あの「ポン菓子」製造機を発明した“奇蹟の実話”が小説に! 歌川たいじ『バケモンの涙』が6月24日(水)発売
PR TIMES / 2020年7月2日 11時40分
感想文&イラストコンクールも開催中!
一日10万アクセスを記録した「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」の伝説的ブロガーであり、コミックエッセイ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』を描いた漫画家でもある、歌川たいじさんの小説『バケモンの涙』が光文社より6月24日(水)に刊行された。この作品は、日本初のポン菓子製造機を作った“女性起業家”である90代女性への取材をもとに作られたという。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21468/446/resize/d21468-446-105603-0.jpg ]
【あらすじ】
敗色が濃くなった太平洋戦争。日本は未曾有の食糧難に襲われていた。
橘トシ子19歳。大阪の旧家の“いとはん”(トシ子の愛称)は、国民学校の教師となるが、栄養不足で命を落とす子どもたちを何とか助けたいと願うなか、少ない燃料で大量の穀物を食べられるポン菓子の存在を知る。一念発起、ポン菓子製造機を作ろうと使命感に燃え、製鉄所のある北九州に女ひとり乗り込み、工場を立ち上げるために奮闘するトシ子――。
【著者のことば】
「『バケモンの涙』の主人公・橘トシ子のモデルは、日本初のポン菓子製造機を作った吉村利子さんです(1925年生まれ)。初めてお目にかかったときは、すでに90歳を過ぎていましたが、まだ現役でポン菓子製造機の販売をされていました。作業場に貼られた色紙には『ポン菓子こそ我が命』と書かれてあって、じんときてしまいましたね。
戦後70年がすぎて、戦時中の記憶をお持ちの方も少なくなってきました。一方で、戦争はいまでも地球のどこかで起こっています。戦争は所詮、利権争いです。そこに、民間人を含めた多くの命が注ぎ込まれている。そんな奪い合いを是とする背景には、必ず貧困と格差があります。太平洋戦争に突入していった日本もそうでした。
日本はもう戦争に参加することはないと多くの人が考えていると思いますが、その背景となる貧困と格差は日本のあちこちに巣食っています。立ち向かうには大きな課題かもしれませんが、“ひとりの本気”が社会を変えるのだと訴えたい気持ちを抱きつつ、この『バケモンの涙』を書きました。
つまり、吉村さんのような“本気になった人間”を描き、人々の心の中に当たり前にある『なにも変えることなどできない』といった諦めと対抗するエレメントにしたいと思ったんです」(歌川たいじ)
[画像2: https://prtimes.jp/i/21468/446/resize/d21468-446-454340-1.jpg ]
▲物語のモデルとなった吉村利子さんと著者・歌川たいじさん。「吉村さんは南太平洋諸国の貧困者などにもポン菓子製造機を提供されています」。
★作品紹介動画をYouTubeで公開中!
著者・歌川たいじさんの描き下ろしイラストで構成した、『バケモンの涙』の内容紹介の動画をYouTubeで公開中です。https://youtu.be/Z4jQ3HGiaEQ
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Z4jQ3HGiaEQ ]
【著者紹介】
歌川たいじ(うたがわ たいじ)
1966年、東京都生まれ。一日10万アクセスを記録した「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」のカリスマブロガー。『じりラブ』など多くの作品をもつ人気漫画家でもある。伝説的コミックエッセイ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』が映画化され話題となる。2015年に『やせる石鹸』で小説デビューし、『花まみれの淑女たち』に続く本作が小説三作目となる。
【キャンペーン情報】
★『バケモンの涙』感想文&イラストコンクール開催中!
[画像3: https://prtimes.jp/i/21468/446/resize/d21468-446-271675-2.png ]
『バケモンの涙』をお読みになった感想文、またはお読みになってインスパイアされたイラストまたはキャラクターイラストなどを、お寄せください。優秀作には賞品(Amazonギフト券ほか)を進呈いたします。応募期間は2020年8月31日(月)終日まで。詳細は「歌川たいじのWebサイト」をご覧ください。
http://jirilove.juno.bindsite.jp/secure/competition.html
【書籍紹介】
書名:『バケモンの涙』
著者: 歌川たいじ
発売:光文社
発売日:2020年6月24日
判型:四六判ハードカバー
定価:本体1,500円+税
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