「簡素」でシンプルな暮らしが、持続可能への道をひらく。コロナ禍の世界で若者たちの共感を呼んだ「希望の哲学」。 『エレガント・シンプリシティ』11月27日発売
PR TIMES / 2021年11月25日 13時45分
「手」は、ものをつくるために。「教育」は、ゆたかな心のために。「経済」は、みんなのしあわせのためにある。所有し、消費する人でなく、与え、つくりだす人になろう。それが自由への第一歩。
モノを所有し、それを消費するのが日常となったわたしたち現代人は、ほんとうにしあわせでしょうか? 大量生産・大量消費の生活は、かならず弱い立場にある人や自然環境を犠牲にする、と著者は言います。わたしたち日本人には「わび・さび」のセンスを理解する文化があります。装飾をそぎ落とした簡素さのなかに美しさを見出してきたのです。同様に、〈エレガント・シンプリシティ〉という理想を支えているのは、より少ないモノでよりよく生きる技術(アート)です。一度立ち止まって、モノや時間に縛られ追い立てられる生活を見直してみませんか? 本書にはそのためのヒントがぎっしり詰まっています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/18219/410/resize/d18219-410-c62c3a8ac90e928bd3ff-0.jpg ]
本書『エレガント・シンプリシティ 「簡素」に美しく生きる』の著者、サティシュ・クマールはイギリスで、30年にわたり世界中から学生を受け入れている「ホリスティック学」を教える大学院大学「シューマッハー・カレッジ」の創設者であり、世界的に著名なエコロジストです。
インドに生まれ、9歳で修行の厳しさで有名なジャイナ教の僧となり、長い修行生活を送りますが、17歳のときに出合ったマハトマ・ガンディーの書物に感銘を受け、僧院を離れ、還俗して社会のために生きる決意をします。その後、核兵器廃絶のために世界の核保有国を徒歩(しかも無銭)で巡礼するなど、数々の偉業を行いました。
やがて、世界的なベストセラー『スモール・イズ・ビューティフル』の著者E.F.シューマッハーの意思を受けた、イギリスのエコロジー雑誌「リサージェンス」の編集主幹となるとともに、子どものための「スモール・スクール」そしておとなのための「シューマッハー・カレッジ」を創設することになったのです。
本書は、いまなお多くの若者を惹きつけてやまない85歳のサティシュ・クマールの、人生の指標となる珠玉の言葉の数々がちりばめられた、氏の思想の集大成です。
その発想の源は、性善説に基づく知的ムーヴメントは起こせるという理想を追求する強い信念であり、未来には希望があるという、あくまでもポジティブな精神性です。
以下にその言葉のほんの一部をご紹介します。
どなたにも、生涯心に残る言葉が必ず見つかることでしょう。
シンプリシティとは、こころを込めてマインドフルに生きるということ
過剰は混乱を、簡素は清澄を生む。シンプリシティとは物事の限度を受けいれること
シンプルさのあるところには、「ほんもの」がある
人生を複雑で面倒なものにしたくなかったら、「エゴ」から「エコ」へとシフトすべき
私が私で、あなたがあなたであれば、それでいい
大事なことはただ、あなたがシンプルに楽しく暮らすこと。自分がここちよいと思えれば、それで充分
遅かれ早かれ、人間が地球にゆるしを乞うときは必ずくる
愛に条件をつけたとたん、ほんとうの愛は手をすり抜ける
すべての生きものはお互いを養いあっている。これがエコロジー
本書の翻訳者である明治学院大学名誉教授、辻信一さんはあとがきで以下のように述べています。
「シンプルであること」は著者の生涯にわたる生き方の基調だ。
長年にわたる多彩な活動を支え、またその中で育まれ、発酵し続けてきた彼の哲学が、ここに、明快でコンパクトに(そして、シンプルに)まとめられている。(中略)
今ぼくたちは「人新世」という言葉に表される、人類そのものの存続が問われるようなかつてない危機の時代に生きている。コロナ禍は、そのひとつの兆候にすぎないのだろう。悲観や絶望や冷笑的な態度が広がるそんな時代に、サティシュの思想が、いよいよ輝きを放つことになると、ぼくは確信している。
さあ、あなたもあなた自身の答えを見つけるために、この本の中を旅してみてはいかがでしょう?。
12月18日に出版記念のオンライントークショーが開かれます。詳しくは以下URLをご覧ください。
サティシュ・クマールonline talk
ー『エレガント・シンプリシティ』日本語版刊行を記念して
https://satish1218.peatix.com/
<目次>
はじめに さあ、シンプルに生きましょう
第1章 マイ・ストーリー -私の物語
第2章 エレガント・シンプリシティ-「簡素」に美しく生きる
第3章 アーティストたちの社会
第4章 行いのヨガ
第5章 学びと人生
第6章 よき関係 - 私たちはみな、つながっている
第7章 無限の愛
第8章 ゆるしの力
第9章 対立するもの同士のダンス
第10章 ディープ・シーイングー 深く見る
第11章 科学とスピリチュアリティの融合
第12章 ソイル・ソウル・ソサエティー 土と魂と社会
<商品情報>
[画像2: https://prtimes.jp/i/18219/410/resize/d18219-410-6c58406da9d86fbce3dc-1.jpg ]
出版社:NHK出版
発売日:2021年11月27日
定価:1870円(本体1700円+税10%)
判型:四六判
ページ数:224ページ
ISBN:978-4-14-081883-1
URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4140818832
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