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キャリアオーナーシップ リビングラボ、「企業の小・中学校向け出前授業に参加する講師役社会人のキャリアに関する意識と行動の変化とパフォーマンスに関する調査研究」を開始

PR TIMES / 2021年8月27日 11時45分

~パーソルキャリアの「小・中学校向け“はたらく”を考えるワークショップ」に参加する社会人を調査~

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎、以下パーソルキャリア)が特定非営利活動法人ミラツク(本社:京都府京都市、代表者:西村 勇也、以下ミラツク)と取り組む、はたらく個人が「キャリアオーナーシップ」を身につけるための環境や体験を創り出す共創型社会実験の場「キャリアオーナーシップ リビングラボ」では、「企業の小・中学校向け出前授業に参加する講師役社会人のキャリアに関する意識や行動の変化とパフォーマンスに関する調査研究」を開始しましたので、お知らせします。




今回の調査では、パーソルキャリアが全国の小・中学校に提供しているキャリア教育 講師派遣授業(出前授業)プログラム「小・中学校向け “はたらく”を考えるワークショップ」に参加する講師役社員を対象に、プログラム参加前後のキャリアに関する意識や行動の変化、仕事のパフォーマンスについて調査するとともに、その後のキャリアについて追跡調査していきます。
調査の内容や得られた結果は、今後「キャリアオーナーシップ リビングラボ」< https://co-livinglab.persol-career.co.jp/ >にて公開していく予定です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22215/477/resize/d22215-477-85001c7c5497f8675f87-0.jpg ]


■調査背景
パーソルキャリアでは、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-という当社のミッションを推進し、働く一人ひとりが自らの機会と可能性を正しく知り、選択し、行動できる「キャリア自律/キャリアオーナーシップがあふれる社会づくり」の一環として、「“はたらく”を考えるワークショップ」を全国の小・中学校に無償で提供しています。ワークショップは、キャリア教育を通じて、小・中学生が自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力、すなわち「生きる力」を養うことを目的としていますが、参加した講師役の社員もよい響影を受けていることがわかってきました。
具体的な影響として、参加した社員からは「小学生になぜ働いているのかを話している中で、あらためて自分がなぜこの会社で働いているのか考えさせられた」といった自己の内省が促されたという声が多くあり、中には、転職も視野に入れて今後のキャリアを考えていた社員がワークショップ参加後、仕事へのモチベーションや生産性が上がり、昇格したケースもありました。
そこで、「キャリアオーナーシップ リビングラボ」では、プログラムに講師役として参加する社員の「キャリアオーナーシップ」や仕事へのモチベーション、生産性などの変化や組織への影響などを本格的に調べることにしました。

■「キャリアオーナーシップ リビングラボ」 共創プロデューサー 伊藤 剛 コメント
企業が小・中学校向けに社員を派遣して実施する出前授業は、子どもたちがさまざまな仕事や働く大人たちと触れ合うことができる貴重な機会です。企業側にとっては、仕事への理解を通じた将来の人材獲得やユーザー獲得、社会貢献など目的はさまざまですが、収益性を重視していないことが多い反面、継続性や普及性が課題になることがあります。
そのため、各企業の活動を継続・拡大させていきたいとしたとき、企業や参加する社員、または送り出す周囲の人々がより活動に積極的になることができる別の動機付けも必要になると考えました。その可能性の一つが「出前授業への参加を通じて社員が『キャリアオーナーシップ』を持ち、自身や周囲の生産性を向上させていく」という仮説です。
ただし、キャリア教育はあくまで、子どもたちが自己の可能性・適性に気づき、「将来の生き方」への興味関心・意欲を持つ内容であることが第一です。そこで今回は、学校に提供する出前授業のプログラムの内容を変えることなく、キャリア教育に参加する社員への効果を調査・検証していきます。
今回の調査を通じて、小・中学校向けのキャリア教育に参加する社員や、参加した社員の所属する組織への良い影響を可視化していくことで、出前授業への参加を自身または社員の「キャリアオーナーシップ」を高める機会と捉え、より多くの個人や企業が小・中学校などで行われるキャリア教育への参加・協力に積極的に関わる一助になればと思っています。
より多くの大人たちが子どもたちのキャリア教育に関わることで、社会全体の「キャリアオーナーシップ」への意識や行動が変化していくことを楽しみにしています。

<伊藤 剛(いとう ごう) プロフィール>

[画像2: https://prtimes.jp/i/22215/477/resize/d22215-477-114534a835e7c672ff6c-1.jpg ]

