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インテックとアグレックス、AI技術を用いたOCRを共同開発、データエントリー事業やRPAへ展開

PR TIMES / 2018年7月9日 14時1分

 TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:北岡 隆之、以下インテック)と株式会社アグレックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:八尾 政範、以下:アグレックス)は、人工知能(以下、AI)を用いたOCR(Optical character recognition)を共同で開発したことを発表します。



1.AIを用いたOCRの特徴
 これまで帳票や申込書等に手書きで記入した住所や名前を、自動的に認識しデータ化することは難しい処理でした。今回開発したOCR技術では、インテックが先進的に研究に取り組み、大学や研究機関と共同研究を重ねてきた画像処理技術に、ディープラーニングをはじめとする機械学習技術を取り入れたことで、手書きの文字認識に対応しました。
 ディープラーニング用の学習データには、アグレックスが創業以来50年以上に渡り蓄積したエントリー経験・ノウハウを取り入れたことで、これまで認識精度が上がらなかった手書きカタカナ文字やクセのある文字、繋がって書かれた文字なども認識が可能になりました。
 これにより、本OCRをデータエントリー事業に活かすことで、業務効率化や労働人口減少への対策、働き方改革の推進、品質向上といった効果が期待できます。

◆本OCR処理イメージ

[画像1: https://prtimes.jp/i/11650/447/resize/d11650-447-126828-0.jpg ]


2.共同開発の経緯
 2017年6月より、インテックとアグレックスはTISインテックグループ内の協業として、AI利用についての共同研究を開始しました。インテックが長年培ってきた画像処理、AI技術と、アグレックスのデータエントリー業界における経験と技術を組み合わせ、新しいOCR開発に取り組みました。2018年4月にはプロトタイプ版が完成し、アグレックス社内でのテスト運用を始めています。

 今後、インテックでは、本OCRとRPA(Robotic Process Automation)を連携した事業の展開を予定しています。
 アグレックスでは、自社商品のCRMマスタファイルと本OCRを連携することでデータ読み取りの精度の更なる向上を図り、データエントリーを始めとしたソリューション展開を目指します。

◆本OCRを活用したデータエントリー処理フローイメージ

[画像2: https://prtimes.jp/i/11650/447/resize/d11650-447-883632-1.jpg ]


インテックについて
 お客さまの経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。特に、データセンター事業は、東京、横浜、大阪、富山などのデータセンターを高速回線で接続した高信頼性サービスを提供しています。インテックは、創業以来50余年にわたって培ってきた技術力をもとに、安全・安心、便利でSmartな、心地よい社会の実現を目指し、挑戦を続けてまいります。

アグレックスについて
 アグレックスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、SS(ソフトウェアソリューション)、SI(システムインテグレーション)を柱とする総合情報サービス企業です。1965年の創業以来、半世紀にわたり、大量のデータを抱える企業の煩雑な業務処理を一手に引き受ける独自のアウトソーシングビジネスを中心に事業を展開し、その後システム開発・運用へとその領域を拡大してきました。アグレックスは、業務処理とITのノウハウを総合化・融合化し、お客様に最適なソリューションを提供し続けます。

TISインテックグループについて
 TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。

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