【プレスリリース】1,500万人の紛争下の子どもたち 2014年は子どもたちにとって”恐怖と失望”の年に

PR TIMES / 2014年12月9日 11時32分

世界から忘れ去られた人道危機



※本信はユニセフ本部が配信した情報を元に日本ユニセフ協会 広報室が翻訳・独自に
編集したものです。
※現地の写真や素材をご入用の方は、日本ユニセフ協会広報室までご連絡ください。


【2014年12月8日 ニューヨーク/ジュネーブ発】
ユニセフ(国連児童基金)は本日、2014年は世界中の何百万人もの子どもたちにとって、
恐怖と失望の年であると発表。世界各地で起きている武力衝突が激しさを増し、子ども
たちが争いの当事者である武装勢力によって、強制的に徴用され、故意に標的とされて
いるにもかかわらず、それらの多くの危機がもはや世界から忘れ去られていることに、
警鐘を鳴らしています。

ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、「世界の何百万人もの子どもたちにとって、
壊滅的な年になりました。教室で勉強しているときやベッドで眠りについているときに、
子どもたちは殺害されています。親を亡くし孤児になり、誘拐され、拷問を受け、軍に
徴用され、レイプされ、さらには奴隷として売られている子どもたちがいます。
これほどまでに多くの子どもたちが、言葉にできないほど残忍な行為の対象となった
ことは、最近の記憶にはありません」と述べます。

1,500万人もの子どもたちが、中央アフリカ共和国、イラク、南スーダン、パレスチナ、
シリア、そしてウクライナで起きている紛争や武力衝突に巻き込まれています。
その数には、国内に避難している子どもたち、国外で難民として暮らしている子ども
たちも含まれています。現在、世界で2億3,000万人もの子どもたちが、武力衝突の影響
がある国や地域で生活していると推定されています。


2014年、何百人もの子どもたちが、学校敷地内あるいは登下校中に誘拐されました。
何万人もの子どもたちが軍や武装グループによって徴用されています。学校や保健施設
への攻撃、そして、軍事目的で校舎が利用されるケースがあらゆる地域で増加しています。

・中央アフリカ共和国では、230万人の子どもたちが武力紛争の影響を受け、昨年1年間に
最大1万人の子どもたちが武装グループに徴用されたとみられています。そして、死傷
した子どもの数は430人以上にのぼり、2013年と比べて3倍も増加しています。

・パレスチナのガザ地区では、今夏に起こった50日間の激しい戦闘により、5万4,000人の
子どもたちが家を追われてホームレスとなりました。この戦闘によって殺害された子ども
は538人、負傷した子どもは3,370人にのぼります。

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