大学院卒業後、PR会社に入社し、企業広報の専門家としてキャリアをスタート。その後、IMC(統合型マーケティング)を専門的に実践するマーケティング企業のPRプロデューサーを経て、2018年に現職のパーソルキャリアに企業広報・サービスPRの責任者として参画。2019年にパーソルキャリアのミッション -人々に「はたらく」を自分のものにする力を- が制定されたことを機に、「キャリアオーナーシップ リビングラボ」を立ち上げ、共創プロデューサーとして、産官学の外部パートナーと「キャリアオーナーシップ」を探究するさまざまな活動と発信を行っている。このほか、「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」広報責任者、キャリア教育推進グループ マネジャー、ミッション推進統括部、パーソルイノベーション 広報室長などを兼任。

■「キャリアオーナーシップ」とは
「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」報告書(経済産業省、2018年)では、「キャリアオーナーシップ」について「個人一人ひとりが『自らのキャリアはどうありたいか、如何に自己実現したいか』を意識し、納得のいくキャリアを築くための行動をとっていくこと」と説明されています。
一方で「キャリアオーナーシップ」という言葉は日本で生まれた比較的新しい言葉で、話す人の所属する組織や立場、体験などによってそのイメージが少しずつ異なっていたり、その説明においても具体的には一人ひとりがどのような行動をとればいいのかまではぼんやりとしており、「概念の解像度」が低い状態です。
「キャリアオーナーシップ リビングラボ」では、「キャリアオーナーシップ」という概念の解像度を上げることも活動の一つと位置付け、「キャリアオーナーシップ」概念に近接する領域として選定した書籍24冊を元に独自の視点で研究、構造化。その結果を「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念vol.1」として公開しています。

※分類された5つの中心概念の下、より具体的な11項目39要素に整理しています。「キャリアオーナーシップ 5つの中心概念vol.1」の詳細は< https://co-livinglab.persol-career.co.jp/#section3 >を参照ください。

■「小・中学校向け “はたらく”を考えるワークショップ」概要
「“はたらく”を考えるワークショップ」は、パーソルキャリが提供する小学4年生から中学3年生を対象にしたキャリア教育プログラムです。日々さまざまな人や企業の「はたらく」に向き合い続けるパーソルキャリアの社員らが講師を務め、現場で培った経験・知識をもとに、自ら主体的に判断しキャリアを形成していく力を養う授業を行っています。2018年のワークショップ開始以来、全国延べ22校、2,194名の子どもたち(2020年12月時点)に授業を提供しています。
・「小・中学校向け “はたらく”を考えるワークショップ」紹介サイト:
https://www.persol-career.co.jp/service/contents/career-workshop/

■「キャリアオーナーシップ リビングラボ」概要
「キャリアオーナーシップ リビングラボ」は、その人らしい「はたらく」を、自らの意志と行動でつくることができる社会を目指し、人生100年時代の生き方・働き方やジョブ型雇用の議論の中でも一層重要になるといわれている「キャリアオーナーシップ」※1を身につけることのできる環境・体験・学び・制度などについて、さまざまなパートナー企業・団体と探求し、その成果を広く社会に発信していく共創型社会実験の場を提供するプロジェクトです。
「キャリアオーナーシップ リビングラボ」は、「キャリアオーナーシップ」の探究を通じて、未来のキャリアオーナーシップ概念の探索と個人の「キャリアオーナーシップ」を育む新しいはたらき方の提案を目指します。
 そのために、1.周辺概念も対象としたキャリアオーナーシップ概念 探索活動と2.テーマごとにパートナー企業・団体を迎えた実証実験を行い、その結果を発信していきます。

・「キャリアオーナーシップ リビングラボ」サイト:
https://co-livinglab.persol-career.co.jp/ 

1.キャリアオーナーシップ概念 探索活動
 主な活動:書籍分析、当事者インタビュー、有識者ヒアリング、テーマごとの研究会の実施

2.共創型社会実験
 主な活動:ある体験/環境を通じた、個人のキャリアオーナーシップ意識の変化についての検証

※1:例えば、「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」報告書(経済産業省、2018年)では、「『人生100 年時代』においては、個人一人ひとりが『自らのキャリアはどうありたいか、如何に自己実現したいか』を意識し、納得のいくキャリアを築くための行動をとっていくこと、すなわち『キャリア・オーナーシップ』を持つことが重要。」と提言されています。

■NPO法人ミラツクについて< http://emerging-future.org/
NPO法人ミラツクは、2011年に京都府京都市に設立された、セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、年間30社程度の大手企業の事業創出支援、研究開発プロジェクト立ち上げの支援、未来構想の設計、未来潮流の探索などに取り組む組織です。
「既にある未来の可能性を実現する」のミッションの元、東京、京都の2拠点および、沖縄サテライトを中心に、分野、地域、領域横断型の支援事業に取り組みます。また、年次フォーラムをはじめ、異分野の共創による自然なコラボレーションが生まれる分野、地域、領域横断型のプラットフォーム構築に取り組みます。

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。
 パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる持続可能な社会の実現に貢献していきます。

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