス」では,農業,水産業,観光,交通,製造業など各産業分野のプロジェクトが続々と進行しています。その各実証実験のプロジェクトで得られたデータ(またはメタデータ)をひろしまサンドボックス「データカタログサイト」上でオープンデータ,シェアードデータとして公開します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13653/382/resize/d13653-382-597056-0.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/13653/382/resize/d13653-382-283702-1.png ]

 本サイトを通じ,企業が共有できるデータ(シェアードデータ)の情報を公開し,ご要望に応じたデータ利用希望者とデータ提供者とのマッチングを行うほか,データの利活用に関するニーズの把握や分析を行うなど,データの流通・利活用の促進に役立てていく予定です。データ利用希望者と共有することで,様々な分野間のデータ連携を促進し,県内外の皆様と共に,オープンイノベーションによる広島発の新たなサービス・ビジネスの創出を支援してまいります。
URL:https://data.hiroshima-sandbox.jp

■今後の活用について
 ひろしまサンドボックス「データカタログサイト」では,多くの自治体オープンデータサイトで利用されている,オープンソースソフトウェアのCKAN(注2)を利用して,データ(またはメタデータ)の公開を行うデータカタログ機能を提供します。本サイトで使用するデータカタログサイトのプログラム(トップページ構造,データカタログ機能)はオープンソースソフトウェアとして公開予定で,広く他の自治体様にもご活用いただけるものを目指しております。

 この分野を超えたデータ連携は,個々のデータを組み合わせ有機的に結合することでデータに更なる価値を付加し,新たなイノベーションやこれまでにない新たなサービスが生まれることを狙ったひろしまサンドボックスの将来像です。この分野間のデータ連携を実現するデータ連携基盤のプロトタイプは,ひろしまサンドボックスのプロジェクトの1つ「異なるプラットフォーム間での有機的なデータ結合を行い,新しいサービス創出に取り組める,データ連携基盤の構築とその実証(参画企業:ソフトバンク,イズミ,中国電力,広島銀行)」において開発され,今回そのプロトタイプの利用を開始するものです。

 今回利用を開始する「ひろしまサンドボックスデータ連携基盤」は本年内閣府で策定されましたスマートシティリファレンスアーキテクチャーホワイトペーパ(20200318版)(注3)で提唱されている都市OSに準拠した機能を有し,今後も用途に応じた機能拡張ができる仕組みで,利用者の方々からのニーズを踏まえ,成長していける基盤になっています。

 広島県では,2019年7月に「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進本部」を設置し,「仕事・暮らしのデジタル化」「地域社会のデジタル化」「行政のデジタル化」という3本柱で取組を進めています。今回のデータ連携によるイノベーションの創出に向けたチャレンジは,DXを推進する上でも重要な要素であり,今回の「データカタログサイト」「データ連携基盤」の取組は,その第一歩でもあります。今後,デジタルトランスフォーメーション推進の基盤として,行政が保有する再利用可能なデータをオープン化し,産学官金民の様々な主体が連携することで,新たなビジネスモデルや,”データ×データ”による高付加価値情報が生まれるデータ連携の仕組みの構築を目指し,取り組んでまいります。

注1:ひろしまサンドボックス「データカタログサイト」で公開するデータのご利用にあたっては,利用規約に同意いただく必要がございます。なお,ひろしまサンドボックス推進協議会に加入されていない方は,加入が必要となります。詳細は,こちらのページで説明しております。
https://data.hiroshima-sandbox.jp/
注2:世界中の行政やユーザグループによって使用されているオープンソースのデータポータルプラットフォームです。
注3:https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/a-whitepaper1_200331.pdf

■参考:ひろしまサンドボックスについて

[画像4: https://prtimes.jp/i/13653/382/resize/d13653-382-848457-3.jpg ]

 広島県内外の企業,大学,自治体等の様々な主体があらゆる実証実験を行うことができる場を構築し,県外からも先進的なスタートアップ企業や専門人材を呼び込み,県内企業等とコラボレーションすることで AI/IoT 等のノウハウや知見を蓄積させ,広島発の新たなソリューションを次々と生み出す共創エコシステムの構築を目指すもの。コンセプトは,「必ずしも,うまくいかなくてもいい。失敗してもいい。」。 作ってはならし,みんなが集まって,創作を繰り返す,「砂場」のように何度でもチャレンジできるオープンな場です。

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