コロナ禍における食と金融の価値観の変化調査
PR TIMES / 2021年9月3日 18時15分
コロナ禍で、「食」の“産地や栄養など安心感を重視する層”が増加 「金融」は“金融商材に小さくトライする層”が増加
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、自社が提供している生活者の価値観を見える化するサービス「+FOOD」「+FINANCE」を使用して、コロナ禍の「食」および「金融」の価値観の変化を調査した結果を報告します。+FOODでみる食価値観の変化は2019年3月と2021年3月の調査比較、+FINANCEでみる金融価値観の変化は2020年6月と2021年5月の調査比較を行いました。
【調査結果詳細】
+FOODでみる食価値観の変化
コロナ禍で、食の「産地や栄養など安心感を重視する層」が増加
2019年3月から2021年3月にかけて、食にこだわりがあり、産地や栄養を重視する層(CL1:食は安心・ヘルシータイプ)が増加している。一方で、食へのこだわりが少ない層(CL4:食はコスパ優先タイプ、CL6:食は団らん重視タイプ)が減少した。
コロナ禍で構成比が増加した、CL1(食は安心・ヘルシータイプ)の変化元を確認すると、CL1のまま変化がなかったのは40.9%。変化があった層を分析すると、CL4(食はコスパ優先タイプ)からの変化が20.1%と多い。
・食価値観クラスターの構成比の変化
[画像1: https://prtimes.jp/i/4376/482/resize/d4376-482-b87309f7b8caebadd6f3-1.png ]
コロナ禍で食における品質や健康意識が高い層が増加
コロナ禍でCL1(食は安心・ヘルシータイプ)に変化した層の変化前のクラスターをみると、CL4(食はコスパ優先タイプ)が最も多い。両クラスターの価値観を比較すると、食意識に関しては、CL4に対してCL1は「カロリー/バランス」「コミュニケーション」「食堪能」「素材・産地」に対する意識が高いことが分かる。また、食行動に関する価値観を比較すると、CL1はCL4に比べて、「食への投資」「安心・安全」「健康・美容」に対する意識が高い。自粛生活による生活習慣の変化で、食価値観において健康や栄養、品質を重視する層が増加していると考えられる。
・食価値観クラスターの特性比較(食意識に関する価値観)
[画像2: https://prtimes.jp/i/4376/482/resize/d4376-482-da80d5fb30cf82e014ae-2.png ]
・食価値観クラスターの特性比較(食行動に関する価値観)
[画像3: https://prtimes.jp/i/4376/482/resize/d4376-482-03a5cd23f5dda11aa262-3.png ]
+FINANCEでみる金融価値観の変化
コロナ禍で、金融商材に「チャンスがあれば小さくトライする」層が増加
2020年6月から2021年5月にかけて、金融商品に小さくトライする層(CL8:チャンスがあれば小さくトライタイプ)が増加している。一方で、金融商品に消極的な層(CL4:金融商品に消極的な堅実タイプ、CL5:慎重検討タイプ)が減少した。コロナ禍で構成比が増加したCL8(チャンスがあれば小さくトライタイプ)の変化元を確認すると、CL8のまま変化がなかったのは23.4%。変化があった層を分析すると、CL4(金融商品に消極的な堅実タイプ)からの変化が15.2%と多い。
・金融価値観クラスターの構成比の変化
[画像4: https://prtimes.jp/i/4376/482/resize/d4376-482-416945c34fd10d0512f5-7.png ]
コロナ禍の長期巣ごもり生活の影響で金融への勉強意識が高い層が増加
コロナ禍でCL8(チャンスがあれば小さくトライタイプ)に変化した層の元のクラスターをみると、CL4(金融商品に消極的な堅実タイプ)が最も多い。両クラスターの金融に関する価値観を比較すると、「積極性」「金融リテラシー」「専門家に委託」に大幅な乖離がみられた。CL8が大幅に増加したことから、コロナ禍の長期巣ごもり生活の影響で金融への勉強意識が高い層が増えたと考えられる。
・金融価値観クラスターの特性比較
[画像5: https://prtimes.jp/i/4376/482/resize/d4376-482-b06c4ff5fbb0996ac13c-8.png ]
【調査概要】
■+FOODでみる食価値観の変化
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/4376/table/482_1_96043e29f47768db068c1b866ec21249.jpg ]
■+FINANCEでみる金融価値観の変化
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/4376/table/482_2_d8f9945f4dbd45842aecd1f0334c6490.jpg ]
<参考>+FOOD、+FINANCEとは
LMが独自開発した食、金融に関する価値観判別ロジックで、+FOODではPonta会員を8つの食価値観クラスタ―、+FINANCEでは9つの金融価値観クラスターに分類しています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/4376/482/resize/d4376-482-50b2107869982d77acf8-6.png ]
※両サービスは、Ponta会員規約および個人情報保護法、その他の法令・ガイドラインに則り、データ分析・利活用を行っています。
・関連URL
株式会社ロイヤリティ マーケティング マーケティング詳細紹介サイト:https://biz.loyalty.co.jp/
公開レポート(自主調査結果を掲載):https://biz.loyalty.co.jp/report/
【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】
調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。
マーケティング施策立案にお役立ていただける、より詳細な追加分析レポートをご希望の方は、株式会社ロイヤリティ マーケティング ビジネスデザイン部リサーチ担当部局までお問い合わせください。
lm-sales-research@loyalty.co.jp
※報道関係者の方は、メディア関係者限定公開のお問い合わせ先広報・コーポレートコミュニケーション部にご連絡をお願い申し上げます。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
Pontaのデータアナリストが企業のデータを整形・可視化するマーケティングBI構築サービス「COM-BI」の提供開始
PR TIMES / 2024年4月9日 15時20分
-
『春夏の旅行需要に関する調査』ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジトピ」と共同調査/全体の約4割に春夏の旅行意向があり、10代が最も高い
PR TIMES / 2024年4月1日 16時45分
-
アイドルの推し活に関する調査/推し活経験者2,000名の推しは、過去・現在ともに「アイドル」が1位
PR TIMES / 2024年3月27日 15時45分
-
地域とのかかわりを求めるZ世代 コロナ禍を経て「地域貢献意識」は上昇し、Z世代の男性は4割を超える
PR TIMES / 2024年3月27日 15時15分
-
「高齢者の生きがい等意識調査2024」を発表
PR TIMES / 2024年3月26日 13時45分
ランキング
-
1リッチモンド、顧客満足度1位に「なっちゃう」神髄 目指さずとも…要因は"委ねる"から生まれる主体性
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 10時30分
-
2いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
3「会社の飲み会」を避ける人は大損している…飲み会は無駄という若手が知らない"お値段以上のリターン"
プレジデントオンライン / 2024年4月23日 6時0分
-
4【要注意】自宅に「エコキュートの無料点検をします」と突然の来訪! 悪徳業者の「詐欺」の場合もあるの? 正規業者との見分け方や注意点を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 5時0分
-
5今から家買う人は知らないとマズい「耐震」の真実 過去の大地震の被害データを分析してわかること
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください