イタリアの織機メーカーComez International社がダッソー・システムズの生産計画・管理ソフトDELMIA Ortemsを採用

・細幅織機など織機・編機で広く知られる伊Comez International社が、DELMIA Ortemsアプリケーションを活用し、生産効率を改善し競争力を強化
・製造計画のデジタル化により、予測誤差、遅延、機械のセットアップ時間を削減しつつ、オーダーメイド品の生産量を拡大、
・生産管理手法を刷新したことで、新型コロナウイルス感染症の流行時にも、防護マスク製造用の編機を期限どおりに納品



※本リリースは、仏ヴェリジー＝ヴィラクブレーにて現地時間2022年5月10日に発表したリリースの日本語参考訳です。

ダッソー・システムズ（Euronext Paris: FR0014003TT8, DSY.PA）は本日、フック式縦編み機の製造技術の世界的リーダーであり、Jakob Mueller Groupの一員であるComez International社が、ダッソー・システムズのデジタルプランニングおよびスケジューリングソリューションを活用して、生産効率と競争力を改善していると発表しました。新型コロナウイルス感染症が流行する中で、Comez International社は、自動車、医療、ファッションなどの多岐にわたる業界の顧客に向けて、高品質でオーダーメイドの織機を期限通りに納品することができました。この中にはパンデミック下に需要が急増した防護マスクや弾力性あるイヤーループを製造するための電子編み機も含まれます。
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Comez International社はこの度、ダッソー・システムズのDELMIA Ortemsアプリケーションを導入し、製造計画をデジタル化したことで、生産プロセスの測定可能性、予測可能性、継続性を改善しました。コラボレーティブなデジタル環境でのリアルタイムのデータ更新により、同社は工作機械の所在や稼働状況、作業指示、セットアップ、作業時間など、生産に関する全要素をグローバル規模で把握できるようになりました。これにより、数多くの注文を受けた場合にも、納期や生産のリードタイムにあわせてリソースを割り当てられるよう迅速な意思決定を行うとともに、不測の事態や不確実性を回避し、繰り返しや無駄な時間を削減することが可能になりました。

DELMIA Ortemsアプリケーションの導入以来、Comez International社は予測誤差を30%、生産の遅延を27%、機械のセットアップ時間を20%削減する一方で、生産量を8%増加させました。また、同社は全米製造業者協会の2021 Manufacturing Leadership Awardsにおいて、オペレーショナル・エクセレンス部門を受賞しました。技術主導のリーダーシップと革新および改善へのコミットメントを兼ね備えた、傑出した企業と認められての受賞です。

Comez International社のゼネラルマネージャーであるPaolo Malnati氏は次のように述べています。「当社は、より効率的かつ効果的になり、信頼性の高い実効性ある管理計画を策定する必要がありました。そこで、ダッソー・システムズは理想的なパートナーであり、DELMIA Ortemsアプリケーションは大きな手助けになってくれました。新型コロナウイルス感染症の流行時には、マスク製造機の生産量を倍増させるという、予想外の非常に重要なニーズが発生しましたが、私たちは生産設備を急遽転換し、ごく短期間で2倍の量を生産できるようにしなければなりませんでした。DELMIA Ortemsがなければ、この計画は実現しなかったのでしょう」

ダッソー・システムズの産業機械業界担当バイス・プレジデントであるフィリップ・バーティソルは次のように述べています。「Comez International社は、DELMIA Ortemsを活用して管理能力、戦略的コラボレーション、生産性、可視性、機敏性を高めることで、顧客のニーズに対応しつつ、競争力を強化しています。新型コロナウイルス感染症は、多くの産業機械メーカーに生産スケジュールの難題をもたらした中、Comez International社は顧客満足度、製品品質、競争力、信頼性、効率性に集中し続けることができました。生産に関して、高水準のナレッジとノウハウを企業が体験できるようにするのは、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームとデジタル・アプリケーションだけです」


本事例に関する詳細は、下記のリンク（英語）をクリックしてください。
https://www.3ds.com/insights/customer-stories/comez-international

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